弁理士うめざわブログ

特許事務所の弁理士による、特許事務所業界ブログ

2016-12-01から1ヶ月間の記事一覧

仕事納めと今年の反省

明日から官公庁の休日に入るので、一般的にはもう今日が仕事納めという人が多いのではと思われます。うちの事務所はというと、事務所の建物が今日の昼から1/4までしまってしまうので、電話に出るとかそういう仕事はその間はお休みです。メール対応や実際の案…

年末年始に向けて弁理士試験受験生が考えておくべきこと

弁理士試験については、結局こういうのって似たような話の繰り返しにはなるのですが、繰り返すことで伝わる話もあると思うので自分の見解をまとめてみます。 ここ数年合格者数が激減しているのでもちろん難易度の揺り戻しはあるのでしょうけど、ヴェテ受験生…

ブログ記事がネガティブになっていきがちな理由

ブログの記事としてネガティブなことを書かない、とルール化している人いう人は結構いるようなのですが、確かにその根拠はもっともかと思います。 知っている人ならいいけど、多くの場合ブログを見るのは知らない人ですから、記事の内容を見て、この人はこう…

特許翻訳はもう稼げなくなってきている

特許関連業務と言えば明細書を書いたりといった権利化業務がメインとなりますが、外国出願の場合には翻訳業務というものがあります。知財業務の収益性という点では、確かにどの業務も昔より儲からなくなってきていますが、一番顕著なのは翻訳周りだと思われ…

弁理士会が弁理士に対して出している求人

特許・知的財産関連の中途採用の求人と言えば、求人媒体で出ている一般的な弁理士・特許技術者に対する求人や、任期付き審査官の求人があります。 そういう一般的な知財業務の求人以外にも、特許庁では非常勤や臨時任用職員などをときどき募集していますし、…

ペッパーランチ小滝橋通店は、フレッシュネスバーガーの跡地(西新宿7丁目)

当特許事務所は西新宿7丁目にあり、この近くには長いことフレッシュネスバーガーがありました。そんなには利用しなかったのですが、たまに長居したいときは利用することもありました。 ただそういう「いつもすいているから利用しやすい」という場所は繁盛し…

いつも急募の特許事務所はブラック

年末から年を開けると1年の中で一番転職が多い時期になります。求人もこの時期から目ぼしいのが増えてきますね。独立していて、もう転職などしない自分にとっても、なんとなく気になって色々目に留まってしまいます。意外といい求人もあったりするのですよ…

法律事務所のデメリット=健康保険が自腹

いきなりなんの反省もないネガティブ記事を繰り返します。世の中そんなもんです。 一昔前に比べて「特許事務所」に比べて「法律事務所」の存在感が増しています。いわゆる明細書を書いて特許を取得するだけの旧来型の仕事から、幅広い仕事を受けるニーズが広…

ブログで少し反省していること

今年全般、ブログを一応更新していたものの、全般に忙しく頻度も内容も落とし気味にしてました。10-11月頃になって、仕事が忙しくなかったことで、ブログの更新頻度が戻ってきた中で、一年のうちで一番ブログのアクセス数が伸びるのもあいまって若干悪乗り気…

弁理士の未来は漆黒の闇のように真っ暗

弁理士の未来は明るいのかそれとも暗いのか、ということはいろんな議論があると思いますが、思い切って標記のように書いてみました。まあ言い過ぎですね。それは正直分かっています。 ではこれからの弁理士はどうなっていくと思いますか、と聞くと千差万別な…

独立が向いていない弁理士

弁理士が独立して一応生活を成立させられる稼ぎを得られるか、というと、どっちかというとその程度なら何とかなる人の方が多いかなとは思います。自分は独立して2年、どうやら何とかなったような気がします。 じゃあ誰でもうまくいくかと言うと、才能とか言…

なぜ大手特許事務所の弁理士は育たないか

ちょっと盛り気味煽り気味なタイトル付けになりましたが、元ネタは「これってIT業界も全く同じじゃねえ?あるいは何故デカイ店のコックは育たないか」という記事です。リンクを下に張ります。 http://blogs.itmedia.co.jp/magic/2012/09/it-9d7a.html 元記事…

流行語大賞にプロ野球関連が選ばれやすい理由

もう年末という時期になると今年を振り返る行事も増えていく中で、流行語大賞なんてものがあります。所詮一企業がやっているもので公的なものではないのですが、こういうものに対するニーズが高いのか、毎年注目されて現在に至ります。 今年はどれかと思いき…

元々技術系でない人が明細書作成担当者になるには

昔ならとりあえず採用してお前明細書書いてみろ、ってのが多くの特許事務所でありましたが、今は入口が絞られてある程度難しくなっています。 技術がわからないなら商標、というのは昔なら通用していましたが、今は商標担当というのもなかなか採用してもらえ…