弁理士うめざわブログ

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平成25年弁理士試験口述試験総括(第1-3日)

まだ今日と明日がありますが、序盤で大体の傾向が出尽くすので、
ここでまとめました。ザル日程が出没する可能性はありますが、
そこで当たったらラッキーだねということで。

今年は楽なのではないかという噂が一部にあり、
何となくそうなんじゃないかなと思っていましたが、
受験生数人から聞いた感じだとそんなことはなかったようです。

テーマだけ聞くと簡単でも個別に聞くと答えられない問題が
仕込まれているのも例年通りで、部屋によって誘導次第で
簡単なレーンと難しいレーンが全然違うのも例年通りです。

某掲示板などで口述再現とかアップする人がいますが、
そういうのは本当にうまくいった例であり、
そこまでうまくいったのは「それ言えば簡単になる」、
というような楽になる誘導が随所に入っていたりします。
そんな楽な試験ならいいのですが、そこは不平等に作られており、
部屋によってそんな誘導はなかったり厳しめに聞かれたりしているようです。

1日目:商標が難関だったようです。禁止権の趣旨の青本の記載
    あと抵触を条文通りに言わされたり。
    特許意匠で切り抜けるパターンですが、意匠でクマ(熊谷健一)
    が出てきてしまうと終了です。
2日目:意匠が難関だったようです。パネルの後の審査基準の文言
3日目:特許が難関だったようです。
    ザル日程とかいう人もいましたが、
    102条関連はなかなか厳しいのではないでしょうか。

去年までだと大体1科目くらいは切り抜けにくいように作ってあります。
切り抜けられたとしたら、そこは楽なレーンだったということです。
3日間の情報の範囲だと、例年通りという印象です。

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