弁理士うめざわブログ

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40代男性弁理士が婚活で結婚相談所でお見合い1-5人目

前記事の続きです。最初の頃のお見合いの話。

簡単に決まると思ってないわけですよ。ですので、
お見合いはたくさん組んだ方が良いなあ、でもどれくらい組めるんだろう、
自分の会える人はどんな人なんだろう。まあそんなことを考えて、
申し受け、申し込み、たくさんお見合いすることにしました。

その結果お見合いが、土曜朝、昼、日曜昼、月曜夜、木曜夜、土曜昼、日曜朝、昼、
と9日間8人で組まれました。ハードですね。こういうのやめた方がいいと思います。
弁理士試験の口述試験の本番をこれだけこなせと言われたらきついでしょう。
お見合いそのものはそれくらいの緊迫感なのです。
そのレポートをこれから列挙していきます。

1人目がまず申し受けでした。申し込まれたらなるだけ受けるように
していました。今回はそれでよかったのですが、やはり絞った方が良いです。
プロフィール写真が白っぽいドレスで、なんかウエストを
ひねったポーズをしてるんですよ。で、それが似合ってない感じで。
でもまあいいか、ということで会うことにしました。

場所は京王プラザホテルです。お見合いの総本山
土日の昼のラウンジは、半分がお見合い風で、一般の人は
むしろ場違いなんじゃないかというくらいです。
今後特に書かない場合、大体ここでのお見合いです。(←明細書風)

プロフィール写真はついている訳ですが、参考程度です。
顔、写真とちょっと違くない?という人が結構いました。
初対面なので違う人に声をかけそうになることも少なくないのです。
定番の日比谷花壇前では、お見合い風の待ち合わせを色んな人がしているので。

ようやく見つけて声をかけると、相手は不安そうな表情を和らげました。
写真と違い服装は普通でした。とともに写真より印象は良かったですね。
自分「はじめまして、お見合い今日が初めてなんですよ。なんか勝手がわからなくて」
相手「私も2回目なんですが慣れないですよね」

なんて会話をしてました。打ち解けてきたところで、
で、写真のあのポーズ一体なんすか」と聞いたのですが、
「相談所の人がそうしろって」、と恥ずかしそうにしてました。
あとまあ朝の設定だったので、「お昼は忙しいんですか?」と聞かれました。
やっぱ朝だと怪しまれるんですよね。普通は昼にいれるから。

経理関係の仕事をしているようでしたが、弁理士の仕事というのを
なんとなく調べてきてくれていたようでした。けど仕事の話を
弾ませるのは難しく、プライベートの話中心になります。
全般和やかに会話をして一緒に駅まで帰りました。
一緒に帰ったのはこれが最初で最後ですね。
結果は翌日昼までなのですが、印象としては〇で次に向かいました。

2人目は「お勧め」にこちらからの申し込みです。横浜へ移動。
段取りはまあ同じような感じなので省略します。
写真はクールでとっつきにくい印象だったのですが、実際は積極的に
話をしようという感じで、なんとなくうまく運びました。
それ以外あんまり覚えてないです。印象としては〇でした。

1日に2人に会うのは疲れます。と同時にどっちが良いのか、
いまいち判断できないんですよね、しょせん1時間ですし。
じゃあ2人〇にするかということなのですが、あとに会う人
詰まってるわけですよ。ちょっと楽しみな人もいたりします。
そんなにスケジュール詰めて大丈夫なの?
ということで、結局2人ともお断りにしました。
翌日昼までに回答しないといけないから。
結婚相談所ってそんなノリなんですよ。

翌日の3人目ですが、会った瞬間ないなと思いました。
なんとなくおしゃべりをして解散しました。
あまり即決だとあれなので、翌日まで悩んだことにして、
翌日お断りにしました。

で、月曜の4人目。「お勧め」にこちらからの申し込みです。銀座。
写真はなんか女子アナ風の美人なわけですよ。
楽しみにしていったらなんか最初から険悪な感じな雰囲気です。
もちろんそこに女子アナはいませんでした。
ももクロの赤を険しくした感じです。

お見合いというよりは圧迫面接でしたね。
禅問答のような問いばかりで、まさに口頭試問です。
沈黙の時間も長く、でもこちらが盛り上げなければなりません。
これを盛り上げるのは至難の業でしたが、盛り上がりませんでした。
仕事へのこだわりを聞いてきたのも彼女だったのですが、
会話もなんかかみ合わず、それでもまあここまで全部お断り
してしまったことだし、ということでバランスをとって
OK返事をしましたが、今回はお断りされました。

木曜の5人目。申し受けです。プロフィールを見ると
希望年齢を自分は越えているのですが良いのかなと思いつつ、
まあ申し込まれたわけだし、ということで受けました。
写真はピンボケ気味、プロフィールも薄いので、
特に期待もせず行ってみました。
会ってみると、ここまでで1番、お見合い全体では2番目か、
にランクされる美人な方でした。なんか顔の話ばかりしてますが、
実際それくらいしか判断材料がないんですよね。
大学が同じ話、サークルの話、彼女の会社の話、
会話は弾ませようと努力しましたが、途切れ途切れです。
テレビドラマが好きなようですが、私はテレビを見ません。
もともと彼女のプロフィールも薄いですし、なかなか難しかったです。
結果は断られました。

5人分書いたので一旦とりあえずここで総論。
マッチングしたらホテルのラウンジでお見合いすることになります。
お茶飲みながら1時間くらい会話ですね。
なお、コーヒーより紅茶がお勧めです。間が持たなくなるんですよ。
紅茶は足せてたくさん飲めるのでお勧めです。

そんな風に話すネタなんてない訳ですね。そこを事前にプロフィールに
仕込んでおくわけです。そして相手のプロフィールもじっくり読んでいきます。
プロフィールを照合して会話のポイントになる点を決めておくのですが、
相手もプロフィールの薄い人が本当に多いのですね。
それでも出身地、きょうだい構成、等はおさえておきました。
職業は盛り下がりそうだったので、こちらからは避けるようにしました。
ですが、親の職業は確認しました。意外と会話につながるんですよ。

で、普通の女の人って別に聞いてないこといくらでも話すじゃないですか。
お見合いの相手ってそうじゃないんですよ。こちらが頑張って話を振っても
話が広がりません。だからネタの用意は1つ2つじゃ不足します。
相手に合わせて3つ、自分に関する使い回しネタを3つくらい
どれかヒットすれば何とか座持ちするという感じです。
それくらい本当に話してくれないのだという気持ちで挑むので、
どの果し合いも本当に疲れますね、

なので、当日は相手への気遣いもですが、まあ気合です。
会話を途切れさせないぞという気合をいかに1時間持続するか。
逆に1時間越えそうになることもあるのですが、
はっきり言ってお互い疲れるので1時間を目安に切り上げます。
一緒に駅まで帰ることもありますが、大体その場で解散ですね。

お見合いは平日/土日と、朝昼夜があります。土日の昼が基本です。
これを朝とか夜、平日にすると、話が流れやすいのですね。
流れやすいというか、自分の場合ほぼ流れました。
上の例だと月曜木曜はそうだったので、平日はこれ以降回避しました。
多分互いに本命感が薄くなるのでしょう。空き時間を埋めた感じです。
次回から軌道修正しながら、新しい人に挑んでいきます。