弁理士の結婚相談所うめざわブログ

特許事務所業界がメインでしたが今は結婚相談所ネタ

結婚相談所に存在する「お土産文化」

結婚相談所で活動していると、一般の恋愛市場ではあまり見かけない独特な文化に出会うことがあります。

その一つが、いわゆる 「お土産文化」 です。

婚活をしていない人からすると、少し意外に感じるかもしれません。

「お見合いでお土産?」
「初対面なのに?」

と思う方もいるでしょう。

ですが、実際に結婚相談所では一定数見かけます。


お土産はどんな場面で渡されるのか

お土産が登場する場面は主に3つあります。

  • お見合い時
  • 仮交際中のデート
  • お茶代のお礼

特に女性側から渡されるケースが多い印象です。

例えば、お見合いで男性がお茶代を負担した際に、

  • 小さなお菓子
  • 地元のお土産
  • スターバックスカードのお返し

などを渡すケースがあります。

結婚相談所の外から見ると、かなり独特な文化かもしれません。


なぜお土産文化が生まれるのか

おそらく、この文化は自然発生というより、

  • 仲人からのアドバイス
  • 婚活ブログやSNS
  • ネット上の婚活ノウハウ

こうしたものを通じて広がった部分が大きいと思います。

「お土産を渡すと印象が良くなる」
「感謝が伝わる」
「差別化になる」

そうしたノウハウとして広まってきたのでしょう。


実際、お土産は効果があるのか

結論から言うと、

一定の人にはかなり刺さります。

特に男性側に響きやすい印象があります。

理由はシンプルです。

お見合いや初期デートでは、男性側が負担を感じやすいからです。

  • お茶代を払う
  • 食事代を払う
  • デートを設計する
  • リード役になる

こうした負担が積み重なる中で、女性側から小さなお土産やお礼があると、

「ちゃんと気遣ってくれている」
「感謝してくれている」

と感じる人は少なくありません。

重要なのは金額ではありません。

相手を気遣う姿勢や感謝の気持ちが伝わることに意味があります。


ただし、万能ではない

一方で、お土産文化にはデメリットもあります。

まず、単純に負担です。

毎回用意するとなると、

  • お金がかかる
  • 手間がかかる
  • 地味に疲れる

これは無視できません。

さらに問題なのは、

刺さる相手と刺さらない相手がいる

という点です。

好意的に受け取る人もいれば、
そこまで響かない人もいます。

つまり、お土産は万能テクニックではありません。


婚活テクニック全般に言えること

実はこの話、お土産に限った話ではありません。

婚活で語られる様々なノウハウ、

  • LINEの頻度
  • デートの進め方
  • 気遣いの見せ方

これらも本質的には同じです。

一部の相手には刺さる。

でも、全員に刺さるわけではない。

婚活には、こうした「一部には有効だが万能ではないテクニック」がたくさんあります。


結局、お土産は必要なのか

私の結論はシンプルです。

やりたい人がやればいい。

これに尽きます。

お土産を渡すこと自体は悪いことではありません。

むしろ、それが自然にできる人は強みになることもあります。

ただ、無理してやる必要はありません。

義務感で続けるものでもないと思います。

婚活では、テクニックよりも、

  • 自分に合うやり方か
  • 無理なく続けられるか

の方がずっと重要です。

お土産文化も、その一つに過ぎません。

成婚する人は、理想の相手像がはっきりしている

結婚相談所で活動していると、

「どういう人が成婚しやすいですか?」
「高望みってどこから高望みなんですか?」

という質問をよく受けます。

この問いに対して、現場感覚としてかなり明確に思うことがあります。

それは、結婚相談所でうまくいく人は、単純に条件が良い人とは限らないということです。

むしろ重要なのは、

「自分がどんな相手を求めているのかが明確になっているか」

です。


成婚する人は、理想の相手像がはっきりしている

結婚相談所でうまくいく人には共通点があります。

それは、

「こういう相手がいい」
という像が、かなり明確になっていることです。

もちろん、最初から明確な人ばかりではありません。

実際には、活動開始時点では多くの人がかなり曖昧です。

  • 優しい人がいい
  • 話しやすい人がいい
  • 価値観が合う人がいい

このあたりで止まっているケースが多いです。

ですが、成婚する人は活動を続ける中で徐々に明確化していきます。

  • 自分はどんな人と相性がいいのか
  • 何を重視しているのか
  • 逆に何は妥協できるのか

こうした基準が整理されていくのです。

そして最終的に、その基準に合う相手と出会ったとき、迷いなく決断できます。

逆に苦戦する人は、最後まで判断基準が曖昧なままです。

なんとなく申し込んで、
なんとなく会って、
なんとなく断る。

これを繰り返して、婚活が長期化していきます。


条件には「高低があるもの」と「高低がないもの」がある

婚活における条件は、大きく2種類に分けられます。

この違いを理解しているかどうかで、婚活の難易度はかなり変わります。


1. 高低がある条件

これは婚活市場で人気が集中しやすい条件です。

例えば、

  • 年齢
  • 年収
  • 学歴
  • 身長
  • 容姿

こうした条件には、ある程度「高低」があります。

市場全体で見たときに、多くの人が同じ方向を好みやすい条件です。

例えば、

  • 若い方が人気
  • 年収が高い方が人気
  • 高身長の方が人気

という傾向ですね。

こういう条件を多く求めれば求めるほど、競争は激しくなります。


2. 高低がない条件

一方で、こちらは優劣ではなく相性で決まる条件です。

例えば、

  • 趣味が合う
  • 落ち着いている
  • 会話のテンポが合う
  • 一緒にいて疲れない
  • 穏やかな性格

こうした条件には、絶対的な優劣がありません。

ある人にとって理想でも、別の人にはそうでもない。

つまり、これは市場価値ではなく相性の問題です。


本当の高望みとは何か

婚活で「高望み」という言葉はよく使われます。

しかし、単純に条件が多いから高望みというわけではありません。

本当の高望みとは、

高低がある条件ばかりを積み上げている状態

だと思います。

例えば、

  • 年収800万円以上
  • 35歳以下
  • 高身長
  • 大卒以上
  • 大企業勤務

こうした条件をすべて求めると、当然かなり厳しくなります。

人気が集中する条件ばかりを求めているからです。

一方で、

  • 趣味が合う
  • 穏やか
  • 話しやすい
  • 一緒にいて安心できる

こうした条件を細かく持つことは、高望みとは言えません。

これは「贅沢」ではなく、自分に合う相手を探すための基準だからです。


条件を明確にすることは悪いことではない

婚活をしていると、条件を口にすることに気後れする人もいます。

「こんなこと言ったら高望みと思われるかも」
「条件を言うのは感じが悪いかも」

そう思って、本音を飲み込んでしまう人もいます。

でも、本来条件を明確にすること自体は悪いことではありません。

むしろ大事なのは、

  • 何を求めているのか
  • その条件は市場で競争が激しいのか
  • 優先順位はどうなのか

これを整理することです。

婚活がうまくいく人は、この整理ができています。

そして、自分にとって本当に大切な条件が分かっているからこそ、迷いなく決断できるのです。

婚活が長引く人ほど、条件が多すぎるというより、

条件の整理ができていない

ケースが多いように思います。

まずは、自分が求める条件を

  • 高低がある条件
  • 高低がない条件

に分けて考えてみる。

それだけでも、婚活の見え方はかなり変わるはずです。

結婚相談所でうまくいく人は、最初から条件が高い人ではない

結婚相談所で活動していると、

「どういう人が成婚しやすいですか?」
「高望みってどこから高望みなんですか?」

という質問をよく受けます。

この問いに対して、現場感覚としてかなり明確に思うことがあります。

それは、結婚相談所でうまくいく人は、単純に条件が良い人とは限らないということです。

むしろ重要なのは、

「自分がどんな相手を求めているのかが明確になっているか」

です。


成婚する人は、理想の相手像がはっきりしている

結婚相談所でうまくいく人には共通点があります。

それは、

「こういう相手がいい」
という像が、かなり明確になっていることです。

もちろん、最初から明確な人ばかりではありません。

実際には、活動開始時点では多くの人がかなり曖昧です。

  • 優しい人がいい
  • 話しやすい人がいい
  • 価値観が合う人がいい

このあたりで止まっているケースが多いです。

ですが、成婚する人は活動を続ける中で徐々に明確化していきます。

  • 自分はどんな人と相性がいいのか
  • 何を重視しているのか
  • 逆に何は妥協できるのか

こうした基準が整理されていくのです。

そして最終的に、その基準に合う相手と出会ったとき、迷いなく決断できます。

逆に苦戦する人は、最後まで判断基準が曖昧なままです。

なんとなく申し込んで、
なんとなく会って、
なんとなく断る。

これを繰り返して、婚活が長期化していきます。


条件には「高低があるもの」と「高低がないもの」がある

婚活における条件は、大きく2種類に分けられます。

この違いを理解しているかどうかで、婚活の難易度はかなり変わります。


1. 高低がある条件

これは婚活市場で人気が集中しやすい条件です。

例えば、

  • 年齢
  • 年収
  • 学歴
  • 身長
  • 容姿

こうした条件には、ある程度「高低」があります。

市場全体で見たときに、多くの人が同じ方向を好みやすい条件です。

例えば、

  • 若い方が人気
  • 年収が高い方が人気
  • 高身長の方が人気

という傾向ですね。

こういう条件を多く求めれば求めるほど、競争は激しくなります。


2. 高低がない条件

一方で、こちらは優劣ではなく相性で決まる条件です。

例えば、

  • 趣味が合う
  • 落ち着いている
  • 会話のテンポが合う
  • 一緒にいて疲れない
  • 穏やかな性格

こうした条件には、絶対的な優劣がありません。

ある人にとって理想でも、別の人にはそうでもない。

つまり、これは市場価値ではなく相性の問題です。


本当の高望みとは何か

婚活で「高望み」という言葉はよく使われます。

しかし、単純に条件が多いから高望みというわけではありません。

本当の高望みとは、

高低がある条件ばかりを積み上げている状態

だと思います。

例えば、

  • 年収800万円以上
  • 35歳以下
  • 高身長
  • 大卒以上
  • 大企業勤務

こうした条件をすべて求めると、当然かなり厳しくなります。

人気が集中する条件ばかりを求めているからです。

一方で、

  • 趣味が合う
  • 穏やか
  • 話しやすい
  • 一緒にいて安心できる

こうした条件を細かく持つことは、高望みとは言えません。

これは「贅沢」ではなく、自分に合う相手を探すための基準だからです。


条件を明確にすることは悪いことではない

婚活をしていると、条件を口にすることに気後れする人もいます。

「こんなこと言ったら高望みと思われるかも」
「条件を言うのは感じが悪いかも」

そう思って、本音を飲み込んでしまう人もいます。

でも、本来条件を明確にすること自体は悪いことではありません。

むしろ大事なのは、

  • 何を求めているのか
  • その条件は市場で競争が激しいのか
  • 優先順位はどうなのか

これを整理することです。

婚活がうまくいく人は、この整理ができています。

そして、自分にとって本当に大切な条件が分かっているからこそ、迷いなく決断できるのです。

婚活が長引く人ほど、条件が多すぎるというより、

条件の整理ができていない

ケースが多いように思います。

まずは、自分が求める条件を

  • 高低がある条件
  • 高低がない条件

に分けて考えてみる。

それだけでも、婚活の見え方はかなり変わるはずです。

ソフトウェア特許の価値の低さとその対策

ソフトウェア特許って活用するのが難しいんですよね。医薬や化学は特許の価値が高いんですが、機電系はもう少し落ちて、それでも嵌まれば何とかという感じなのですが、組み込み系でないソフトウェアの特許が実効性を持つ事例ってのがなかなかない気がしています。

 

ざっくり言うと、特許の「効きやすさ」はこんな感じです。

  • 医薬・化学 → 非常に強い
  • 半導体・材料 → 強い
  • 機械・電機 → 中程度
  • 組み込み → 条件付きで強い
  • 純ソフトウェア → 難しい

特に日本では、純ソフトウェア特許は「取れる」と「効く」が別問題

なぜ難しいのか

  1. 侵害立証が難しい

これが最大。

ソフトウェアは中身が見えない。

例えばSaaS。

  • UIは見える
  • 裏側ロジックは見えない
  • DB設計も見えない
  • API内部も見えない

なので、相手が同じ処理をしているを立証しにくい。

 

医薬なら成分分析できる。
機械なら分解できる。

でもSaaSはブラックボックス。

ここが大きい。

  1. 回避設計しやすい

純ソフトって構成変更しやすい。

  • 処理順変更
  • モジュール分割
  • サーバ側移動
  • クライアント側移動

この辺で逃げられやすい。

  1. 技術進化が速い

特許取る頃には古い問題もある。

出願から権利化まで数年。

ソフト業界では長い。

 

それでも価値が出るケース

ゼロではないです。
むしろ「刺さる領域」が限定されている。

  1. プロトコル・通信制御

これは強い。

例:

  • 通信最適化
  • 遅延削減
  • 負荷分散
  • 圧縮処理

この辺。

通信仕様に食い込むと強い。

  1. AI基盤・アルゴリズム

最近ここ。

例:

  • 推論高速化
  • モデル圧縮
  • 学習制御

ただ OpenAI や NVIDIA 級のプレイヤーが多く、競争は激しい。

  1. ハードと密接なソフト

これは強い。

例:

  • ロボット制御
  • IoT
  • 画像処理
  • 自動運転

実質、組み込み寄り。

  1. B2B SaaSで仕様固定されるもの

ここは意外とあります。

例:

  • 会計
  • ERP
  • CAD
  • セキュリティ

業界標準ワークフローに乗るもの。

仕様が似やすい。

 

実際の価値は「差止」より別にある

ここが重要。

純ソフト特許の価値って、
訴訟よりむしろこちら。

  1. 資金調達

VC向け。

知財あります

は効く。

  1. M&A

デューデリで見る。

  1. 牽制

競合向け。

  1. 守り

クロスライセンス。

つまり、

権利行使のためというより、交渉力のために持つ

ことが多い。

婚活リアリティ小説

33歳川崎市内のメーカー勤務、MARCH理工学部修士卒、年収はようやく600万円を超えた。なかなかこれと行って出会いもないので婚活を始めようと思う。これまで恋愛経験はないのだけど、婚活スペック的にはそこそこいけてるはずだし、何よりも真面目で温厚な自分。婚活をしたら引きはあるはずだ。

マッチングアプリはどうやら男性不利なようだし、どうも合う気がしないので、結婚相談所に登録しようと思う。コスパの悪いことは避けて貯金はしてきた。婚活費用は十分にある。車はコスパが悪いので持たない。その分だけ株式に投資をして着々と増やしてきた。

さてまずは話を聞いてみようと都内の結婚相談所まで足を運ぶことにした。すぐにでも結婚したいのはやまやまだけど、これまでの女性関係で嫌な思いもしてきた。自分は正直モテる方ではないと思う。しかし経済力には自信がある。自分をお金目当て、ATMとして見るような女性はなんとしても避けたい。

結婚相談所は入り口がキラキラしていて気後れがしながら待っていたところ、奥から熟年のお見合いおばさんがやって来た。服装は妙にごてごてしていて、満面の不自然な笑顔で迎えてくれた。いらっしゃい、結婚っていいものよお~。あなたならすぐ結婚できるから任せてちょうだい。苦手なテンション

色々説明を受け、内容は分かったような分からないような感じではあるけど、おばさんのすごい勢いに押されて入会することになった。とは言え、色んな証明書類は必要だし、写真もとらないといけない。その辺お見合いパーティやマッチングアプリと違って面倒


色々もたもたしてるうちに1ヶ月もかかってしまったけど、写真も撮り終え、ようやく登録になった。お見合いと言っても仲人に具体的に誰か紹介してもらうわけではなく、オンライン上でマッチングして相手を決めていくようで、形式的にはマッチングアプリである。でもその方が気は楽。

 

登録直後は入会バブルと言って多数の申し込みが来るらしい。そしてその中から決めないと婚活は長引くと脅された。だからと言ってあまりに妥協した相手は選びたくないけど、このチャンスは生かしたい。そう思って申し受けを待つ。

 

入会バブルと言うから期待してたのに申し受けは8件。こんなもんかと気落ちしたが仲人さんは男は自分から申し込んでなんぼと言った。何はともあれこのうちから3人と会ってみようと思う。

 

初めてのお見合いは29歳事務職年収未記入、趣味はカフェや美術館、神社めぐり、顔は割りとよさげに見える。背景に観葉植物が置いてあり、白のワンピースで撮影された写真。鬼滅の刃が面白かったと書いてるけど自分は見てない。お見合いは新宿京王プラザホテルのラウンジに土曜の昼。早めに行かないと

 

お見合いのメッカなので早めに着くようにしたのだけどすでに長蛇の列。お見合いはスーツ指定、料金は男性が出すルール。プロフィールを読み込みながら相手を待つ。早めに着いたはずなのに待ち合わせ時間ちょうどに案内されると共に相手らしき人の姿が


そこに立っている女性は写真の人と似ているようだけど老けた顔をしている気がする。この人だったらすごく残念でこのまま回れ右して帰りたい気がするのだけど、人を探している様子。やはり自分の相手かと思ったところ、他の人と挨拶していた。別人で良かった。

すると後ろから、上田さん(主人公)ですか?という声がしたので振り返ると、写真の顔と似て非なる遠からず近からず、いずれにしても期待にはやや達しない見た目の女性が声をかけてきた。ブランドは詳しくないが、高そうだけど似合わない服を着て、いつもは芋っぽいのだろうなという女性がそこにいた。


はじめまして、よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
期待と不安と、それなりの妥協感の入り交じった満面とまでは言えない笑顔を浮かべつつ、まずはお互い見つけることはできた安心感の中挨拶を交わす。席につき、私はコーヒー、相手は紅茶を注文。ロイヤルミルクティではない。まずは合格


会話は概ね和やかに進み、お互いの趣味や仕事のことなどを、それとなく無難に意見交換していったが、もちろん盛り上がるはずもなく、20分もしたところでネタはつき、気まずい時間が流れる。相手は何も話題を提供する雰囲気もなく同じように困っている。車の話をしてみた。結婚後はマイカー欲しいと

 

車なんて都心では使わないのに誰がお金を出すつもりなのか。そう思うと彼女の金遣いが急に気になり出した。好きな食べ物なんかも聞いてみたらなんか高いのが好きそうだ。間違ってもサイゼリヤなんかいかなさそうだ。会話も受け身で自分から話を振ってくれない。そんなことを思いつつお見合いは進む

 

そうこうしながらギクシャクしたお見合いは大体一時間が目安と言われる1時間立とうとしており、時計をチラチラ見ながら適当に話題をつなぐ。こういうのがなんかつかれるけど、諦めたらそこで試合終了ですよと言う安西先生の言葉が心に響く。大体向こうもそろそろおわらないかなと思いながら臨んでる


時間が来たのを見計らって会話を途切れさせる。お名残惜しいですが、という取って付けたような雰囲気と共に、そろそろですかね、と告げる。相手も察してええ、と言い、お見合いは終わる。ルール通り代金2500円は自分が払う。相手はご馳走さまです、とお礼をいい解散。お見合いデビューが終わる。

 

家に帰る。この人にOKを出して相手からOKが来たら仮交際と言うのがスタートすることになる。この人と結婚したいかというと正直微妙だ。顔が期待したほどではない割に、なんか金銭感覚が荒そうだし、会話もこちらが頑張って盛り上げるのに疲れるだけで受け身だ。けど交際してから考えろとも言われる。

 

結局お断りにした。理由は「フィーリングが合いません。もっと相性が合う人がいると思います」そう書いて送ろうとしたところ、向こうから回答が来た。お断りの返事が来た。理由はあまり楽しくなかったと。冗談はその盛り過ぎの写真だけにしろ。お前と一緒で楽しい奴いるのかと思ったけど次の人に期待


さてお見合いは残り2人。2人とも仮交際になる可能性は低いことから少しずつこちらからも申し込みをしていく。申し受けではないがなんか推薦みたいな欄がある(注:お気に入り登録というのがあり、自分をお気に入り登録した方が表示される)その中からとりあえず会ってみたい顔の人を数人ポチポチ押す


さて翌日日曜は別の方とのお見合い。正直こちらがとても楽しみ。なんと言っても写真を見る限り、某女子アナを彷彿させる風貌に胸は高鳴る。やはり美人と会うのはテンションが上がる。料理もとても得意と書かれており、仕事もとてもやりがいを持ってそうな印象がある。


当日、お見合い相手と会う。第一印象は、君なんか写真と違わない?で、もちろんそこに女子アナはいなかった。撮影修正技術の進展に驚かされると共に、そんな技術の成果をここでは見たくなかった。そこは僕もいい社会人、狼狽を隠しながら会えて嬉しかったという態度と表情を無理して出しつつ迎える。


一方のお相手、気のせいならよいが、なんか上から目線で品定めでもするように見ているような気がする。
何はともあれ席に案内する。そして注文。自分は「コーヒーで」相手は「ロイヤルミルクティで」
繰り出されるジャブに翻弄されるが、それは嵐の幕開けに過ぎなかった。


趣味、仕事、旅行の話など話題を色々変えてみるが、会話が転がらない。大体相手の女性はずっと不機嫌そうだ。何か取っ掛かりがあれば突破口にできるのにと焦る中、うっかり口走った言葉が予想外の展開を招く。
「そういえばお写真中々素敵ですね」
自覚はあったようで思わぬ反撃が返ってくる。


「いい感じの写真にしてもらったんですが、お会いしてみてもしかして残念でしたか?」
お相手のひきつる笑顔。冗談混じりに言ってる風には感じられない。
「それでしたらあなたももう少し髪型とかネクタイとか、あと靴も。身だしなみというのがあるのではないですか?」
止まる雰囲気はない。


何かが壊れたように延々とぶつけられてこちらは「はい、すいません」というばかりで、一区切りした時点でお開きになった。手土産を持ってくと印象がいいとのことで用意したお菓子はそのまま持って帰って自分で食べ、当然のようにお断りの返事を出した。


一方で申し込んだお見合いはいくつか成立していた。申し受けは少なかったが、申し込みに対する反応はそれほど悪くないらしい。

色んな人がいるなと思いを馳せながら、もう少し自分の身だしなみはきちんとしないといけないことを反省した。

結婚するのは一人なのだからへこたれずに色んな人に会う。