弁理士うめざわブログ

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弁理士試験の受験機関はどこにする?1

どこに通って勉強するか、は勉強の進度によっても変わってくると思います。
勉強し始めはある意味どこでも同じかと思いますが、
一番大事なのはモチベーションを維持できるかどうかです。
ある段階までは勉強を量的にこなさないと合否を争える
最低限のレベルまで達しません。もっというと短答合格です。
そして短答試験は基本的に独学で受かる試験です。

今年短答が難しくなったという問題がありますが、
下がり続けた難易度が元に戻ったというだけです。
それも難しい時代の難易度などではなく、2008年あたりでしょうか。
それ以前の難易度よりは多分下だと思います。
そしてその時代も短答は独学で取り組めるという話でした。
毎年筆記試験の難易度がだらだらと下がり続け、
どうするの?となったところで思い出したように
今年短答の難易度を少し戻してみた、というレベルです。
初学者はこの短答突破は最初の関門です。

話を元に戻して、まず一通り挙げてみます。
LEC、TAC、代々木塾、吉田ゼミ、マスター塾、
望ゼミ、凝縮塾?(知らない)、IPC、他にもあるかな。

最大手はLECです。宣伝を幅広くやってるから最初に情報が届く気がします。
最大手はLECだけど高いんだよなあ、という難点があります。
コース一覧見ても何とかパッケージとか抱き合わせ商法みたいのやってて、
こんなにお金するの?という暗い気持ちになります。
ゼミだけ通えばそんなにしない気はするんですけどね。

先生は宮口先生、佐藤先生、納富先生が有名です。
宮口先生はあの軽い語り口が魅力です。話に中身あるのか疑惑がありますが、
授業を聞いてて眠くならないというのは結構重要な感じがあります。
納富先生は面倒見がいいという評判です。分かりやすいかは分からない。
面倒見はどこの受験機関もいいような気はするんだけど。
オアシズの何とかいう人に似てるとか言ってはいけません。
佐藤先生はかっちりした話をしてくれるとかいう話ですが、
そんな先生もどこにでもいる気が。。。一応分類はそんな感じです。
予算が折り合うならLECがメジャーですし、合格後も話題になったりするので、
いいのではないかと思います。私はLEC通ったことがないので分かりません。

次の規模がTACでしょうか。昔の人からするとTACって弁理士やってたんだ、
ってイメージですが、旧Wセミナーです。Wセミナーがつぶれて吸収されて
今に至るという流れかなと。時間帯的に通いやすいコース設定を
している感じです。価格帯はLECとやはり同じでしょうか。
昔は代々木塾とWセミナーが2強だったんですね。
TACも通ってないのでわかりません。

今は大手っていうとこの2つなんでしょうね。
個人的にはそれ以外のブティック系をお勧めしたいのですが
ちょっと長くなったのでこの辺にしておきます。