弁理士うめざわブログ

特許事務所の弁理士による、特許事務所業界ブログ

聴覚を失った現代のベートーベン

さて例の事件で世間は持ちきりです。私も興味深く見ております。
世間は不謹慎な事件と捉えているようです。

私はというとそもそも佐村河内守という人を知らないし、
その曲も聴いたことがありません。
だからといっては何ですが、「難聴の作曲家」で売ってたのに
「作曲家ではなかった」ゴーストライターがいたというのは
まあ世間的にありがちだなと思いましたが、
しかも「難聴ですらなかった」「普通に打ち合わせしてた」
ってのはもう面白くて仕方ありません。

もうその辺のおっさんでもいいじゃんって話。
手話も分からないみたいですね。
誰か確認しなかったのでしょうか。だって18年間ですよね。
なんか偽iPS細胞のときも騒がれましたが、
ネタ投下としか受け止められません。
誰かの模倣とか偽造とかだと
弁理士的には眉をしかめる感じもありますが
そういう意味では誰かの利害を毀損した訳ではないんですね。
単に「かつがれたわ」って感じでしょうか。

音楽は音楽ですし、その価値が変わるわけではありません。
しかしAKB48の曲がAKB48でなかったらファンは買わないですよね。
「いい音楽」を判別できる人なんて世の中にはそう多くないと
思っているのですが、エピソードの方が付加価値が高い
というのも世の中には結構あったりするのでしょう。

自分的には南アフリカマンデラ式典の手話男の位置づけです。
不謹慎なほど面白いことは世の中にありません。

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