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特許庁任期付職員(特許審査官補、特許審査官)の採用

しばらく採用のなかった任期付審査官ですが、
色々話が流れてきていたように、再び採用することになったようです

今回、「特許審査官補、特許審査官」という表現になっているのは、
一度は任期付きで採用になって審査官を勤めた後、
再度の任用を求める場合が「特許審査官」で、
従来型の採用を「特許審査官補」と分けているようです。

今回の話はてっきり再任用のみが対象とばかり思っていたのですが、
従来通りの新規採用も今回募集しているようです。

特許庁 任期付職員(特許審査官補、特許審査官)の採用について
任期付職員(特許審査官補)の業務説明について
任期付審査官の最大のメリットはやっぱり弁理士資格が得られることですね。
審査官として7年勤務で自動的に取得、5年勤務で短答試験の一部を受けて取得、
というのが一般的に言われる魅力です。
期間が長いので、その間キャリアがストップするという意見もありますが、
審査官経由で弁理士になった人の話を聞くと、
審査官としての審査のロジック、内部事情も聞かせてもらえたりして、
普通に弁理士やるのとはまた違う経験があるようです。

前回の任期付審査官の募集の頃って、まだ弁理士試験が今よりも難しく、
試験が免除なのが魅力だ、というのがあったんですが、
今はその頃より易化してしまって、当時とは事情が違う部分もあるかもしれません。

1.任期付職員(特許審査官補)の募集について
応募締切り:平成26年2月13日(木曜日)必着
最終合格発表:平成26年4月15日(火曜日)
採用予定日:平成26年7月1日(火曜日)以降


2.任期付職員(特許審査官)の募集について
応募締切り:平成26年1月23日(木曜日)必着
最終合格発表:平成26年2月14日(金曜日)
採用予定日:平成26年4月30日(水曜日)以降

とのことのようで、地味に取り扱いが違うようです。

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