新宿西口国際特許事務所の弁理士うめざわブログ

新宿西口で特許出願・商標登録を代理する弁理士による、特許事務所業界と弁理士試験のブログ

弁理士試験の試験委員にあの人たちがいない

最近では弁理士試験の問題に目を通すこともなくなり、
弁理士試験というものに対して年々関心が下がっていくのですが、
それでもイベント発生時期になればそういえば、という関心は出てきます。

弁理士試験の試験委員についてもそれで、願書の受付の頃には
公表がされており、現時点ですでに発表されているのですが、
今頃になって今年は誰がやるのかと気になり、
いそいそと目を通してみました。

個別には知っている方の名前があったりしてふうんと思ったりするのですが、
そのことはあまりニュース性のある話ではありません。
やはり目につくのは、口述試験が荒れまくっていたあの時期に
試験委員常連だったあの人たちの名前がなくなっていることですね。
過去記事には実名で書いてしまったりしていますが、
あえて掘り起こすのもちょっと面倒なのであの人と呼んでおきます。

理不尽な口述試験、ってのは実は長年にわたって話としてはあったようなのですが、
大量合格の時期になってその数が一気に膨れ上がり、そのことで
話題としても大きくなったのですが、あるタイミングからがたっと
話としては小さくなりました。急激に口述試験の理不尽さが収まったとの話です。

問題であることが認識されて、それが改善された、ってのも
おかしな話で、最初から問題があることが分かっていることをやって、
それをやめるなんてことは改善でも何でもありません。
最初からそんなことするなよって話です。
分かってなかったなら相当頭の悪い人です。
まああの時期、口述試験で不合格にすべき数値目標があって、
それを達成するために無茶やっていたと推測するのが相当です。
そのために「あの人たち」を呼んだのだと思われます。

あの人たちの名前がないってことは、そういう意味での人数調整を
やる予定はなさそうだから、今年も去年と同じくペーパー試験重視でやる、
という方針は変わらないのでしょう。当たり前なのですが。

まあ弁理士試験なのだから、弁理士試験に合格していない人が
試験委員をやるのは本来おかしい話なんですよね。
知識の問題以上に、受験する側の立場を考慮したさじ加減ってものは、
やっぱり受けたことがないとつかめないのではないかと思います。
ただ出題側はそういうのを無視して作るから、
その辺の齟齬が、受験機関との間のギャップとして出るのでしょうね。

噂の限りだと、年々問題の傾向が無難になってきているとの話なので、
正当な努力をすれば普通に受かる、という傾向が強まっているのかな
とそんな感じがします。少なくとも試験委員名簿からもそれがうかがえます。