弁理士うめざわブログ

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オバマ大統領がすきやばし次郎の寿司を残した件

オバマ大統領の訪日については、特に何か大きな決着を
つけるという方向でもなく、おそらくは定期的に面会して
友好関係を確かめるという、そういう内容のものだったと思われます。
あれです。現地代理人と会食しながら面会する的な。
一部ではTPPにけりをつけるとかいう目的もあったようですが
まあ現状ではそれも無理ですよねってことで。
そんなに頻繁にあるものでもないので、交通規制も致し方なしですが、
今回何よりも注目を集めたのがすきやばし次郎

20貫出て半分残したとか、14貫食べたとか、
一方安部総理は全部食べたとか、そんな話が出てきました。
正直どうでもいいという見方はあるんですが、
ひとつ気になったことがあります。
「残すか残さないか」の国別の文化の違いです。

というと気づかれた方もいるかもしれませんが、
中華圏ではもてなすときは大量に料理を出して、
受ける側は「こんなにも出していただいて、もう食べれません」
とある程度残すのがむしろ礼儀なんだそうです。
確かに以前台湾に行ったとき、食べきれないくらいの
料理でもてなされました。

その辺を勘案したとき、フランスとかではこの辺記事にされたようですが、
中国韓国では残したことにはあまり関心をもたれていないようです。

また、国ごとに文化が違うので、訪問先ごとに対応を変える必要もありそうですね。
この国ではこう振舞う、こっちの国では別、みたいな。
その辺外務省は振り付けとかしないんでしょうか。まあ米国は雑そうですけど。
オバマ大統領は実務の話に熱中して会食は比較的おざなりだったそうです。
欧州の人だと会って交友関係を深めることを重視しますが、
米国だとそんなでもないのか、それともオバマ大統領特有なのか。

単純に無頓着ならいいんですが、アジア文化はそういうものだと思っている
可能性があります。だとすると、日本の情報より中華圏の情報の方が
より多く入っているということで、それは日本に有利ではないですね。

あと少し話はそれますが、最近は欧米人も何の苦もなくはしを使いこなします。
日本に限らずアジア系の料理を食することが案外多いから
覚える必要があったとのことです。
日本にそんなに来ない、または今回始めてきたという人でも使います。

だから何という方向になる話ではないのですが、これに関して
気になったことを雑感的にまとめてみました。

あと、昨日4/26土曜をもって10万アクセス突破しました。
計数的なものへの頓着は以前より減ってきていますが、
続けないと見放されるので、そうならないように続けたいと思っています。