新宿の弁理士うめざわブログ

特許事務所の弁理士による、特許事務所業界ブログ

アフターコロナは再び下積みの時代に戻り、士業人気は戻る

終身雇用制の時代が本格的に終わりつつあり、そんな中、若い世代にとって目指すべき道はどこか、というのは昔に比べて混沌としています。私の世代から考えると目まぐるしく変わっていますが、それはおそらく自分の上から見たときの自分の世代の変化の度合い…

新宿西口地下の「メトロ食堂街」が2020年9月30日で閉館

弊所は新宿にあり特許事務所ですので、新宿駅自体にあまり行くことはないとはいえ、新宿にある店にはある程度馴染みがあります。 そんな中「メトロ食堂街」が2020年9月30日で閉館というニュースが入ってきました。駅の地下に入っているごちゃごちゃした飲食…

弁理士資格は多くの人にとって名称独占資格になりつつある

弁理士資格の位置づけって何だろうと思ったとき、他の隣接資格から考えてみるという視点があります。弁理士はいわゆる業務独占資格で8士業の1つになります。 ならこの資格の中で近い業務があるのではないかと思ったとき、一見すると司法書士が近い感じがあ…

コロナ倒産と特許事務所の景気

新型コロナウイルスの蔓延により不況の訪れが語られるようになってきています。コロナ倒産が406社あったとの事で、特に飲食・宿泊の割合が高いようです。廃業検討中の中小企業は27万社で、その内半数は1年以内を希望とされています。これは、現在358万社の中…

おじさん弁理士、若手弁理士の境界線

私はおっさんと呼ばれる年齢になって久しいのですが、弁理士業界全般は非常に平均年齢が高く、40代でも特段年齢は高い方ではありません。The中堅という感じでございます。 ではいつ頃から人はおっさんであり、中堅になるのか、ということですが、あまり部下…

コロナ下の4連休は特許翻訳でつぶれる

あんまり自分の日常というのもブログで書いていなかったと思うので、久々にこの連休の過ごし方というのを書いております。外出は連休を避けて火曜日に妻と終日遊んできました。で、この4連休は特許翻訳をしてつぶします。 特許翻訳ですが翻訳者に依頼すると…

西新宿の喫茶店にて、マッチングアプリの面談を見た

特許事務所の仕事は基本的に事務処理なのですが、書類を読むだけ等、事務所の中でなくても良いこともあり、気分転換をしたいなどの理由で、近所の喫茶店に行くことがあります。 私がいる新宿アイランドタワーでは、サンマルク、エクセルシオール、ドトールが…

弁理士試験に合格して人生が変わる人と変わらない人

弁理士試験に受かることでなにかいいことがあるのか?については色んな議論があるのですが、これははっきり言ってその人の立場によります。まず最初に弁理士試験に受かってもそんなに人生が変わらない人の例として、 1.大手企業知財部を有し、資格を重視し…

根拠なき主戦論-ファーストリテイリングの場合

特許の相談を受ける場合、小さい会社からの依頼だと、基本的には特許出願の依頼がほとんどで、、特許侵害をしていないか確認をしたいという問い合わせがたまに、という感じです。 ある程度大きい会社から受ける場合は、時々こんな特許があるのはけしからんの…

ユニクロ・セルフレジ特許訴訟

上記の内容がトレンドになってきましたので、ちょっと記事を書いてみます。 訴訟の経緯はここにかいてあるようなので、抜粋してみると、 diamond.jp ユニクロにセルフレジ、設置されていますよね。これを一時取引関係があった株式会社アスタリスクという会社…

クレジットカードの利用履歴情報から結婚相手候補を提示する婚活特許

なんかいいネタ特許ないかなと探していたところ、表題の特許を発見しました。内容としては、クレジットカードの利用履歴情報をもとに、結婚相手(婚活)の候補を提示するという生々しい特許です。 【特許権者】三井住友カード株式会社【発明の名称】マッチン…

弁理士試験の講座もこれからはオンラインシフトが進んでいくのか

新型コロナウイルスが蔓延している中、まだまだ外出ははばかられながらも弁理士試験の日程は延期はされましたが着々と迫ってきています。さてそんな中弁理士試験を受けるには何をしたらよいか、となると、どこかの講座に通うのが王道であり、現在はLECが最も…

新型コロナウィルスの世界で不況入りし、待遇低下が予想される特許事務所

新型コロナウイルスの新規感染者がある程度減り、またテレワークもある程度定着しつつあります。特許事務所の仕事はある程度自宅でもできてしまうことから、目下の心配は、景気が悪くなって依頼が入ってこなくなるのではないか、という観点ではないでしょう…

令和2年度弁理士試験短答式試験は、9月20日

令和2年度弁理士試験の実施日程について(令和2年6月1日付) www.jpo.go.jp 短答式筆記試験: 令和2年9月20日(日曜日) 論文式筆記試験(必須科目): 追って公表(令和2年11月上中旬を予定) 論文式筆記試験(選択科目): 追って公表(令和2年11月下旬~1…

知財業界未経験者と弁理士等のZOOM交流会の案内

弁理士試験受験生と、現在活躍している弁理士の座談会的なZOOM飲みってニーズあるのかな。 — 梅澤@西新宿の弁理士 (@UmezawaBenrishi) 2020年5月26日 こういうツイートをしたところ、どうやら業界未経験者にはここは魔界のように見えるようであったので、飲…

未経験者が特許事務所で特許明細書を書く場合に何が大変なのか

何が大変なのかシリーズとして次は出願書類の作成に行きます。特許事務所に採用されて最初は何を与えられるかはまちまちですが、いきなり明細書を書かされるケースも多いと思います。又は中間処理から始まることもあるでしょう。手取り足取り教えている手間…

ZOOM飲み会の企画の仕方

木曜に開催したZOOM飲み会は無事に盛況に終わりました。 ZOOM飲み自体は何回かやってみて思ったのですが、盛り上がること、盛り上がらないこと、それぞれあります。そのこと自体は普通の飲み会でも当たり前にあるのですが、飲み会はその場にお互いがいること…

工業所有権法(産業財産権法)逐条解説〔第21版〕青本PDFデータが公開され、本が発売されました

www.jpo.go.jp 弁理士試験延期のあおりを受けて、青本新刊も弁理士試験の範囲に晴れて含まれることになりました。でも延期に留まり、どうやら中止にはならなさそうで、それは本当によかったです。 意匠法改正を中心とした令和元年法改正も含まれていますので…

5月21日オンライン飲み会のご案内

ZOOMやたくのむを用いたオンライン飲み会が浸透しつつある中、当方もちょくちょくそのような会合をやっているのですが、この度、西村弁理士→ tomohiro-nishimura.cocolog-nifty.com とオンライン飲み会をやろうという話になりました。 独立開業に関する話が…

2020年司法試験は8月12~16日に実施、予備試験は短答式試験8月16日、論文式試験は10月、口述試験は2021年

www.nikkei.com 今年の司法試験は新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響で日程未定のまま延期となっていましたが、法務省の司法試験委員会は5月に予定されていた2020年司法試験は8月12~16日に実施すると発表しました。予備試験は短答式試験8月16日、…

弁理士の専門は果たしてブランディングになるのか

弁理士というのは専門家ですので、そこからさらに専門特化していくことは一般的には良しとされていますし、弁理士ですと紹介して相手が理解しているときには、専門は?という話になることが多いです。 その一方で、小さな特許事務所だったり、あるいは独立開…

令和元年法律改正解説書(主に意匠法改正)が特許庁から公開

www.jpo.go.jp 今回主に意匠法で大改正があることになり、改正に伴って法改正の解説書が発売されている訳ですが、青本が発売されるだけでなくPDFとして公開されているように、今回改正法解説書も特許庁からPDFで公開されることになりました。項目は下記。 第…

知財部・特許部は何が大変なのか

隣の芝は青いと言いますが、特許事務所の人は知財部の方が良く見えますし、知財部の人からはときに特許事務所の人は楽な仕事してんなと思ったりすることがあります。とはいえ、特許事務所で明細書を書き続けることはしんどいなということは、知財部の人は大…

うちの特許事務所のこれまでとこれから、2020年春版

この特許事務所も独立開業して5年半たちました。これまでも振り返りをしてきましたし、これからも振り返りはしていくのだと思いますが、年月がたつごとに何かが進展していくようでありたいです。ブログは1年先だって始めましたので、もうすぐ7年近くこのブロ…

弁理士とインフルエンサー

SNSの普及により、インフルエンサーという用語もすっかり普及しました。そんな中、弁理士にとってインフルエンサーになる意味というのはあるのか、という問題があるのですが、結論をいうと、独立開業するなどして、集客の必要性がある立場の人間は、インフル…

いい年して結婚に踏み切った理由

自分は結婚する前から、結婚は早い方が良いと思っていました。基本的に結婚は20代のうちにしておくべきで、自分がこの年で結婚したことについては、よくこれだけ年くってから帳尻を合わせることができたなというのが本音です。 ただその一方で結婚生活という…

独立開業した後の特許事務所の方向性について

特許事務所として独立開業した場合、まずは集客、売上を立てることに専念し、ある程度売り上がるようになったら業務システムを整備するということになります。そこまではみな共通であり、通っていく道です。しかしその後どうするか。というのは特許事務所、…

ZOOM・オンライン会議と弁理士と特許事務所

新型コロナウイルスの影響で、飲み会やら対面でのミーティングが非常に困難になってきました。そんな中で、ZOOMをはじめとしたオンライン会議ツールが脚光を浴びるようになってきており、ここ最近になって急速に普及しました。 ZOOMはアカウントを作らないと…

欧州特許弁理士試験(EQE)は中止になりました

EPOに対して手続きをする欧州特許弁理士の資格があるのですが、これは日本の弁理士試験と同様にやはり試験があって合格しなければなることはできません。 欧州特許弁理士試験についてはこちらに解説記事があるのですが、 hasegawa-ip.com EQE(European quali…

なぜ特許事務所は価格と品質でしか競争できないのか

え、価格と品質だけじゃないの?と思った弁理士の方も多いと思います。実際のところ、品質で勝負できているならまあそれはそれでよいと思います。けどもういまやマーケティングの時代に入っており、マーケティングを考えず、品質と価格だけの商売というのは…