弁理士うめざわブログ

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弁理士短答試験合格者数604人、ボーダー39点(平成27年度)

2015年弁理士短答試験、合格基準点(ボーダー)は39点
2015年弁理士短答試験合格者数604人
ということだそうです。

ウェブサイト上の合格発表は以下の通りです。http://www.jpo.go.jp/torikumi/benrishi/benrishi2/h27_tan_goukaku_happyou.htm

某サイトでは試験問題は若干易化したとか、いくつあるか問題が
減ったとか、そういうことでボーダーが上がるのではないかと
いう観測も一部にはありましたが、やはり39点でしたね。
もうよほどのことがない限り、短答の合格点は39点で変わらずなのでしょう。

2008年から3年おきに受験者合格者の山ができ、
去年がその山で今年は下がるかというところ、逆に増えました。
去年落としすぎた分の救済もあるのでしょうか。
弁理士受験統計による短答合格経験者は、そんなに減ってなかった感じなので、
母集団の変動は小さくなってる感じです。
短答は去年の合格者が550人、その前が434人でした。

難易度を維持しながら徐々に合格者を減らしていくという見通しなのかなあと
そんな印象を受けます。その意味では、去年は若干絞りすぎだったのでしょうか。
多分「難しくなったからあきらめる」というほどの難易度にまでは
上がっていないのではないかと思います。いまさら試験勉強まではしないですが。

もうここから先は時間も限られているので、時間配分をうまくやりながら
試験に備えるということになります。
自分は論文の勉強不足だったので、知識の習得に力を入れ、
書き込みなどはやりませんでした。選択もあって選択優先でしたし。
逆に短答免除組は、ここから論文書き込みの仕上げになっていくんでしょうね。

人によってスケジューリングは変わってきますが、
詰め込みすぎてもまわらないというのが実情だと思うので、
うまく時間を使っていってもらえればなあと思います。

ウェブサイト上の合格発表は以下の通りです。http://www.jpo.go.jp/torikumi/benrishi/benrishi2/h27_tan_goukaku_happyou.htm