弁理士うめざわブログ

特許事務所の弁理士による、特許事務所業界ブログ

お医者さんと弁理士の比較

他のサービス提供を受けるときに自分の業務のことを
考えたりすることがあります。

例えば病院にいくとき。病院にいくのは病気なり症状が発生してからです。
問題が起こったらまず出来るだけ早くお医者さんなり専門家に相談。
そして何より、今起こっている問題を何とかして解決してもらう。
または、その問題に対して最低限の応急措置をとってもらう。
そういうことを期待していくわけです。

何が期待されているか。「とりあえず何とかして欲しい」です。
そして、専門家として常識的判断で、常識的な処置をして欲しいのです。
もちろん特殊な状態であれば特殊な処理ということもあるでしょうけど、
実際はそういうことはなく、普通にやってもらえば良いわけで、
しかし本人にとってみれば普通の状態ではないので、
そこのところを専門家の通常の知識で通常通り対応して欲しいのです。

まあ特許関係の場合、そういう応急処理ということも少ないですけど、
専門家が求められる場合というのは、困った状態のときに
やむなくということが多いはずで、そういうときにここに持っていけば
大丈夫という感触が大事なのかなと思います。
弁理士の仕事の場合は当てはまらないことも多いかもしれませんが、
そういう認識は必要かなと思います。