弁理士うめざわブログ

特許事務所の弁理士による、特許事務所業界ブログ

弁理士にとって華やかさは必要かについての見解の1つ

文章というのは書けば書くほどそれなりに誤解も深まっていく部分があり、
やはり精査して書かなければ行けないのですが、特にそれ自体お金をいただいている
訳でもないただのブログについてはそこが疎かになってしまう部分があり、
やっぱりここは補足した方が良いのかなあと思います。

自分の価値観として、殊更に華やかさを強調することがあまり好きではないのです。
そもそもこの仕事は華やかな仕事ではありません。それは実際にこの仕事を
やっていれば普通にわかることだと思います。
そんな中わざわざ華やかさを強調する面があるとすれば、それは
やはり裏側に何か思惑があることがほとんどで、多くの場合は
何か商業的な意図があるのかなあという邪推が働きます。

どこの受験機関とは言いませんが、この資格を取ったら未来が開けますよとか、
安易な未来を強調して資格試験を目指し、いざ就職しようとしたら
就職先も見つかりませんでしたとか、そういう人何人も知っています。
やっぱり人生をかけていくわけですから、惑わすことは良くないと思っています。


この仕事を目指すとすれば修業期間はそれなりにしんどいですので、
入ってくるとすれば、能力のある人か覚悟のある人にしてほしい気持ちはあります。
そして、いざこの業界に入ってきたのであれば、
全員が食える世界であってほしいなあというのが自分の素朴な願望です。
まあ実際は無理ですし、人の能力の上下幅も大きいですし、
勝ち組負け組はどうしても出てきます。ただまあかつて落ちこぼれだった
業界の時に入ってきた組としては、弱い人にももう少し優しくて良いのでは、
ということはふと思ったりしますよね。
強者は強者の論理で高収入の未来を強調しますが、
この業界それなりに死屍累々あります。
そういう人間は少しでも少なくあってほしいと思っています。

自分もまたこの年まで何とかこの業界で生きていけたわあ、という意識があります。
70歳くらいまでは何とかやっていければと思いますし、みんなそんな風に
生きていきたいのではないでしょうか。


何が言いたいかわからない感じにはなってきたのですが、
ネットには陥れたい人たちが実際のところ沢山いますので、
変な匂いにはなんとなく敏感になってしまうのですよね。
分からないことについては余計なことをするなという気持ちが出てきてしまいます。

業界に入ってくること自体は歓迎していますが、
入ってきた以上は、生き残りましょうね、というのが私の願いです。