新宿の弁理士うめざわブログ

特許事務所の弁理士による、特許事務所業界ブログ

令和2年度弁理士試験論文式筆記試験(必須科目)問題及び論点

弁理士試験、必須科目の論文試験問題が公表になりました。
昨日は試験日だったようです。受験生の方はご苦労様でした。

https://www.jpo.go.jp/news/benrishi/shiken-mondai/2020ronbun-hissu.html

選択科目がない方はこれで一旦試験のワンサイクルが終わり、
というのを毎年感じるのですが、一息したら口述試験になります。

ただまあ今年はスケジュールが大幅変更になったのでその辺調子狂いますよね。
例年だったらもう最終合格の発表の時期です。

月並みですが、受かることに意味がある試験ですので、受かるまでは
できる範囲で気を抜かず頑張ると、そういうことが大事になります。

令和2年度弁理士試験論文式筆記試験(必須科目)問題及び論点

弁理士試験、必須科目の論文試験問題が公表になりました。
昨日は試験日だったようです。受験生の方はご苦労様でした。

https://www.jpo.go.jp/news/benrishi/shiken-mondai/2020ronbun-hissu.html

選択科目がない方はこれで一旦試験のワンサイクルが終わり、
というのを毎年感じるのですが、一息したら口述試験になります。

ただまあ今年はスケジュールが大幅変更になったのでその辺調子狂いますよね。
例年だったらもう最終合格の発表の時期です。

月並みですが、受かることに意味がある試験ですので、受かるまでは
できる範囲で気を抜かず頑張ると、そういうことが大事になります。

弁理士短答試験合格者数411人、ボーダー39点(令和2年度、2020年)

令和2年の弁理士試験短答試験の合格発表がありました。
https://www.jpo.go.jp/news/benrishi/shiken-gokaku/tanto.html

2020年弁理士短答試験、合格基準点(ボーダー)は39点
2020年弁理士短答試験合格者数411人  
でした。なお、


2019年-令和元年度は531人でした。

2018年-平成30年度は620人でした。
http://patintl.hatenablog.com/entry/2018/06/11/140856

2017年-平成29年度は285人でした。
http://patintl.hatenablog.com/entry/2017/06/12/122703

科目別合格基準点
特許・実用新案に関する法令 8点
意匠に関する法令 4点
商標に関する法令 4点
工業所有権に関する条約 4点
著作権法及び不正競争防止法 4点

工業所有権法科目及び条約科目の免除者の合格点 7点

今年はコロナの影響もあり受験日が大幅変動しており色々やりにくいと思いますが、
これから論文試験に本格突入になりますので、頑張ってほしいと思います。

2020年の近況:今年は全般に体調が悪い

今年は例年よりもブログの更新頻度が落ちてしまっているのですが、
その最大の理由として今年は体調が悪い時期が多いということがあります。
今年2020年の1-2月ごろ、そしてこの9月はずっと体が悪く、
その合間を縫って急ぎの仕事を片付けて、という日々の繰り返しで、
今年はひたすら防戦の日々です。
妻もずっと体調が悪いので、今年は療養の一年だねと話しています。

今年も去年もトラブルに追われていた年なので、
いかがしたもんかなあと思いつつも、売り上げを見れば
おととし、去年、今年とそこまで変わっていないのが
不思議でもあり、安心している面もあるのですが、
独立6年ってのはもっと右肩上がりでないといかんでしょ、
という側面もあり、安心しててはいけないなあと思っています。

独立事業者の目指す方法としては、一番わかりやすいのは
組織を大きくして、受任業務を拡大していく路線ですが、
それって大掛かりな先行投資を必要とする路線であり、
過渡期にはものすごく馬力を出さなければなりません。
急成長している特許事務所を見ると、その馬力の面と、
投資胆力の両面がうちと比べて秀でているのが
明らかにわかり、なかなかきついなあと思ったりしています。

となるともう一つの方向性は仕組化・高収益化になっていく
と思うのですが、こちらはそれなりに知恵を出して
いかなければなりません。
拡大したいなあでもなんか怖いなあ、ということで
なし崩し的に後者を選択する道になだれ込んでしまって
いるのですが、良いアイデアもいまいち湧いてくる気はしません。
体力が回復していくとともに、こちらの立て直しも必要になります。

あと、どこかで後継者を見つけないといけません。
共同経営者になりますが、後を引き継いでいける人に
バトンタッチしつつ、しっかり働いてもらうというのが
いい塩梅なのだと思いますが、いかんせん内部がいまだ
ごちゃごちゃなので、新しい人に引き継げるようにして
いかないといけません。
そのうえでようやく採用になってくる気がします。

そんなこと考えているとやらなきゃいけないことが
山積みなわけですよ。体調も思わしくなく、
何もやりたくないなあなんて中で、
やるべきことばかり山積しており、
どこか遠くに行きたい気持ちもあるのですが、
あいにくのこのコロナです。
まあそんな余力もないのですが。

雑感というか近況報告です。

アフターコロナは再び下積みの時代に戻り、士業人気は戻る

終身雇用制の時代が本格的に終わりつつあり、そんな中、若い世代にとって
目指すべき道はどこか、というのは昔に比べて混沌としています。
私の世代から考えると目まぐるしく変わっていますが、
それはおそらく自分の上から見たときの自分の世代の
変化の度合いともしかすると同様なのかもしれません。

もうすっかりいい年になった自分からすると、若い世代というのは
だいぶ年が離れてしまった一方で、時代をけん引し、時代の空気を
作るのは若い世代です。彼らは今どんなことを考えているのでしょうか。

昔に比べるとキャリア形成が真剣に考えられている
ようにおもいます。思えば私が新卒の頃はまだ終身雇用制でしたので、
会社で頑張って出世するのが第一で、その次にはプライベートが重視され、
キャリアを考える人は少数派だった気がします。

一方でアラフォー世代もキャリア重視であるとは考えます。
しかしながら、キャリアの考え方が、今の若い人はアラフォー世代とも
また違うような気がします。どのような違いがあるのか、
その辺を未来予測と共に考えてみたいと思います。

結論から言うと、今の若い人はhackability、報酬の即時性を求める傾向
にあるように思います。要するに下積みはあまり好きではない、
しかし努力をしたら直ちに成果を出したいという気質が強いように思います。

例えばですが、最近士業の人気が下がってきたと言われています。
我々からすると弁理士志望者が減ってきているのが見て取れますが、
他士業においても同様です。

これどういうことかというと、難関国家資格を頑張って勉強して、
その割には高額報酬ではないし、直ちにその待遇を得られるわけではない、
というあたりなのかなと考えています。

この辺の報酬の即時性という観点から考えると、士業では公認会計士
一番リターンの期待値が高そうに見えるのですが、
そう考えると、かつての不人気から今は士業の中では一番人気に見えます。

この報酬の即時性というのはどういうことかというと、2つの理由が考えられます。

1)好景気が続いたから

景気が良ければ当然待遇がいい方向に行きます。
どこが景気がいいかというと起業関係が一番バブルな感じがあります。
ただまあもらえる報酬の期待値は自ずと収れんされます。
そうなると直ちに対価が得られるものを求めるようになりますね。
これ、行動経済学のマシュマロ実験で示されている話です。
やっぱりすぐほしい訳です。

2)インターネットの性質

インターネットというのは検索すればすぐに答えが出る世界です。
インターネットに慣れ親しむほどに、即時回答を求めるようになります。
若いからというよりも、ネットへの常駐性に比例する印象があります。
もちろん若ければ若いほどインターネットへの依存度は高いです。

ただネットで出てくるものというのは、ある程度傾向があります。
ネットを見ればすぐ出てくるもの、ネットには出てこないものがあります。
そんな中で、出てくるものの方が答えは早いですので、
即時回答が出てくるものを求める傾向は出てきます。


ただしかしみんなが手っ取り早いものを求めれば、その世界は一気に渋滞します。
アフィリエイトというのはインターネット時代には人気のある稼ぎ方ですが、
みんながそこに殺到して、今や儲かるのが難しい世界になっています。
アフィリエイトに限らず、みんながゴールラッシュを狙っていて、
そこにあっという間に押し寄せる現象が出てきています。
youtuberも儲かると思ったらもう人があふれています。


手っ取り早いものを求める時代の傾向と、逆に手っ取り早く儲からない時代の傾向
この辺に今後の世の中の予測というものが出てくるように思います。

今逆に、手っ取り早く成果を求めず、大きく積み上げてみたら、それが
逆に大きな成果物となっている傾向がみられるようです。
まあもちろん何でも対価が出てくるわけではなく、そこはギャンブル要素もあります。

世のなかってのは逆に回っていくものですので、むしろ下積みをすることで、
今度は逆に近道になってくる時代が来るのではないかなという気がします。

まあその辺かこれから不景気が来るという面もありますし、
下積みが顧みられるようになれば、再び知財ブームが来るのでは、
という感じはあります。そうなると士業もまた人気が出てくるでしょう。
まあそこは不況産業という面もあります。

いずれにしても競争ですので、頑張っていかないといけません。