弁理士うめざわブログ

特許事務所の弁理士による、特許事務所業界ブログ

今年の抱負と動向

暦の力ってのはすごいなと思うのが、
正月、2日、3日とやらねばと思うことが結局手つかずで、
まずいなと思いながら年初を迎えると、
ちゃんと仕事始めの雰囲気になるってことです。
仕事初めまでにやろうと思ってたことが何もできなかったのに、
仕事初めになったとたん、ちゃんと仕事の日になりました。

ちなみに、年末に庁発送を先送りにしていた分を、
1月3日に取ろうとしたら、開庁日でないということで
アクセスできませんでした。それで今日アクセスしてみたら、
何もなくて拍子抜けです。嫌なものが出てきそうで
戦々恐々としてたのですが。

リスト化すると結構あるようなものが
やってみるとちょっとだったりして、
初日は案外あっさりだなという日でした。
あと、今日まで休みのとこも結構多いですね。

それで今年の抱負。
独立してる人は数字で売り上げいくら、と立てる人が多いですね。
それはそれで気持ちを盛り上げることができるなとは思うのですが、
自分は、こういうことができるようになったら良いな、
というのが目標ではないかなと思っています。

昨年だったら、一応業務が継続して生活できる程度の
売り上げを上げること。売り上がらなくても、
なんとかやれるかなという見通しの立つ状況を作ること。
それは達成できたかなと思ってます。
0を1にできたという感触があればOKだったので、
これって数字じゃないですよね。

今年は、業務環境を安定化させることですね。
売り上げを伸ばすというのはありますが、
そこよりも、ワークフロー的な部分、インフラ的な部分。
ルールを作って徹底させたり、何かを導入したり、
あぶねーあぶねー、という要素を極小化していくことになります。
自分の能力や属人性に依存せず、仕事をこなせるようにしていくこと。
そこをきちんとしないと、人を採用できないし、
効率化させた途端にミス発生とか目も当てられないことになります。

自分がきちんとすることで仕事をきちんとこなす、のではなく、
決まったことを決まった通りにすることで、普通に穴にはまらないように
していく、そのための枠組みをつくっていく、のが今年の目標です。
ワンパターンになればなるほど良く、平凡を目指す年です。

大体依頼者とすれば、普通にやってくれればよいわけです。
じゃあ普通にやれているのか、普通って何か。
案外そこって奥が深いですね。
攻めの部分はある程度トリッキーだったりしますけど、
最終的にクロージングするかどうかは、この人大丈夫だよね?
って部分だと思います。まあ万人受けも難しいですが、
世間的な最大公約数はあると思うので、
そういうものを目指していきたい、というのが今年の抱負です。

なんて書いてたら長文になってしまった。
本当はここの部分を書きたかったのですが。
株式市場の大発会
自分は株をやらなくなって久しいのですが、
大雑把なとらえ方的なものは知っているつもりです。
今日が株式市場の初日で、大きく下げて始まりました。

世の中、年末年度末というのはあるので、
年内にできない商いを年越しに持ち越すことは多いのですよ。
年内に買い切れなかった分は翌年に持ち越すわけなので、
通常は1月、それもその初日は上げて始まるのが通例です。
どんと下げて始まるのは、売り余力を翌年持ち越すわけだから
市場環境としては売り圧力が強いということになります。

何が言いたいかと言うと、大体こういう年は株価がかなり下がります。
株価が下がるとどうなるか。多少ならどうでもいいですが、
大きく下げると経済が混乱しますね。
まあ中国も景気状況が悪くなっていますし、
今年の景気は波乱含みというのが大方の予想です。
波乱と言っても上振れはありません。急激な低迷の予想です。

まあ下がると言っても1年間ならたかが知れてますので、
この1年の間にどれだけ地歩を築くかですね。
今年開業する人の話もちらほらと聞きますが。今年かあ。
今年の後半は厳しいのではないかなとそんな気がします。
そういうのがあるから抱負は数字ではないんですよ。
まあ攻めより守り。そんな感じかなと思っています。