弁理士うめざわブログ

特許事務所の弁理士による、特許事務所業界ブログ

特許事務所の転職3


経験、年齢、転職回数。応募時点ではこの3つが基本線です。
ここまで書いた条件を満たす場合は、一般的な求人であれば面接までは行きます。
あとは筆記試験や面接の相性の問題で、事務所によって徒弟的な関係に
馴染みやすい人を好むところや、バランス感覚を重視するところや、
空気を読む能力(?)とか、まあ面接でどこまで分かるか分かりませんが、
結局のとこ「一緒に仕事をしたいと思えるか」が確認されて、採否が決まります。
経験、年齢、転職回数に、この人物条件の重み付けの差が勘案されます。

ただまあそんな贅沢言ってられる事務所もそう多くはありません。
大手事務所で評判の悪くないところは次から次に応募者が沸いてくるので
そういうことも言ってられますが、中堅以下、特に私がいるような
小規模事務所はあんまり応募者自体が多くありません。
零細にいたっては求人打っても履歴書が届きません。

小規模事務所と、大手で評判がちょっと、のとこの話ですが、
50代未経験で採用された話を聞いています。
ただ両者とも理系で弁理士資格があって、英語力が高いです。
「理系で弁理士資格があって、英語力」については、
年齢高くて未経験でも一応就職口はある、というのが私の認識です。
10人未満の零細ならもっと条件は緩くなるでしょう。
自分の条件をみながらレベルにあったとこに応募すると言うことになります。