弁理士うめざわブログ

特許事務所の弁理士による、特許事務所業界ブログ

弁理士・特許事務所とSEO

弁理士として独立開業するぞ、というときにいろんなアプローチ
が考えられるのですが、うちの場合ある程度ネット経由
でもお客様は来ています。

ネット集客と言うのは勝ち組負け組がはっきりしていて、

・ネット集客でかなりの売り上げを出している特許事務所があり、
・うちみたいにある程度来ている特許事務所がありますが、

・多分9割程度はネットからは全く集客できていない、
 そしてネットから集客できているの?という疑問があるようです。

まあネット広告経由と言うものもあるのですが、
SEO的な施策を重視した方が良いように思われます。
このネット対策と言うのは、技術的事項で分からないから
業者に丸投げ、というケースが多いようなのですが、
それやるとドツボパターンのような気がするのですね。

SEOっていうとテクニカルな要素のようなイメージがありますが、
昔のようなバックリンクをはりまくるとか、そういう特殊な
対策が功を奏していた時代はもう終わっています。
どういうコンテンツを提供するかによってサイトへの
トラフィックは大きく左右されているようです。

コンテンツと言ったときに、ユーザにとって有益な情報を
書くこと、という建前的な議論が先行します。
そのこと自体は正しいのですが、やっぱり
トラフィックを集めやすいコンテンツの構成の仕方、
というものがあります。
特許明細書の作成も、自由でいいと言ってもある程度の
型があるように、コンテンツの構成にも型があります。
そこを踏襲するかどうかで結果の出方は違うような気がします。

弁理士 ブログで検索すればこのサイトはブログで一番上に
来ると思われます。その他、ブログ、本体サイトとも、
幾つかの検索ワードで検索上位になるようになって久しいです。

その意味でSEO的にはそれなりに成功を収めていると言えるのですが、
改善の余地は多く、何かしないとなと思いつつも、
日常業務に追われ、手が付けられてないままになっています。
ということで打つべき施策が何かは把握しているのですが、
集客できていない場合、まずなにやっていいかも
分からない状況かもしれません。

その辺はリサーチすればある程度出てくると思うのですが、
基礎的な事項と言うのはあると思うのですね。
例えばブログでも何でも1ページの分量は
ある程度ないと検索結果上不利になります。
競合ブログのほとんどは日記みたいなものなので
分量が少ないです。週1回でもいいから量を書くべきでしょう。
その意味でこのブログにはほとんど競合がなくなってしまいました。

あとはターゲットとする検索ワードをタイトルに入れる、
競合が案外弱いところを狙うとか、マーケティング的な部分なのですね。
サイトのSEOというのは自前で検討しないと結果が出ない、
と言うのはこういうことからも分かると思います。

まあ他にもいろいろあるのですが、基礎的なことを抑えている人
というのは何事もそうでしょうが案外少ないです。
特殊なことってのはあんまり必要ありません。