PCT出願(国際特許出願)について記事をまとめました
知財業務というのは、何かと依頼人の方に誤解されやすい
ものが多いのですが、その中でも一番はやはり
PCT出願なのではないかと思います。
弊所のサイトでは、お客様と面談をして理解の齟齬が
あった内容については極力アップデートをして、
ネット記事を見れば大体わかるようには作っています。
が、国際特許出願という考え方が、そもそものところで、
世界特許といった考え方をされている方が多いことから、
なかなかその辺の誤解を解くのに時間がかかります。
そしてまた手続きの流れも分かりにくいのです。
もちろん通常の特許出願の流れだって大体混乱されます。
審査請求制度というのがあまりしっくりくる制度ではないのです。
米国特許のように出願直ちに審査、の方が理解しやすいのです。
それでも特許制度についてはそれなりに分かりやすい
サイトも多いですので、調べる意欲があればまあ大体
理解することは難しくありません。
しかしPCT出願については、教科書的な流れをベースに解説
されているものがほとんどです。PCTルート、パリルート、
という解説はなかなか頭にすんなり入ってこないでしょう。
何がどう違うのかわからないと思います。
そういう観点から情報をつぎはぎで足していったのですが、
網羅性を高めれば高めるほど却ってわかりづらくなるのですね。
フローにするのもなじみにくい感じがします。
一体いかがしたらよいものやら。
追記:ブログのデザインを変えてみました。適当に設定してそのままだったのですが、ある程度cssとか覚えていった方がいいのかなあと思い、試行錯誤中です。