弁理士うめざわブログ

特許事務所の弁理士による、特許事務所業界ブログ

弁理士開業のためのウェブサイトの作成

ネタはたまってても、そのときになって案外書きたい話題となると
限られたりして、さて何を書こうかとなると悩みます。
ウェブサイトの作成状況について書いてみますか。
弁理士・特許事務所開業のためのホームページをつくっています。

作成に着手し始めたのは6月で、8月には概ねの土台は出来ました。
ただ何かを制作するときには決まってありがちな話で、
出来上がってみるとあそこ直したいここを直したいとなります。
その間にも色んな情報が入ってくるのですが、
ここを強調するのはおかしいだろうとか、
新たなキャッチコピーを考えてこっちが良いんじゃないのとか、
とにかく色々出てきます。今この時点までなんやかんやで直しています。

ただそれも無駄ではなくて、反映前と反映後を比べるとやっぱり
直した方が良かったように自分では思われ、修正にもこんなに
時間がかかるんだなあと、必要な時間は長いのだなと思いました。

独立開業のときにウェブサイトは自作するか業者に依頼するか
というのはよく議論に上ります。結論から言うと自作する人が多いです。
ただその理由というのが最初は支出を抑えたいからという話なのですが、
それは理由としては違うんじゃないかなと思っています。

開業したてはまずウェブサイトをどうするかが結構重要ポイント
になるようですが、自分が何者かを明らかにして伝える、
というのがその核心になる訳です。そこを業者に任せてしまうと
見栄えはするかもしれませんが、見て違いが分からないと
そういうものになってしまいます。
その辺を反映させるように今やっているようにちょこちょこ直すと
管理コストがいくらになるか分からんですよね。

その辺考えて私は結局自作ということになってしまったのですが、
自作となると素人くささから逃れられないということになります。
その辺が強調されないためにできるだけデザイン面はシンプルになるように
とやってきましたが、やっぱり見栄えという点では映えないですね。
見栄えを取るかメッセージ性を取るかという天秤にかける形になります。

メッセージ性にしても、何を強調するかがあります。
何でも出来ますではダメなんですよね。
ただ差別化が行き過ぎてもおいおいそんなこと必要とされてないよ
って話にもなるので何を打ち出すか、そして何を強調するか、
何を一応挙げておくか、どう並べるかとか、そういう問題もあります。
きれいごとを並べても説得力がありません。
はったりくさいのもなんですが、言うべきことは言わないと分かりません。
全体を整合させたときに人物像が浮き出るようにしないと。

そういうことを考えながら結構時間がたってきました。
いつまでもだらだら続けてもきりがないので、
もう少しで見切りをつける形になります。
そうなるとまた直したくなるという繰り返しが続いています。