弁理士うめざわブログ

特許事務所の弁理士による、特許事務所業界ブログ

頭の整理のためにブログを書くというのは甘え

なんかまたこの野郎と思われそうなタイトルをつけて
しまいましたけれど、ブログ書くのってのは何らかの
成果が出る形が出てこないと結局は続かない
というのは、前にも何回か書いていて、
今回もそういう話です。

ブログが登場する前からも、インターネットの黎明期から
テキストサイトとかそういうのが出てきて、
いろんな記事を書いて人気を博してきたものも
ありましたが、今ではすっかりなくなっています。

結局ブログを続ける動機がどこかで失われてきて、
そこでやめてしまうことになります。
なんかそんな記事最近書いたなと思ったらこれでした。

patintl.hatenablog.com

自分の場合はサイトのSEO効果を出すためにやっている
というのが正直なとこなので、はっきり言って数字勝負です。
単純にアクセス数を出す意図をもって記事を書いています。

まあ数字になるならないでいうと、たぶんならないなと
思いながら書いている記事も多数なのですが、
やっぱり定期的に書くことが大事なので、
とりあえずこんなんでいいかなという感じで
書くものもそれなりにあります。
継続しているとそんな時期もあります。

ヒットする記事は、これは多分ヒットするなと
認識しながら書いていることがほとんどです。
目的を持って継続すると、狙いをもって当てに行く、
ということにも段々慣れてくるのですね。

そういう商業主義以外の目的をもってブログをやる
のもいいのですけど、何らかの成果を意図して
続けることが大事で、そうでないと結局途絶えます。
長く続けるとやるのが面倒な時期が必ず出るので、
そこをなんとか続けるのは理由がいるのです。

そこの理由として頭の中を整理するとか、
自分の考えを発信するとか、そういう漠然とした
理由で記事を書いていくと、対価が不明瞭ですから、
続けることの馬鹿馬鹿しさに耐えられなくなる
時期が必ず来ます。自分もたかが3年半ですが、
やる気が失われた時期はそれなりにあります。
辞めるとサイトの検索順位が下がるな、
というのが続ける動機でした。
その結果書くのは、書きたいことではなく、
こういうこと書いてアクセス稼ごう、
というネタになるのですが、その結果
案外アクセスが集まったりして、
そういう繰り返しで継続する動機になりました。

まあなんとなくブログはじめてもよいのですが、
何を書いてアクセスを集めて、それをどう
コンバージョンするか、という構想は
最終的には必要になる思います。
といっても、「商標登録取らないといけませんよ」
みたいな啓蒙記事をそのまま鵜呑みにする人も
いませんので、仕組みを考えることも大事でしょう。

自分はそんなこと考えていないよ、あっはっは、
という長期継続者もいますが、そういうのは、
試験前に自分全然勉強してないよ、といって
高得点を取る同級生のようなもので、
じっくり見てみると案外仕組みがしっかりしています。

ビジネスをやる、というのはこういうことを
考えることの連続なので、独立とか創業とか、
そういうことを考えている方は、勤めているうちに
色々考えておいた方がいいでしょう。
何も考えずに独立している人は、独立してから
結構苦労している感じはします。
イデアをどんどん出していくタイプは、
立ち上げが早いなと思ってます。