新宿西口国際特許事務所の弁理士うめざわブログ

新宿西口で特許出願・商標登録を代理する弁理士による、特許事務所業界と弁理士試験のブログ

弁理士資格を取ると何が変わるか1

今はもう資格さえあれば仕事にありつける時代は終わっています。
6年位前までは採用までは何とかなったでしょうか。
それよりずっと前は即独すら可能だった時代もありました。
業界の重鎮に「今はゆとり合格時代だから」とか言う人もいますが、
あなたの時代は合格後がゆとりだから、といってあげたくなります。

資格を取ることで何が直接的に変わるかと言うと、
・対外的に専門家として名乗れる
弁理士として正式に代理をすることができる
ということです。

特許技術者で対外的に専門家を名乗るのはちょっと微妙な部分があります。
もちろんクライアントとの間で信頼関係が出来てればいいですが、
コンサルティング的な部分ではちょっと肩身が狭いですね。
特に新規に至っては積極的に出て行きにくいと思います。

次が弁理士として代理することです。
今はサラリーマン志向が強いので、資格を持っても
これで独立しようという空気はあんまり感じません。
審査官面接とかは行けるようになりますね。

特許業務法人の社員になるには弁理士である必要がありますね。
パートナー参画も、まともな特許事務所であれば、弁理士資格が必須のはず。
弁理士をパートナーに入れている事務所は遵法意識が低いと言えます。

事実上特許技術者が明細書を書くことが慣行になってしまって
現在どの辺で線引きをするかが分からなくなっているのだと思いますが、
弁理士資格をあきらめてしまった年配技術者が引退していくにつれて
次第に縛りは厳しくなっていくのではないでしょうか。
その意味で弁理士資格は必須になっていくと思います。

一方で企業の知財部は登録費用も出してくれなかったりしますね。
登録していない有資格者が結構いたりする大企業もありますね。

さて、資格とって何が変わるかと言うより、守りの面が強いでしょうか。
何を変えないようにするか、というのが実際のところかもしれません。
資格の効能について、細かい分析は次回にします。

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