弁理士うめざわブログ

特許事務所の弁理士による、特許事務所業界ブログ

弁理士冬の時代の到来

弁理士業界の皆様も、忘年会シーズン真っただ中だと思われます。
私も多分に漏れず、忘年会に参加してきました。
多分これが今年最後の忘年会だと思います。

弁理士業界の飲み会なので、当然情報交換をします。
当然いろんな話が出ました。聞いたところによると、
正直世知辛いなあという感想が出ました。

この仕事、弁理士資格なんてお飾りという時代が来ています。
徒弟制度を経てようやく身につく実務経験を経て、
ようやくものになる時代になっています。
まあその辺は昔から特に変わらないのですが。

実務経験を得るには、所長もしくは所属長の上から目線に
耐えなければなりません。まあ3年間くらいですよね。
毎日毎日上から目線。この地獄を潜り抜けてきた猛者たちには
本当に敬意を表します。

この忘年会がそうだったのですが、なんだかんだで、そこを生き延びてきた
面々は歴戦の勇者です。飲んでてくだらない話をしながら、
戦友という気持ちが芽生えてきます。
戦友とのトークというのは本当に盛り上がります。
いやあ楽しかったという気持ちにいつもなります。

まあ弁理士資格なんて飾りで、そのあとの実務経験が本番です。
そこを耐え抜いてはじめて弁理士と言えます。
弁理士は取ったけれど、という死屍累々の敗残兵を前に、
よくまあここまで来たなあと感慨にふけります。

弁理士試験受験生の皆様、ここから年明けがいよいよ正念場です。
これから試験勉強頑張ってくださいね。
こころから応援しています。