弁理士うめざわブログ

特許事務所の弁理士による、特許事務所業界ブログ

国際出願

小保方晴子氏のSTAP細胞特許出願は拒絶査定で特許不成立

最近すっかり別人のような風貌になったと評判の小保方女史。あれからだいぶたちますが、今なお注目を集めているようです。論文や博士号については色んな結論が出ました。残るは審査の待ち期間が長い特許出願ですね。どうやら無事に拒絶査定と言う結論に至っ…

米国特許権利化で代理人にぼったくられるのは自慢できる話ではない

外国特許出願の費用は、国内費用だけでなく、外国費用も掛かるのが外国案件の特殊な部分です。その中でも案外難易度が高いのがアメリカの代理人費用の部分です。 日本企業としては、米国で特許をぜひとも取得したいわけですが、弁理士というか、米国特許弁護…

特許翻訳の営業メールと受託の場合のマージン

最近はあんまり来なくなりましたが、一定のインターバルで、翻訳会社からの宣伝のDMとか、個人の翻訳者の方の営業のメールなんかが届いてきます。 大体そういう時に限って、外国案件が特になく、発注するつもりがなかったりするのですが、案件に追われてい…

PCT出願(国際特許出願)について記事をまとめました

www.umepat.com 知財業務というのは、何かと依頼人の方に誤解されやすいものが多いのですが、その中でも一番はやはりPCT出願なのではないかと思います。 弊所のサイトでは、お客様と面談をして理解の齟齬があった内容については極力アップデートをして、ネッ…

台湾商標登録が拒絶理由を覆して登録になった

弊所の場合、海外出願を得意としてますよ、ということを 前面に出していることから、商標の外国出願もそれなりに来ます。 その場合、ある程度サーチしてから出願するのですが、 日本のように類似の幅が比較的狭いところで判断が一定、 という訳ではなく、ま…

フランス弁理士会レセプション出ての感想

参加してからちょっと経ってしまったのですが、フランス弁理士会のレセプションに参加したときの感想を。外国の弁理士会の代表団が日本に訪問し、レセプションというのは米国知的財産協会が毎年やりますが、あとは2年に1度、3年に1度という頻度であるよ…

米国の個人特許事務所だと現地代理人費用は1000ドル未満らしい

米国特許出願の見積をいただいたりすると、こちらの見積だけでなく現地代理人からの見積をいただくのが基本です。日本からの依頼だと、あまりコストかけてもらってもなので、送ったものをそのまま提出という形で依頼をだし、1500-2000ドルくらいでお願いする…