新宿西口国際特許事務所の弁理士うめざわブログ

新宿西口で特許出願・商標登録を代理する弁理士による、特許事務所業界と弁理士試験のブログ

特許事務所の内情口外禁止令

特許事務所の内情について、外で言いふらさないように、
との通達が出ているような特許事務所があるようです。
もちろん職場の話を外でペラペラ話して回るのは
社会人としてどうかという面はありますが、
愚痴レベルではどうしても出てきますよね。
どことは言いませんが、某大手でそう言われるようです。
中小零細だと逆にそういうのは、阿吽の呼吸のようで、
決まりがあるのかないのか分からない感じです。

弁理士の場合は、同期合格やら、弁理士の集まりだったり
でそういう情報が流れやすい傾向があります。
それで「あそこはよくない」という情報が流れると
採用に差し支えるということのようです。

採用に差し支えるのですから、当然よくない情報なのですが、
そういうのってどうしても漏れますからねえ。
もちろん小さい事務所ならいる人も少ないですから
箝口令のやりようもありますが、何百人もいる事務所で、
そういうのはご法度だよと言ったところで、
辞める人だって結構いますし、そんなの意味あるんだろうか
と思われます。なんか縛りがきつそうなイメージだけ
伝わってしまって、却ってマイナスという気がします。

まあ特許事務所に限った話ではないですが、
組織が大きくなると関係性の構築を外側に向けることに
あまりいい顔をしなくなります。
外部の人間と接触するよりも、所内の勉強会やら
所内で何かのスポーツチームを作ったりとか、
中で固まらせようという傾向になっていきます。

まあ零細でもそういうのはあります。
ただ零細でそんなだと人の出入りが激しくなりますね。
中小零細で温和なとこだと、その辺のバランスに
対して大らかになっていきます。
なので、中小零細だと、委員会活動への許容度で
事務所の良し悪しは判定できそうです。

そんな風に組織は自分が外の情報を取ることに
いい顔はしないのですが、全体的な相場観を知ることは
ある程度自己防衛的な側面もあります。
嫌になったり組織と折り合いがつかなくなって、
そこで慌てて動き出す人の方が多いようではありますが、
情報交換は平時から活発に進めておく方が
自分のためではないのかなと思っております。