弁理士うめざわブログ

特許事務所の弁理士による、特許事務所業界ブログ

新コロナウィルス下の特許事務所と特許業務

特許事務所の業務自体は多岐にわたるのですが、業界の多数が携わっている特許の権利形成業務については、もともと在宅での仕事ができると言われており、そのままリモートワークに移行している特許事務所はかなり多いと思います。ただ、紙包袋の取り扱いなど…

40代男性弁理士、婚活を経て最終的に結婚

前記事の続きです。一連の婚活話の最終回。 8歳下社会保険労務士との交際の間の間もお見合いはしました。さて仮交際3か月続いた彼女ですが、3か月たったところでお断りになりました。結婚生活をするイメージがわかなかったということです。進むときはトント…

40代男性弁理士の結婚相談所経由でのお見合いその6

patintl.hatenablog.com 前記事の続きです。次回が最終回です。 8歳下社会保険労務士との交際の間の間もお見合いはしました。まあデートの回数を重ねるにつれて張り合いもなくなってきたので、誰がどの順番だったかは忘れてしまいました。 1人は12歳年下で、…

新型コロナウイルス感染症に係る特許庁の対応について

www.jpo.go.jp 新型コロナウイルス感染症に係る対応について特許庁から告知がありました。 「特許庁は、電子出願を含む各手続については通常どおり受け付けております。」 だそうです。 「一部の知財庁において、窓口の閉鎖等が行われています。手続きを行う…

令和2年度弁理士試験に係る委員

www.jpo.go.jp 2020年の弁理士試験にかかる委員が発表になっています。かつてのような特に物議を醸す試験委員はいないと思うのですが、なぜか試験委員について検索流入が多く出てきたので改めて記事にします。平成29年度の試験委員を見ても仕方ないと思いま…

2020年弁理士試験はコロナウィルス問題により中止になってしまうのか

patintl.hatenablog.com 5月に弁理士試験短答式試験までにコロナウィルス問題が落ち着いているのか、というのが非常に懸念されるところであります。 ブログを書いている現時点ではTOEICの試験なんかも中止になってますし、大人数を集めて長時間1つの空間に閉…

40代男性弁理士が8歳下社会保険労務士と結婚相談所経由で交際

前記事の続きです。 さて仮交際が決まってデートです。場所は新宿がちょうどよいね、となったので馴染みのエリアにすることにしました。職場のそばにあり、散々足を運んでいる音音です。 https://r.gnavi.co.jp/g223695/ 彼女も新宿までのアクセスが良い場所…

40代男性弁理士が9歳年下と結婚相談所でお見合い・デート

前記事の続きです。次は6-8人目、土曜昼、日曜朝、昼、です。 6人目はお勧めされてない申し込みです。9歳年下。渋谷。相手は京都出身、化粧品メーカーのウェブディレクターです。写真は幸薄そうだなと思いましたが、会ったら明るかったです。嗜好は変わ…

40代男性弁理士が婚活で結婚相談所でお見合い1-5人目

前記事の続きです。最初の頃のお見合いの話。 簡単に決まると思ってないわけですよ。ですので、お見合いはたくさん組んだ方が良いなあ、でもどれくらい組めるんだろう、自分の会える人はどんな人なんだろう。まあそんなことを考えて、申し受け、申し込み、た…

40代男性弁理士の婚活・結婚相談所でのマッチングとプロフィール

前記事の続きです。 結婚相談所とは言っても、プロフィールと写真見て、マッチングして会って本人同士で決める仕組みです。要はマッチングサイトなので、申し込みからです。大体妥当なレベルで10人申し込んで1人当たるかどうかだそうです。高望みしたら何十…

40代男性弁理士の婚活

PA会の婚活パーティなど、意外と弁理士業界的に関心が高いのが婚活です。30代くらいの方々はなんか楽しそうにやっているようです。 ですが、私については、この年になって結婚しようかなあと思っても、年齢が年齢なので、よう、つきあって結婚しようぜ、と…

JASRACとヤマハ音楽教室の訴訟について思うこと

当方弁理士ではありますが、あんまり法律論的な観点に興味はなく、この訴訟の結果が音楽の振興にとってどういう影響になるのかなあと言うのが一番気になっています。 そもそも音楽教室って儲かってないんですよ。音楽の先生も薄給で働かされて、でも生徒呼ば…

未経験の弁理士・特許技術者への特許明細書の指導はどうするのがよいのか

初めて特許実務をやる人はみんな未経験なんですが、どういう風にして皆さん経験を積んでいったのでしょうか。一番多いのは、比較的簡単な案件を渡されて、まず特許明細書を書き、添削を受けて書き直し、また添削を受けて、ようやく1月たって1件仕上がった、…

弁理士・特許技術者として特許事務所に入所したらどうなるのか

特許事務所に入所したら特許明細書を書く仕事につくことが大半です。経験者でも経験のない分野は不慣れでありますし、未経験だとそもそもよく分かりません。入所した後、徐々に仕事を覚えながら、仕事ができるようになっていくことが期待されて行きます。 仕…

特許事務所で集客が大事なのは3年目まで

独立すると1にも2にも集客だと教えられますので、そうなのかと言うことで必死に頑張ることになりますが、ある段階で、確かに客が来ないと売り上げにならないのですが、そのために必要なことが変質してくることが分かります。 客って自分で取りに行ってつかむ…

商標登録業務と家電量販店、安売り競争の顛末

商標登録業務の受任に際してはリスティング広告なども含め、安値での受任競争が真っ盛りです。業務を簡略化して効率的に処理する代わりに低単価での業務を受任する点を強調しての競争が見受けられます。 これ見て思い出したのが家電量販店の薄利多売方式です…

特許事務所の数は5024、弁理士数は11488人(2019年末時点)

日本弁理士会が公表しているデータに特許事務所の数と弁理士数があり、そこによると、特許事務所の数は5024、弁理士数は11488人(2019年末時点)となっております。 https://www.jpaa.or.jp/about-us/members/https://www.jpaa.or.jp/cms/wp-content/uploads…

ブラック特許事務所の所長には、ネットなど情報発信に熱心で好感度の高い弁理士もいる

いやあ危ないところを攻めてみました。実名を上げたくて仕方がないのですが、そんなことをすると返り血を浴びること請け合いですので、そんなことできません。昔の所長さんとかネットなんて下々のとこには出て気もしないで、出てもこっそり見たいな人の方が…

特許・知財の仕事と言うのは病んでしまう仕事なのか

すっかり更新頻度が減ったこのブログですが、さらに減ってしまったのは訳があり、それは私がとても病んでしまっていたからというのがあります。まあ知財の仕事が理由なのか、自営の仕事が理由だからなのか、その辺は適当にお茶を濁すことにしますが、年齢的…

知財のキャリアパスって本当に難しい

この年になって、弁理士の仕事をやはり選択していたとしても、どんなキャリアパスをとるのが自分にとって一番良かったか、と言うのは今振り返っても本当によく分かりません。ないものねだりばかりしてしまいますが、それが結局良かったかも、後にならないと…

知財戦略と言うのは基本はいい特許を取るということ

知財戦略という言葉が氾濫し始めて久しいですが、その意味するところは人によってまちまちであるように思います。戦略と言っても、その会社がどれくらい知財について体制を整えているか、によって、その取るべき戦略も大きく変わってきます。 ある事業につい…

優秀な人材なら欲しいという特許事務所の求人は依然として多い

現在景気が良いのか良くないのか、については、自分の状況からはうかがい知れないので、周りの状況から知っていくしかありませんが、求人だけ見てると依然としてたくさんの求人があるのです。 ただし、ここの特許事務所、常時出しているよね、と言うところに…

特許・知的財産・弁理士業界の景気は再び悪くなってきているという噂

特許の仕事全体としては、ずっと減少傾向にあると言われています。それでも一時期仕事の方が多かったというのは、それ以上に業界への人材の流入が細っていたからだという認識を持っています。商標なんかは、逆に仕事全体としては増えていると思われますが、…

忙しいというのにはいろんな種類がある

忙しいというと、大変そうだとか、儲かってますねとか、あとは忙しい自慢ですねとかいろんな声が出てくるのですが、そもそもその忙しいというのは色んな種類があるように思います。 1つは業務がかなり入ってきてさばくのに忙しいという場合です。大体こうい…

独立して事業を継続していくにはある程度の狂気が必要

弁理士業、特許事務所と言うのも資格職とは言え、1つの事業体、会社のようなものな訳で、会社経営と言うのが必要になります。そういうものというのは、5年やってみてこれは狂気が必要だな、ということを思うようになりました。 良く会社経営では、経営者と実…

特許事務所の現在の勤務環境とは

2019年現在私は特許事務所を運営しており、独立開業している訳で、特許事務所に勤務している状況からは遠ざかっておりますが、特許事務所での採用は難しくなっている、という話を聞きます。優秀な弁理士、特許技術者を採用しにくくなっているようです。 ただ…

特許事務所のコンフリクトは本当に仕方がないのか問題

弁理士業務、特許事務所業務として、どうしても直面する問題としてコンフリクトと言う問題があります。要するに競合しあう複数の会社から業務受任するのは、弁理士倫理上問題あるのでやめるようにと言う規定です。 このコンフリクトは発生するし仕方ないよね…

独立後の知財業務と言うのは幅広くなる

独立開業してもう5年が立とうとしているのかあという中、勤めの方からは独立とはどんな感じなのか、どんな風に仕事が来るのか、というのが疑問なんだろうと思われます。少なくとも自分はそうでしたし、だからと言って独立したての頃もこんなもんだというの…

最終合格者数284人(令和元年度弁理士試験)

2019年度弁理士試験は、最終合格者数が284人となりました。昨年の合格者数260人、一昨年の合格者数255人、2016年296人、2015年:319人、2014年:385人と、大体このくらいの推移です。 リンク先は以下の通りです。https://www.jpo.go.jp/news/benrishi/shiken…

令和2年/2020年度任期付職員(特許庁商標審査官補)募集開始

今般、特許庁が、民間企業等、法律事務所又は特許事務所で法務に関する事務経験を有する社会人の方を対象に、任期付職員(商標審査官補)の募集をするそうです。特許の任期付き審査官については浸透しましたが、商標の任期付き審査官は初めて聞きました。今…