弁理士うめざわブログ

特許事務所の弁理士による、特許事務所業界ブログ

独立することで出てくる漠然とした不安やしんどさ

なんか自分のブログを見返して、淡白な内容か殺伐としたことしか
書いてないような感じなので、もうちょっと共感を呼ぶような内容も
少し書かないとなあと思うのですが、独立して突っ走ってきて
一段落して今、ちょうど正念場というかしんどい時期なので、
あまり楽しげなことが出てこないのですね。

売り上げが立つ立たないでいうと、もうちょっとあればよいなあ
というのはありますが、全くないかというとそうでもなく、
立ち上げから急速にうまくいっている一部の先生と比較すれば
落ちますが、初年度としては及第点かもしれないです。
ただ自分の方向性が見えてこないというか、こっちに反応があるのか
と思うとまた別の方に反応が出てきたりして、
自分の方向性を立てられないというのはあります。
自分はこれから将来どうなっていくのかなと漠然と思ったりします。

独立開業経験のある方(弁理士に限らず)に何かしんどいよね
という話をすると「分かる」と返ってきて、そこが共感されて
ちょっとうれしかったりするのですが、独立する前、独立している人から
そういう話を聞いても、その感覚を共有するには至れず、
今になってこういう感覚かと理解するに至った感じです。

お客さんがどういう経緯を経て自分のところにたどり着いたのか
いつも気になるのですが、聞いてみてもそこはなんとなくな答えになります。
継続的にお話が来ている方ははっきりした理由があるのですが、
それ以外の方はどういう理由で自分を選ぶのか、何が自分の売りなのかが
いまいち分からないまま今に至っています。

一つ心がけていることは、少なくともいらした方のために
ベストと思う解決策、次善策を含めていろんな提示をすることです。
あと、一部の方にありがちな、売り上げを上げるための
提案はしないということです。
評判産業でもあるから、この人なら安心、という月並みな評価が
一番大事なのではないかなと自分は思うのですね。

傾向が出てきたらそれを自分のセールスポイントにしようと思いますが、
今のところは特に傾向は出てこないです。
もう嫌だなと思うと見積が急に集中してきたりして、
流れに身を任せている今日この頃です。