弁理士うめざわブログ

特許事務所の弁理士による、特許事務所業界ブログ

4℃とプレゼントとその考え方

どうも恒例行事のようなのですが、クリスマスプレゼントでカナル4℃のオルゴール?
をもらったということをネットでさらした話があり、それが炎上しております。

 

その是非については色んな見方があるようなのですが、せっかくなので
プレゼントに対する考え方をつらつらと書いてみます。

私自身はプレゼントを買うことももらうことも基本的にはほとんどなく、
欲しいものがあれば自分でその都度買えばよいのでは、という感じなのですが、
贈り物をしなければいけない機会があることも過去にはあり、
そこで頭をひねることはありました。

現代はモノがあふれる時代ですから、もらう側ももらえればなんでも
うれしいという時代ではなくなっています。送るときに一番心がけ
なければならないのは、もらっても扱いに困るものを贈らないということです。

そういう観点で言うと、基本的にもの送るときは消えもの、
消耗品にするのが一番喜ばれますね。

典型的なとこで、お菓子もらって困る人はほとんどおらず、あまり多すぎて
困るなあなんてことはあり得ますが、たまっていないときに
もらうのは大体の人がうれしいはずです。

まあそこでマカダミアナッツとかだと、お土産?って感じになるので、
例えばジャンポールエヴァンとか買っておけば、例えば異性向けだと
若干は色っぽい感じになるのではという気もします。

あとはまあアクセサリーとか買うくらいならいっそのこと花束とか
贈ってしまってはどうかねという気もします。
メッセージ性が強い感じはありますが、花ってもらったら花瓶に
さすだけですし、何よりこれも消耗品です。時が来れば枯れます。
少なくとも案外もらって困るものではないですよね。

消耗品に絞るだけでも色んなものがありますね。


消耗品以外で、ということになりますと、基本的な考え方がありまして、
その商品の標準価格帯よりも高い物を送るというのが
喜ばれるプレゼントの原則です。

1万円のアクセサリーを贈ると微妙なのは、その女性が身につける
アクセサリーの標準価格帯が1万円より高いからです。
1万円が高い安いよりも、アクセサリーとして1万円は安い、
ということで、せっかく遣ったお金が無駄になります。
アクセサリー以外でも、1万円のバッグだとうーん、って感じになりますよね。

例えばですが、1人1万円の食事をごちそうしたとなれば、
それは結構値が張りましたね、ということになりますよね。
同じ1万円でも、何買うかによって印象が大きく変わります。

まあ例えば2万円のものを買うとしたら、普通だと3000-4000円くらい
のものを使うところの高級品を買ってあげる、というのが
良い線というのが私の考え方です。

自分の過去の例だと、イヤホンをプレゼントしたことがあります。
2万円くらいするイヤホンです。イヤホンにそこまでお金かける人は
あんまり多くはないでしょう。
けどイヤホンあったらあったで使いますので、高級品を買うと喜ばれます。

いずれにしても物をもらう人間がもらって困らないかについて
ある程度想像を巡らせるというか、そういう気配りのようなものが
プレゼントの本質という気がします。
自分はというとそういうのが年々面倒になってきますので、
縁遠くなってしまいましたが。