弁理士うめざわブログ

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ウクライナ情勢その後とかマレーシア航空

最近色々変なニュースがある中、ウクライナ情勢にまた触れてみます。
欧米は制裁と言いながら効果が怪しい資産凍結などで
お茶を濁す感じですね。
クリミア以外に出てったら承知しないと言ってるし実際そうでしょうが
ロシアもここが落としどころと踏んでて、多分ここでおしまいでしょう。
暫定政権は欧米を巻き込まないと今後ただ不利になるだけだから
何とか巻き込もうと動いてますが、誰も得しない話なので軽く放置ですね。

折れることが出来ない外交問題に対する対処としては
上手な対処ですね。叩かれるようなことはさっさと動いて
それでおしまいにする。もちろん叩かれますが、それ以上動かないから
折を見てそっと制裁解除という感じなんでしょう。

領地拡張の野心を隠さないのは19世紀の論理という意見もありますが
全然違うと思います。死人がほとんど出てなくて、
わずかに軍人のみってのは大きいですね。

あれが許されるなら人送り込んで住民投票という意見もありますが
人送り込んで、住民投票するだけじゃ同じにならないですよね。

・ロシアもウクライナももともと1つのソ連
・クリミアはもともとその中でもロシア
という背景があって、さらに、

・クリミアは自治共和国である
住民投票でも多数ではなく圧倒的多数(ロシア人のみではない)
ウクライナが暫定政権という正当性不明な体制

ここまで揃って同じになるんで、対馬に韓国人送り込んで住民投票
とかとはだいぶ状況違うと思います。

ウクライナは数ヶ月でデフォルトなんでしょうがどうするんでしょう。
ロシアはクリミア確保、欧米はウクライナに影響力確保で
一応最低限のものは確保してますが、肝心のウクライナが一人負けです。

そしてマレーシア航空。
インド洋とかモルジブで発見が相次いでる感じです。
おそらくディエゴガルシアにふらふら近づいて
そこで米軍に撃墜されたんでしょう。
となると米軍もなかなか公表できないですね。

レーダーにかからないようすり抜けて機長は何を目指したのでしょうか。
まあ動機不明な事件なんて世の中五万とありますね。
要人がいたという話はとくになさそうです。