雇用調整助成金、ハローワークの相談窓口がパンク、電話がつながらない
先の記事で、既に受付が始まっている雇用調整助成金ですが、
要件を緩和したところ、電話が殺到してつながらず、
オペレータの方も朝から晩まで忙殺されているという状況のようです。
そもそもこの雇用調整助成金ですが、新型コロナウイルスの影響による
解雇や雇い止めを防ごうと、政府は雇用を維持した企業が働き手に払う
休業手当への助成制度を、リーマン・ショック時なみに拡充するもの。
その相談窓口の東京労働局のハローワーク助成金事務センターは、
電話が「パンク状態」(担当者)という。
「8回線の電話が、ずっと相談で埋まっている」。
窓口を訪れる人も増えており、会議室を臨時の相談室にしたそうですが、
同労働局のハローワーク渋谷の窓口も4月以降、多い時は100人待ちに近い。
「雇用調整助成金」の相談が殺到しているためで、
バスやホテルなど観光関係や飲食業界からの相談が多いという。
2月から4月3日までに、この助成金の制度で必要な休業計画の届けは
延べ2859件あり、うち助成金の申請は214件あったが支給済みは2件と滞っている模様。
引用:
https://www.asahi.com/articles/ASN486607N48ULFA001.html
https://mainichi.jp/articles/20200415/ddm/041/040/098000c
私の本業の飲食店は、小池都知事による3月25日の自粛要請で満席の予約がほぼ全てキャンセルになり空席の日が続いています。
— 如月真弘 (@mahirokisaragi) 2020年4月8日
休業したくても休業中の従業員給与を補填してくれるという雇用調整助成金は受付がパンク状態で折り返し待ちが一週間以上、審査に二ヶ月から三ヶ月以上かかるという状態です。 pic.twitter.com/FoP8HEOgVO
雇用調整助成金のスピードがあまりに遅い。
— 志位和夫 (@shiikazuo) 2020年4月14日
相談件数―4・7万件
支給に向けた手続きに入った件数―2859件
支給申請が受理―214件
支給決定―2件
手続きを思い切って簡素にし、「まず支給し審査は後で」という抜本的改善が必要だ。