弁理士うめざわブログ

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月刊「パテント」紙提供に代えて電子書籍化

月刊「パテント」と言えば弁理士登録すれば毎月送られてくる例の雑誌です。
最初の頃は何となく読んでいたものの、そのうち興味あるものだけになり、
そのうちに、となり、段々処理に困ってきている人も多いのではないかと思われます。

また、弁理士会電子フォーラムによれば、

・主たる事務所宛に印刷物(以下「製本書籍」といいます。)をお届け中
日本弁理士会においては業務のDX化を推進
・月刊パテントについてもデジタルデータでの会員への提供を望む声が多数
・在宅勤務等により、会員の皆様のお手元に届くのが遅れたり、
・主たる事務所には届いたにもかかわらず在宅勤務のためにお読みいただけない

という状況に鑑みて、
月刊パテントの電子書籍化についての検討を進め、令和4(2022)年1月発行分より、
会員の皆様に対して、製本書籍の郵送を廃止し、電子書籍を提供することを決定

という発表がなされました。

なお、引き続き製本書籍での購読をご希望の場合、年間購読のみお請けし、
定価(980円、税・送料込)に対して割引価格により提供いたします。

とのことです。

具体的には、

[提供の開始]令和4(2022)年1月発行分から
[提供の方法]日本弁理士会電子フォーラムにてPDFファイル(冊子単位)の提供
[提供の案内]電子フォーラム掲載後、会員メールにてアクセスURLと目次を案内


電子書籍にしたら益々読まなくなるのでは?という声も聞くのですが、
かといって紙で来ても毎月毎月邪魔になっていくのも現状で、
個人的には発行頻度を年4回とかに下げた方がよいのでは?
とも思いましたが、まずは電子書籍での提供ですね。