J-platpatのサービス停止は一体どうなるのか
さてさて特許・商標の知的財産業界の今一番の関心事
といえば、表題のJ-platpatが停止していることです。
→ 3/17時点でようやく復旧したようです。
J-platpatとは、特許庁が提供する、
特許、意匠、商標などの検索用データベースです。
とにかく無料、で提供されているということで
最大の利用者数を誇ります。
特許調査、商標調査、公報の出力や、
関連する各種情報を調べるのに使います。
特に一般の方だとこちらになりますね。
まあ保守の都合上土日に停止することは日常茶飯事
ではあるのですが、今回J-platpatは、先週からずっと
停止状態が継続しています。
どうもサイバー攻撃が理由ということのようで、
まさかの土日を挟んで、3/16(木)10:00現在の時点
でもいまだに使えない状態が続いてます。
運営元の工業所有権情報・研修館のサイトでは、
数日中に再開予定とだけ告知されています。
電話をした場合も同じ回答がされるようです。
こんな長引くと思わなかったので
記事にはしていませんでしたよ。
アメリカでも2年以上前にこんなことがありましたが、
対岸の火事ではないですね。
アメリカは雑だなとか思ってたのですが。
このときも結局1週間位かかりました。
今回も初の自体ではあるのですが、
同じくらいの見通しになるのかなという予測です。
で、どうすんのということですが、弊所では、
重要機能について商用データベースを契約しているので
今のところ支障は出ていません。などとどや顔で
書いていますが、商用に切り替えたのは数カ月前です。
あぶなかったですね。
ただ、全サービス契約すると結構な金額に
なってしまうので、jplatpatで検索するしかない
機能などもあります。それ使う用事は今のところ
出てきていませんが、必要になったら困りますね。
さすがに早いとこ復旧してほしいものです。
ゲスな物言いをしてしまうと、データベース業者は
新規獲得を増やす絶好のチャンスですね。
自分は使ってみて、さすがに商用DBの方が
良いなと思いました。費用との兼ね合いはありますが。
現在は状況を見守るのみです。
便乗していくつかリンクをのっけてみます。