弁理士うめざわブログ

特許事務所の弁理士による、特許事務所業界ブログ

独立開業

独立開業弁理士の正月明けの過ごし方

さて新年あけての第1週がようやく終わった今日、皆様いかがお過ごしでしょうか。大体木曜あたりからもう疲れたなあという気分になっていたのではないでしょうか。私も例外ではなく、木曜にはすでにまったりした気分で過ごしておりました。 まあ零細自営業で…

弁理士youtuberデビューしました

www.youtube.com 特許事務所の動画をyoutubeに上げているものはもうそんなに少なくもないのですけれど、弊所でも遅ればせながら、ようやく動画を投稿することになりました。 どんな事務所なのかの雰囲気が分かると、コンタクトも取りやすくなるかなあと思っ…

業界最安値で料金表示してみたらひどい目にあった

弁理士に限ったことではないのですけれど、独立開業する際に、どのような価格にするかというのは悩みどころになります。高い料金ではお客様は来ないし、安すぎても自分の収入になりません。しかしながら受任業務が増えないと事務所を継続していけない、とい…

明細書英語翻訳15%オフキャンペーンのメール

まあ営業電話や営業メールの類は時々ですが入ってきます。そんな中、明細書英語翻訳15%オフキャンペーンのご案内という案内が入ってきました。読んでの通り、翻訳会社からの営業メールです。 これ読んで思ったのはまずいくらからいくらに下げてるのか、と…

独立開業した弁理士への仕事は増えていくのか

独立した後ってまず仕事を確保することができるのか、という懸念が当然あります。短期的に確保できても、継続的に確保できるのか、という懸念もまたあります。多くなくてもいいから、ある程度の頻度で依頼をいただけるお客様がいたらいいな、と言うことを多…

特許事務所の拡大路線と不拡大路線

独立して特許事務所を数年運営していると、この先拡大していくのか、と言う問題が絶えず出てきます。独立当初は仕事も売り上げもないですので、そんなことも言ってられないのですが、ある程度依頼が増えてくると、1人でやっていくのが難しい状況が出てきま…

経営者意識を持てと言うのはパワハラ

一昔前に標記の言葉、「従業員も経営者意識を持て」なるものが流行りましたよね。まあ従業員が経営者意識を持ったが最後、現在の経営者はクビになるのではないかと言う気がするのですが、そんなことを言えるはずはありません。そんな相手が反論できないのを…

弁理士になって権利化以外の仕事をしたいというお話

上記のお話は結構あります。弁理士になって新しいステージには行きたいけど、別に今までのような知的財産の権利化業務をやっていきたいわけではない。遠い昔の職場の先輩もそういってましたし、直近の職場の同僚、既に独立した知人弁理士のそんなことを言っ…

いわさきブログが終了

私がブログを始めた頃は、今ほどはあちこちでブログが書かれているという状況にはありませんでしたが、それでも既にブログは普及しており、その中でも主要なものの1つがいわさきブログでした。リンク先は下記。 http://iwapat.sblo.jp/ 弁理士試験を受けて…

会社に在籍している発明者の、会社に帰属しない特許出願について

最近、副業解禁関連の法案についての話題があります。しかしまあ本業と同様に取り組む副業を推奨します、という趣旨ではないような気がします。一企業が複数の事業部を有する、というのなら様々な効果が期待されますが、1個人で限られた時間の間に複数の業…

弁理士業務の中途受任や代理人変更時のトラブル

独立して結構たちましたので、既に出願された案件の中途受任案件数はそれなりの数になりました。お客様自身が出願されたり、又は他の弁理士を介して出願された案件を中途受任することがあります。そういう時にトラブルがないかは不安材料ですね。 トラブルと…

会社を辞めてどうするかという議論

知財関係者のキャリア形成的な話は何度かしているのですが、知財業界外の人と会うことが増えるにつれて、一般論としての人生設計的なことを総論的に語りたい気持ちで書くことにしました。 20代とか30前後の年齢というのは、若者ですので上の人からの色んな制…

士業パートの時給2000円超えない問題

弁理士も、いくつかある士業と呼ばれる業種の1つとして数えられます。八士業ある中で、一応漏れずにカウントしてもらえる立場です。この辺の士業では、まずは1人事務所で独立して、徐々に拡大してスタッフを拡充していくパターン、特に拡大しないパターン、…

このブログの通算アクセス数が通算100万pvに到達

本ブログを始めてからもうすぐ5年近くになり、その累積ですので、1カ月に10万、100万pvにも達するようなものと比べると全然ではあるのですが、それでもそれなりに注目を集めるブログであり続けながら継続した結果この数字に達することができました。 pvの測…

発明・特許の無料相談をやめた理由

独立開業してから、お受けした相談を有料にするか、無料にするか、という点は悩みどころです。わずかでも一応は有料にする派もそれなりに有力です。 私は、相談で料金を取るのも気が引けるのと、相談料でお金をとってもたかが知れているということから、これ…

弁理士とゴールデンウィークの出勤など

ゴールデンウィークも終わるのでそんなことを書こうかと思いましたが、去年の記事と被りそうなので少し違う方向で今年は書きます。 去年の記事 → http://patintl.hatenablog.com/entry/2017/05/07/120755弁理士試験的な話題は去年したので今年は触れません。…

独立後の特許事務所の名前は自分の名前にしたほうが良い理由

弁理士として特許事務所を独立開業することを考えてから、もうだいぶ時間がたってしまったのだなあと思うのですが、当時自分は、今はやりの抽象名称を事務所名にしようと思っていました。事務所名は一度決めてしまったら、そこから変えること自体は難しくな…

良い弁理士とはどんな弁理士のことか

弁理士業務は職人的な業務に位置付けられることから、業務能力の向上に向けて研鑽を積まれていることかと思われますが、さてここで良い弁理士とはどんな人材なのか、ということが問題になります。 良い人材と言うときに、求人情報に掲げる事項により多くあて…

独立開業した弁理士が受任する仕事の内容

弁理士として受任する仕事の種類としてどんなものがあるか、というのも知ってる人にとっては今更かなと思ったのですが、知らない人にとっては知らないし、知っててもサマリー的にまとめておくのも一覧性が高いかなと思いました。そういうことから案件一覧を…

弊所も本来は人材採用が必要な時期

特許事務所開設してからはまず1人分の仕事確保が目標でした。次に特許事務スタッフをパートタイムで採用することを目標としていたところ、無事に採用でき、最初は渡す仕事が足りなかったのですが、今では随時あれやってこれやって、という状況になりました。…

弁理士・特許事務所とSEO

弁理士として独立開業するぞ、というときにいろんなアプローチが考えられるのですが、うちの場合ある程度ネット経由でもお客様は来ています。 ネット集客と言うのは勝ち組負け組がはっきりしていて、 ・ネット集客でかなりの売り上げを出している特許事務所…

特許事務所としての価格の決定について

独立するときにいろいろ悩ましいことがあるのですが、そのうちの1つが料金表の作成ですね。正直厳密な意味での料金表は未だにできていないのですが、もちろん主要な依頼事項については料金表は確定しています。 どうやって決めるかっていうと、業界相場の雲…

弁理士が独立開業してかかる経費と売上の目安

自分の年収をこれくらいもらうには、どのくらい稼ぐ必要があるか、というときに一般的に年収の3倍とか言ったりしますよね。勤務しているときは、その辺の数字を目安に案件をこなしていくのですが、実際どのくらい売上ないと生活できないのか見当もつきませ…

新宿アイランドタワーのサイトに弊所がようやく掲載

先日の記事にも書きましたが、当特許事務所が入居している新宿アイランドタワーには、独立したウェブサイトがあります。といっても44階建てのすべての事務所を対象としたものではなく、下層階のみです。それが新宿アイランドit'sというところです。 地下は飲…

2月14日新宿アイランドタワーでLOVEチョコレート配布イベント

弊所が入っているのはよく大手事務所が入っている事務所型のテナントではなく店舗エリアに入っています。そのため、その一連の店舗を管理している商店街のようなものに加入することになりました。それが新宿アイランドit'sというところで、独立してサイトも…

第27回「独立系弁理士の集い」+ブログアクセス数90万pv突破

第27回「独立系弁理士の集い」が、平成30年2月22日(木) 18:30頃~の開催となります。 http://iwapat.sblo.jp/article/182265478.htmlhttp://iwapat.sblo.jp/article/182369574.html ステーキそよかぜがなくなったので、次はどこになるのか。新宿…

独立したら確定申告はどうするのか

さて自分は確定申告の用意をしています。 会計ソフトを、最新版を待って買ったこともあり、それまで入力などを全くしていませんでした。ここ数年直前土壇場でやって大体終わっていたので、今年もそんなんだろうと甘く見ていたら、2月になってしまいました。…

商標登録の料金2万円以下はなぜトラブルが多いのか

断定的に書いてしまいましたが、あくまで仮定の話です。特にどこの事務所がどうこうという話はありません。まあ少なくともひと頃は弁理士会の一部でも目の敵にされていた面もありますが、まあ当人たちにもある程度問題はあるというか、その辺あのアディーレ…

どこの特許事務所がホワイトで、どこがブラックか

特許事務所の就職・転職を考えるときに一番悩ましいのが、どこに入ればブラックを回避できるか問題なのですが、実際のところそこを判別するのは至難の業です。 通常の就職活動の場合は単にみんなが知っている大手に応募すると思います。それは、通常は元請け…

人は他人のお金の話が大好き

独立してからというもの、自分のお金について根掘り葉掘りされることが増えました。勤めの時はあんまりそんなこと話題に挙がることもなかったので、正直面倒だなと思うことが多いです。 「どれくらい儲かってますか?」とか「売り上げはどのくらいですか?」…