弁理士うめざわブログ

特許事務所の弁理士による、特許事務所業界ブログ

ヨッピーさんのイベントに参加してきました

このブログ見ている人の9割くらいは弁理士業界の人なので
まずヨッピーって誰よってとこから始まると思いますが、
インターネット界隈で変な記事をたくさん投稿している人です。

自分が一番面白いと思ったのはこれで、

omocoro.jp

あと、万人受けするのはこれかなといったところです。

omocoro.jp

なんか自分と日頃接点がない人たちの集まりにも
参加した方がよいなということを思っていたところ、
オフ会が開かれるというので参加することにしてみました。
開催日は2017年4月8日(土)でした。第2部の参加です。
内容的には単なる飲み会です。

この手のオフ会に参加するときの懸念事項は、
参加者が直接知っているのは主催者だけという点です。
この会の参加者は約20人程度なのですが、
そこで1対20の関係ができてしまいます。

1人で20人と会話するわけではないですから、
そこをどうする?という問題が出てきます。
そして会によって参加者のスタンスも違います。
参加者みんなが主催者にのみ関心があって、
他の参加者に関心がないようなケースだと面倒です。
そこで仕切りが下手な人だと居心地が悪いまま
展開していってしまうのですよね。

自分はというと、どうせこの人数比だから
主催者のヨッピーさんと話すことはほとんどない
だろうなという割り切りが最初からあって、
インターネット業界の人たちの空気感を見たり、
コネクション的なものが作れたらよいなというのと、
あとこれを後でブログのネタにしようという
目的で参加しました。

ヨッピーさん自身はネット記事上ではもちろん
変な人なのですが、ある意味ビジネス変な人というか、
馬鹿馬鹿しいことを、うまく企画、構成して
商業ベースに乗せている人なので、
基本的には常識人です。

人物としては、大体ネット記事から予想できる雰囲気です。
もっとあっち側の、世界が違う感じもあり得るという
予想もありましたが、普通に知人にいそうな雰囲気でした。
こういうイベントってのは、そういう雰囲気を知る、
ってところでほぼ目的は達されるのですね。
会ってみるだけで人物像は変わってきますので。
著作権周りのことで事件があり、非常に憤っていたようで、
その辺が話題の中心になりました。

一方でイベント中の進行です。
このような多対1タイプのオフ会は、
積極的に話す人と主催者の間で、一番最初に話題が進行し、
周りの人がそれを聞いている、というところから始まります。
ただ当然それではあぶれる人が出る、ということで、
色々気を遣っていろんな人の話を振ったりするのですが、
明石家さんまさんではないので、限界はどうしても出ます。

段々打ち解けてくる中で、参加者同士での会話が進むように
なったりしていくのですが、どうしてもそこまで時間が
かかってしまいます。なんとなく打ち解けてきた頃に
終了、という流れになります。

自分は最初から隣の人と話していればよいかな
とか思っていたのですが、その隣の人がどんな人なのか
分かりません。初参加のイベントで「お前とは話したくない」
というスタンスを取られることもしばしばなので、
やっぱり積極的にはなりづらいのですね。
ただ、ビジネス的な懇親会とは違って、単なる趣味の集まりの分
却って打ち解けやすい傾向はあると思います。

少なくとも私の周りで話した方は、インターネットの仕事を
されている方だったので、SEOについて聞いたりしてました。

全体として他人事のようなまとめになってしまいましたが、
行ってよかったと思います。イベント関係は行く前になると
非常に億劫になるのですが、その点は杞憂でした。

さて、著作権の係争に絡んだ話も出てきたのですが、
法域的には我々弁理士マターであるはずなのですよね。
だって一次試験だけではありますが、弁理士試験には著作権法が出ます。
司法試験には著作権法など出ません。
ただ法廷での争いは弁護士の専権なので、我々弁理士自身も
弁護士さんの仕事、という風に認識していたりします。
著作権の場合は権利の形成業務がないですからね。

日本弁理士会としては広報活動を強化する方針のようですが、
世間的に問題となっているのは、著作権の係争対応の方が
多いようですので、こういうところで適切に関与できるように
した方が半端な活動よりもアピール力は高そうに思うのですが。
といっても著作権弁理士にできることってなんなんでしょうね。
なんてことも少し思いました。

現場からは以上です。