弁理士うめざわブログ

特許事務所の弁理士による、特許事務所業界ブログ

特許事務所の事務スタッフの割合

特許事務所、事務、割合、などという検索ワードが、
検索流入ワードで入ってきているのがあって、
そういうのが知りたいのかなあと思って
こんな記事を書いてみました。

色んな職場を見ることも多くはないでしょうから、
今所属の特許事務所ではこうなんだけど、
よそは実際のところどうなんだろうという
感じなんだと思います。

まあ比率的には、技術スタッフ:事務スタッフ=2:1
というのが標準的かなあと思います。
技術スタッフも、弁理士:特許技術者=1:1
くらいとすると、弁理士=特許技術者=特許事務、
という人員比率になるかと思います。

これを基準にしてうちは多い少ないというのは
個別に事情が発生する話でして、上記の例は、
国内業務の比率が標準的な特許事務所の場合になります。

受任案件がほとんど外国案件のような特許事務所だと、
技術スタッフ:事務スタッフ=1:1よりも、
やや技術スタッフが多めくらいになるそうです。
外国案件の比率によって、事務スタッフの数が
増減するわけですね。

あと、この他に翻訳スタッフや図面担当がいたりしますし、
経理担当がいたり、大きいとこだとシステム部とか
あったりします。スタッフの業務も技術と呼ぶべきか
事務と呼ぶべきかという境界線に近い方もいるでしょう。
標準的な内訳だと上記の感じになるかと思います。