新宿西口国際特許事務所の弁理士うめざわブログ

新宿西口で特許出願・商標登録を代理する弁理士による、特許事務所業界と弁理士試験のブログ

STAP小保方論文に対するいろんな疑惑

報道される見解って専門的なものか、逆に偏ったものが多いから、
平凡なものの見方と言うものも必要かと思ったので書いてみる。

画像や文章の流用というものは本質的なことではなくて、
結局研究の成果が再現性があるものであるかです。
流用されたものであればその着想は独創的なものとならないので
当然再現性はない。その時点でもうどうでもいい話です。

論文の内容は商業出版物とは違うので、公開情報を寄せ集めて
発表したとしても、そのこと自体で価値を持つものではありません。
他人の著作物を出版して利益を得る行為とは違います。
着想が盗用なら問題ですが、そういうことは問題になっていません。

一方、例えば私が時間旅行を可能とする時空の存在を発見したと
そんな論文をnatureに発表しても、何バカなこといってんの、
という反応がまず返ってくると思います。
その上で、内容を検証して「やっぱりだめだ」とか、
「意義のある報告が含まれている」とか、そういう議論がされます。
論文の価値というものはその検証の過程を通じて高まっていくもので、
発表と同時に変にメディアが反応したことに違和感がありました。

タイムマシンと言わず、ハゲ治療薬でも同じことですね。
検証の過程を通して評価すべきです。ダメならダメというだけのこと。

小保方論文も同じことで、ある実験結果を論文にして提出しただけです。
まだスタート地点と提出時にも言ってたはずです。
それが雑すぎて数日で撤回しますということに対して
アカデミーの人間以外が騒ぐのはこれもまた違和感です。

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