弁理士うめざわブログ

特許事務所の弁理士による、特許事務所業界ブログ

仕上がった弁理士

仕上がった弁理士。もう一丁上がりになって、あまりあくせくしないでよい状態。
なりたいですねえ。まだまだ当方は貧乏暇なしでして、一丁上がりには程遠いです。
さて弁理士がこの仕上がった状態になるとはどういうことでしょうか。

やっぱりある程度仕事の依頼は来ていないといけません。

お金はあって仕事しなくていいから仕事しない、というのは
仕上がったというよりも隠居状態のような気がします。
とともに、やっぱり生涯現役の方が良いのではないでしょうか。
欲しいときやりたい時だけ仕事をするというのも難しいですし、
やっぱり仕事が途切れだすとずっと仕事はない気もしますので、
コンスタントに仕事は来ていないといけません。

となると基本1人弁理士事務所でそれは難しいと思うのですよね。
所長弁理士として部下にこれやっといてよ、と振って
気の赴くままにチェックをする。
お、これ面白そうじゃないかと思ったらおもむろに着手してみる。
やりたいようにしごとをやる。仕上がった感じがしますよね。

もちろんある程度売り上げはたっていないといけませんので、
自分が仕事をやったりやらなかったりでは売り上げは立ちません。
するとスタッフが仕事をする体制である必要があるのですね。
気まぐれに仕事はするけど、しなくても売り上げが立つ状態。

なんか好き勝手な印象がありますが、意外とこういう年寄り弁理士いますよね。
ある程度大きくなると会社組織になるので逆に難しくなります。
零細特許事務所で仕事したり会務に出かけたりマネージメントやったりの位置。
いいよね楽で、とスタッフに陰口叩かれたりしています。

とは言え、最近そんな特許事務所も厳しくなりつつあります。
そんな楽な仕事ってなかなかないですよね。
書きながら世知辛い気持ちになってきました。

今日は2021年度弁理士短答試験、そして志願者は久々に増加

今日はようやく弁理士試験、短答試験が開催されます。
例年5月下旬なのですが、昨年のコロナの影響の後ろ倒しの結果として、
今年もスケジュールが後ろ倒しになりました。
来年からは正常化するのではないかと思います。

ただ試験自体は毎年本質的に変わるものではなく、
実質的に短答試験が一番の難関になるのかなあと思われます。
論文試験は結構運不運に左右されますよね。

さてそんな今年の弁理士試験ですが、ようやく昨年よりも
志願者数が増えました。

令和3年度弁理士試験志願者統計

https://www.jpo.go.jp/news/benrishi/shiken-tokei/document/2021/1_shigan.pdf

昨年の3387人に対して、今年は3847人です。
460人増えました。

人数的にはすでに底打ち付近になっていましたが、
景気の先行き懸念が高まると、こういう国家資格は人気になりますね。

そして、令和3年度弁理士試験志願者統計を見ると、
女性比率がさらに高まっています。
ここまで大体男女比5:1くらいでずっと来ていたのですが、
女性比率が23.4%までのびました。
今後4:1くらいになっていくのでしょうか。

あと年代別だと20代が増えていますね。
人が減ったことでねらい目と見た人が参入しているのでしょう。

いずれにしても今日は本試験。頑張ってほしいです。

独立してうまくいく人といかない人

前にも似たようなこと書いた気はするのですが、
独立しようというときに、その独立が成功するかどうか、
って見込みはとても気になるものですよね。

弁理士の独立で言うと、失敗する人は比較的少なく、
どちらかというとうまくいく人の方が多いです。
ただ一定数うまくいかない人というのは出ます。

これから独立しようという人に会ったとき、
その人がうまくいきそうかどうかについて、
分かるかというとある程度分かります。
スペック的なものよりその人の雰囲気的な部分ですね。

色々試行錯誤して自分のやり方を試していこう、
こういうタイプの人は大体成功している気がします。
結局人が商品なので、その人なりのやり方しかないんですね。

なので逆にこのひとまずそうだな、というのはこの逆になります。
雰囲気的にもじもじしていて、結局どうしたいんだ、
というのが分からない、それでいて変なプライドは大きい、
なんか空気読めない、そんな感じの人は、
難しいだろうなあと思いながら数年たつと、
やっぱり畳んでいたりします。

そんな観念的な話なの?ってなりそうなんですが、
商売ですので、商売に向いている人向いていない人います。
商売人的雰囲気と言いますか、そういうのが必要です。

といっても陽キャである必要はないんですよね。
陰キャなりのコミュ力ってのはありますので、
そういうのがあればわりかし何とかなるんじゃないかなと、
そんな印象を持っております。

今日そんな感じの話が出たので、そういう記事にしてみました。

自分なりの話術と会話の法則

自分は子供の頃対人能力が高くないなと思うことがあり、
また恋愛などで好きな人とうまく話せないなどもあり、
どうやったらうまく会話ができるのかということを
自分なりに研究してきたことがあります。

その結果、今の自分はそこまで人との会話に苦労する
ということはなくなっているのですが、
その辺の会話の方法って通常はなんとなくするもので、
あんまり方法として説明されることは多くないですよね。

ということで、自分の考える話術の方法をつらつらと
書いていくことにします。


基本的には、何を話すかの会話のパターン・引き出しを
たくさん頭の中に入れておくというのが一番の手法になりますね。

会話で余計なこと言うのは大体話のネタに詰まるからだし、
会話の引き出しが多ければ、ここは話す場面、ここは聞く場面の
押し引きもだんだんコツがつかめてきます。

無口な人ほど心を開いた瞬間に饒舌になりますし、
饒舌になった結果、バランスの悪い形でダーッとしゃべりだす
というのもありがちな傾向です。

そういう会話能力のバランスの悪さを認識しているから
どうしても無口になりがちだし、そういう人を相手にする場合は
話を引き出すことに注力すべき。


会話をするとき、心開いてないなら中々しゃべらないし、
心を開いた瞬間一方的にしゃべりがちになります。

・まずアイスブレイク的な話題を用意しておく
・提起した話題について相手に話を振る
・相手が積極的に会話をしてくるまでは、できるだけ自己開示に努める
・相手が話し出したら聞き役になる

良く会話で聞き役になれと言われますが、

・相手が心開くまでは話し出さないのでこちらから会話を続ける。
・相手が話し出したらこちらの話は問答無用にやめる。
・とにかく相手が話そうとしているかどうかを注意しながら話をする。
・話題は自分の土俵でなく相手の土俵で

話術について、上手に相づちを打つとかリピーティングとか、
色々試しましたが、こういうのって会話の際に集中力がそがれるんですよね。
できる人はやってみた方がいいと思いますが。

一番大事なのは自己開示と相手の反応の観察だと思います。

弁理士はどんな時に独立しようと思うのか

まず自分の場合なんですが、最初に独立したいと思ったのは、
スクウェアで働いていた時ですね。
もう20年以上前の話です。

取引先の個人弁理士事務所の先生と親しくなり、
話を聞いていくうちに、将来弁理士資格を取って
独立するのってよいなあとそんなことを思い、
そこで弁理士試験の勉強を始めました。

大体きっかけとしては、今やってる仕事しんどいなとか、
会社辞めたいなとか、そんなうしろ向きの動機が
一番多いのではないかという気がします。

結局勉強して受からなくて、その後特許事務所を
転々としたのですが、最後の特許事務所で一念発起して、
弁理士試験に合格しました。
ただその時点では、勤務弁理士も悪くはないなと、
そんな風に思っていました。

ただ、前職の特許事務所の風向きが悪くなり、
(結局その特許事務所なくなりました)
転職か独立かを検討したところ、
ある程度の年になっていい待遇で雇用もあまりないし、
逆に年齢的にこれが最後のチャンスかとも思ったことから、
独立に踏ん切りました。

要するに、まず独立ありきではないのですよね。
これが他士業だと勤務するために資格を取る、
というのではなく、まず資格を取って独立するんだ、
という目的で資格を取ることが多い印象を受けます。

実際のとこ、文系弁理士の方ってのは他の資格と天秤にかけて
弁理士を選択することが多いです。
その結果満を持して独立する人が、理系に比べて多い気はします。

じゃあ理系はというと、いろんな人の話を聞いた印象ですが、
独立するために資格を取って実務経験を積む、
という方向性の方にあったことはありません。
実務経験を積み、弁理士資格を取った状態で、
例えば勤務している特許事務所と折り合わないなどの、
将来選択を考える機会があって、それで初めて独立する、
という人が、会った限りではほとんどでした。

まあ大体が突発的なわけです。

独立するなら計画的にやった方が良いかなあとは思うのですが、
業界的に独立される方はそこまで計画的ではなく、
大体が突発的な傾向があるので、独立を考えている方は、
大体そんなもんだよと思ってもらえれば。