定着率が高い特許事務所ってどんな
定着率が低い特許事務所がブラックであることは論を待ちませんが、
人がほとんど辞めない特許事務所が働く人にとって
ベストかどうかというのは別の議論な感じがします。
まあ人辞めてないんだからそこまでの不満と言うか
鬱積はないはずなんですよ。じゃあ満足かと言うと。
業務時間に対する還元率が高くて働きやすければ
それはその人にとってホワイトです。
しかし全ての人に対してそんな環境が与えられるわけではありません。
多分同じ事務所内でも優勝劣敗はあるでしょう。
そんなわけでほとんどの事務所はほどほどに離職者が出ます。
バンバン辞めてくのはさすがに危険ですが、
ほどほどに辞めてくのは多分一般的な感じです。
なのに異様に人がやめてない職場ってどんなかというと、
・結構残業が厳しい
忙しすぎて転職活動できないばかりか、自省する時間もない
・「お前はまだ一人前ではない」的な暗黙のプレッシャー
たくさん上がいる分、自分が未熟に思わせるような雰囲気もあります。
そういう組織の階段を上ってくことに価値観を持たせる雰囲気も。
・実は給料って離職理由としてあんまり重要ではない
・社内の部活動とか社内で人間関係を完結させる仕組み
・これと関係して、社内の人間どうしでガス抜きする風潮
比較的人がやめてない大手特許事務所ってこんな感じじゃないですかね。