弁理士うめざわブログ

特許事務所の弁理士による、特許事務所業界ブログ

ブログを書き続けるのは大変なことなのか?

ブログとかそういう系のサービスを利用して文章を書くとき、
「まめだね」とか「よく話題があるね」的なことを言う人がいます。
けど別に特別なことを書かなければいけないわけではないし、
むしろ新しい話より、ありきたりな話の方が話題としては反応があります。

新しい話なんてのはその新しい話の前提となる議論を知ってる人
にしか伝わりません。例えば特許法の法改正の話題を載せても、
おおもとの特許法についての理解がある人に対象が限定されます。
ありきたりのことをありきたりに書くのがニーズがあると思います。

wikipediaとか調べれば分かるような話題と言うことではありません。
その辺はまあ「こんなこと世間は知らなかったのか」
ということに気づく力でしょうか。
ああそういえばと思ったらそれを記事にすればいいわけで
そこにまめさが必要とされる気はしません。
毎週同じテレビ番組見ている人の方がまめなような気がします。
私は毎週同じ時間に定期的にテレビの前にいるということは出来ません。

独立弁理士の方で、仕事が入るにつれてブログに書ける話題が
制限されてくると言う人が案外いるような気がするのですが、
話題がないというよりも、世間はこれに関心があるはずだ、
ということに対する感度が下がっているだけの気がします。
もっと些細なことを書いてもそれなりに反応はあると思うんですが、
そういうことは書かず、かといって機密は書けず、
そうやってくうちに先細りみたいな。
「書く気がしない」ってのはちょっと分かります。
ネタ帳に記事あってもそれまとめる気がしないってのは
時々あります。そういうときに、私はこういうどうでもいいことを
だらだらと文章にまとめたりしますと、今日はそんな日でした。