新宿西口国際特許事務所の弁理士うめざわブログ

新宿西口で特許出願・商標登録を代理する弁理士による、特許事務所業界と弁理士試験のブログ

平成26年度弁理士試験論文受験者統計

さてもう明日はお休みの人が多いと思われます。。。
と思って油断していました。
特許庁弁理士試験統計の発表をしています。
http://www.jpo.go.jp/oshirase/benrishi/shiken/h26toukei/index.html

今回は必須と選択の論文試験に関するデータです。
選択科目の受験者数が昨年553人から今年324人です。
必須科目が昨年1979人から今年1263人です。
昨年の6割ですか。

短答試験の合格者数で言うと昨年よりも増えているんですが、
ここには数字のトリックがありますね。
平成20年に免除制度が導入されて以来、3年おきに受験者数の山が
出来る年があります。それが今年になる訳ですが、その山が削られた
感じになるんでしょうか。それが短答の数字だけだとぴんと来ないところ、
論文の数字を見るとさすがに大きい変化になります。
まあ受験者数自体減りましたからね。
当然最終合格者数も減りますね。

もともと知財自体は日陰者的ポジションであって、
開発やるより実入りがいい、自由が利くということで
人気になってきた業界です。
世の中の不景気にあわせて待遇面が平準化されてしまえば
そもそもそんなに脚光を浴びるのがおかしい話です。

やっぱり技術系の人間は開発やったり開発成果を商業的に
成功させる的な方面で活躍して欲しいのであって
あんまり知財に人が流れるのはあまり健全な傾向ではありません。
自分はそういう世界を陰ながら支える立場に立ちたいとは思っていますが、
それは第一線に立てなかった人間がすることだと思っています。
こうやって業界への流入者数が減るのはあるべき姿と思っています。

広告を非表示にする