弁理士うめざわブログ

特許事務所の弁理士による、特許事務所業界ブログ

ジェネリック医薬品を買ったときの話

ジェネリック医薬品ってありますよね。後発医薬品のこと。
特許が切れたので他社もその製品を作れるようになりました。
その分お安くなっていますという話。
やはり弁理士としては、特許となると捨て置けません。
病院で治療を受け、処方箋をもらって薬局に行きます。
すると、薬剤師さんはおそらく決まりでそう言っている
と思うのですが、「ジェネリック医薬品もあるのですが、
どちらにいたしますか?」と聞いてきます。

これ多分医薬品じゃなかったらそういう聞き方に
ならないと思うんですね。電気製品とかだと、
「A社製品、B社製品どちらにしますか、A社製品は・・・」
みたいな感じですね。
薬なので組成は同じですし、違いは言いにくいと思います。

こういう聞き方だと、正規品とパチモノみたいな感じになります。
そんでもって値段を聞いてみると、960円ですが、
ジェネリック品は200円ほどお安くなっています、と。
お医者にかかるのに散々お金出てくのに、
200円くらいたいした差は感じませんよね。
そんな訳でジェネリックのは買いませんでした。

まあ同じなんだよなと思いながらも、こういう行動になるので、
他の人もよほど信念がなければジェネリック品は
買わないのではないかなという気はします。
せめて他の情報はないとジェネリックにアドバンテージはないですよね。
そんなことを薬局の帰りに思いました。