弁理士うめざわブログ

特許事務所の弁理士による、特許事務所業界ブログ

2016年度版西新宿7丁目のラーメン屋2

近所のラーメン屋について前回の続きです。
7丁目だけで結構ラーメン屋あるので、
2回に分けて並べることにしました。
間延び感があると良くないのでさっさと終わらせます。

個々の事細かな解説は食べログとか見れば
いい話なので、一覧でリスト化するのと、
自分の相対的な見方をまとめてみることにしました。
2回目は、メジャー度でちょっと落ちる店です。


・風来居 https://tabelog.com/tokyo/A1304/A130401/13001028/

この辺の豚骨だとここが良いかなあと思うのですが、
同僚の評価はあまり良くなかったので、
意見は分かれるかもしれません。まあこってりしてます。
出入りの激しいこの界隈では息が長いです。
卵かけご飯はあえて食べるほどではないかと思いました。


・はな火屋 https://tabelog.com/tokyo/A1304/A130401/13004220/

行列はあったりなかったりで、どんな店だろうとのぞいてみたら、
大盛り無料で650円はまず安いなと言うのが第一印象。
味はと言うと特別個性的な感じではないですが、
普通においしいしょうゆラーメンという感じです。


・えびそば一幻 

こちらは比較的新しい店です。できて以来ずっと人気のようで、
足を運んでみたところ、どんな味なのか、
きっと海老味なんだろうな、と思いながら食べてみたら、
うわー、海老だ、というのを強く感じる味です。
美味しいですけど、それ以上のものはないかもしれません。
龍の家の「うわー、もつだ」というのと対極をなします。
出落ち感というのでしょうか。


・凪 https://tabelog.com/tokyo/A1304/A130401/13141868/

実は今存続している1階の店は行ったことがありません。

よく行っていたのは閉店してしまった2階の店です。
https://tabelog.com/tokyo/A1304/A130401/13121719/

2階は激辛系で1階とは違う系統だったのですね。
辛いのですが、肉の味を強く出しているようで、
そのうま味がいいバランスで出てて、それが自分の中でも
同僚の中でも高評価でした。
しばらく行かないでいたら、同僚が「味が落ちた」
と言うので行かなくなり、その後もさらに落ちていった
という話だったのでご無沙汰になっていきました。
そしたらすっかり閉店です。
ラーメン屋の栄枯盛衰を感じる店の1つです。


・hati https://tabelog.com/tokyo/A1304/A130401/13183210/

高評価だったのが一転閉店となったのはこちらもです。
味は良かったのですが、店員の対応が悪くて腹を立てたりして、
足が途絶えたり、その後再び足を運んだり、の繰り返し
だったのですが、その後閉店。残念がる声が多かったです。
その後2回ラーメン屋が入っていずれも閉店して、
今は別の店になっています。


・古武士 http://www.raumenkobusi.com/

龍の家の場所って、前はこの店だったのですが、
すぐそばに場所を変えたようです。
その頃行列があったような気がしたので、
すいているときに入ってみたら、
なんだか麺が出てくるのが遅かったです。
調理が遅いから行列になるのかとか
そんな話をしたのを覚えています。
味は忘れました。


・麺屋 翔について補足

昨日記事を書いた後でここに行ったので、
書き忘れを補足します。味はとにかくさっぱり
しているのですね。飲んだ後のラーメンには最適です。
ただ、さあ食べるぞと思ってここのラーメンを食べると
正直物足りない感じがします。量の問題ではないです。
最初食べたときは無個性な感じがしたのですが、
ここまでさっぱりした味というのもそれはそれで個性か、
という風に今は思っています。


博多天神

あえて列挙するところではないのですが、一応入れました。
500円で最低限の味の豚骨が食べられる店です。
それ以上でもそれ以下でもありません。
ただ、最低限のレベルとしては低くはありません。
なのでたまに食べたくなります。


・光来 https://tabelog.com/tokyo/A1304/A130401/13009180/

この店を上げるなら博多天神を上げないと、という流れです。
とにかく安い。400円です。博多天神より安い。
味はまあ普通です。
サイドメニューが豊富なのがポイントです。
例えば、鶏カレーと豚カレーは全然違う内容です。
そしてそれらがすべて安く、それゆえ結構人が入っています。
まずくはないです。普通です。それが安い、という店。


・札幌ラーメン 大富 https://tabelog.com/tokyo/A1304/A130401/13045101/

見た感じ、あまり人が入っているようには見えません。
同僚に聞くと、あそこにはいかないほうがいいという声がありました。
多分ラーメン以外の何かで利益を上げているのでは?
などと無責任な噂が飛び交っていました。


多分主要なとこは全部上がったかなあと思います。
大久保方面に行けばもちもちの木とか、
後は1丁目方面に行けば俺の空とかありますが、
7丁目だけでまとめることにしました。
7丁目でも挙がっていないとこもありますが、
多分どうでもいい店です。

平成29年度役員定時選挙、2016年弁理士会会長選挙の開票結果

平成29年度役員定時選挙、実際は会長選挙以外は
無投票当選なので、2016年弁理士会会長選挙なのですが、
結果が以下の通り出ました。

永井義久 2657票
渡邉敬介 3181票
無効票    3票
白票    64票

合計   5905票
投票率  52.7%

日本弁理士クラブ推薦の渡邉敬介候補が当選ということになります。

開票前に要らんこと書くと倫理規定上色んな問題が
生じる可能性があることから何もいえないのですが、
これでいろんなことを書くことができます。
といっても大したネタがあるわけでもないですし、
世間的な関心もないのでしょうけど。

思ったよりも差が詰まったなあというのは、
事実上唯一の争点となった知財キャラバンに
対する風当たりがあったということでしょうか。
まああまりうまくいきそうな話でもないので、
うまいこと話を収めていって欲しいものです。

それでも基礎票の差を覆す状況は感じられませんでしたし、
結構世の中の人は浮動票の力を過信しがちですが、
特に首長選挙というのは団体戦になります。

選挙分析をする場合、地方自治体の選挙が参考になります。
例えば会長選挙は市長選、副会長選挙は市議会選に
当てはめればちょうど合うように思います。
制度上は常議員が市議に相当するのでしょうが、
議員数得票数立候補者数などを照らし合わせると
副会長の方が近いですね。

市議会議員は徒手空拳で立候補して、一生懸命
選挙運動をすれば何の後ろ盾がなくても当選したりします。
フレッシュな候補だとトップ当選したりします。
それで勘違いして自分は支持を得ていると
強気の議会活動をするも体制の壁に跳ね返されます。
トップ当選を頼りに今度は市長選とか区長選に挑みますが、
相手の組織票に跳ね返されるというのは何度も
繰り返されている風景です。

首長選では、基本的には与党候補与野党相乗り候補
圧倒的に有利です。浮動票を集めれば議会選は勝てますが、
首長選を勝ち抜くことは困難です。

それでも挑戦者側が勝ちあがったりする場合もありますが、
それは与党候補が支持者団体の中で支持を得ていない
ような場合です。与党支持者の中からさえ、今回はあんたに
投票できないよなんて声が上がったりします。
そうやって与党候補の票が切り崩されると、
挑戦者側に有利な状況が生まれてきます。
与党候補は支持者の票を固めさえすれば選挙は勝てるのです。
挑戦者は逆に、基本的に敵失待ちなのですね。
敵を分断しないと勝つことはできません。

あえて言うなら、選挙の争点を打ち出したのが選挙開始前、
というのが遅すぎたと思います。
公職選挙法に準じているから選挙運動は選挙期間内で
ないといけないのですが、公職選挙法に則るなら、
政治運動はそれ以前からやってもいいわけです。
知財キャラバンに異議あり、というのはもっと早くから
打ち出してもいい訳です。そうすれば争点の浸透が進みます。

ワンイッシュー選挙、というのは確かにあるのですが、
政策を提唱する側が一貫して主張してきた、という
信頼性が大事です。そうでないと浸透しません。
知財キャラバンけしからん、などという話は春先には
全く聞かなかったですからね。
まあそういう議論があったらあったで思わぬ方向に進み、
選挙しづらい状況が生まれていた可能性もあります。
それを懸念したとしたら今回の争点は所詮その程度の話だった、
ということでしかないということになります。

まあ選挙戦略なんてのは、市長選あたりでかなり分析が進んで
いると思うので、ある程度過去のパターンに当てはめれば
数字の読みや戦略の構築というものはできるかな
と思っています。その意味では弁理士会会長選挙というのは
まだまだ前近代的なので、それゆえまあこうなるよね、
という結果しか出てきていません。

まあ挑戦者側もちゃんと勝てる戦略を立てて挑まないと、
皆さん負担になるだけなんじゃないかと思います。
選挙運動なんて何にも生産的な話ではないですからね。
そんな開票結果に対する感想でした。