弁理士うめざわブログ

特許事務所の弁理士による、特許事務所業界ブログ

弁理士試験に限らず、試験会場で見ていまいち納得がいかないもの

弁理士試験の短答試験はもう来週日曜になりました。
受験生的には勉強自体はもう一巡して、
全体の調整に入っているものと思われます。

特許事務所に勤務している人であれば、1週間の休みを
取っている人もいるかもしれません。
自分も試験前に休みを取りました。
ただまあ前日ならともかく、1週間前なら詰め込めることは
まだまだ多く、今が一番勉強に集中している時期
なのではないかなと思われます。

さて試験当日なのですが、弁理士試験に限らずなにかと
納得いかないなと前から思っていたのが、
当日条文や参考書を一生懸命見ている人たちです。
大学受験の時もそういう感想を持っていました。

今読んでいるそれ、試験に絶対出ないよね、と
どうしても思うのです。自分もこれまでの人生にいろんな試験を
受けてきましたが、当日又は前日に勉強したことが、
試験本番に役に立ったことなどありません。
1週間以内でもめったにはない感じです。

まあ試験に全然関係のないマンガとか読んでいると
さすがに試験に向いていた意識が拡散してしまうので、
本試験に関係のない本は読まない方がよい気がしますが、
試験当日に一生懸命勉強するのって、なぜだろうと思います。

基本的には何も読まずにゆったりとしている方がよいと思います。
ただそれでは間が持たなかったり、あれってなんだっけと
ふと思い出すこともあるでしょうから、その時に読み返すのが
当然ありだと思います。なのですが、試験会場で見かけるのは
どうもそうではなくて、必死に何かを読んでいる姿なのです。
気分転換した方がよいのではといつも思います。

なぜそんなことを思うかというと、試験会場で何もしてないと
回りがやってるから、なんか気まずい感じがするのですね。
まあ手持無沙汰というのが本当のところかもしれません。
試験日本番直前に何をするかについても今のうちに
考えておいた方がよいのかもしれません。