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2013年弁理士試験口述試験の合格率予想

ここ数日の記事を載せた後、口述はもうこのブログではいいだろ
と思ってたんですが、アクセス結果見て、口述関連で調べて来た人が
思いのほか多いことになってました。ので、もうしばらく書いてみます。
その中で、アクセス結果見て、こんなこと調べたかったの?って
検索内容を見かけたので、まとめてみます。

2013年度(平成25年)の口述試験の日程は、
初日が10月18日金曜日で、
最終日5日目が10月22日火曜日でした。
当然土日も行われており、そこにあたった人は
有給休暇を取らなくても受験できると言うことになります。

昨年の口述試験不合格者、口述落ちの人は、おそらく
400人程度いると思われます。その中には3回落ちで、
免除が切れてしまった人もいます。20人くらい?勘ですが。
さらに短答免除が切れた人も結構いて、残り半分くらいでしょうか。
そのうち今年は半分が短答で終了してしまったようです。

この辺計算すると、口述のみ受験が190人くらい?
短答受かって口述を受けれる人が100人くらい?
そして論文合格者が490人です。
合計すると、2013年弁理士試験、口述試験受験者数は、
推計で780人くらいでしょうか。まあ特許庁の統計に出ますけどね。

で、口述試験の合格率がどのくらいと予想されるのか、
この辺を知りたい人が多いようです。

私が聞いた範囲内では、さすがに去年までに比べて簡単になってます。
本当に力があって努力して、それでも事故った、と言う話は聞いてません。
もちろん事故った事例自体は聞いています。
しかし入念に準備がされていれば、リカバーはできるものです。
私が聞いた事例は、往年のレベルであれば何とかなった範囲です。
あと、一昔前みたいに、途中だけどこれでOK、みたいなことはないはずです。
なお、くま、熊谷健一は今年も相変わらずだったようです。
けど特許と商標で何とかできたはずと思います。

しかしながら、模試の試験官をしていた感じだと、
全体としての受験生の出来はそんなに良くはなかったです。
まず、論文受験生の口述の出来は意外によかったです。
中には論文受けてここまで仕上がる?と言う人もいました。
が、大半は出来ててもしょせん論文組のレベルです。
しかしながら、口述2度目、3度目の人のレベルが思いのほか低かったです。
まあ普通の試験官に当たればいいけど、1年勉強してこのレベルかあ
というちょっと不安な感じがあったことは否めませんでした。

試験の簡単さ加減と、受験生のレベルとを勘案すると、
大体25%くらい落ちるかなあと言うのが私の予想です。
もう数週間で結果出てしまうのでこんなの文章に残すの微妙なんですが。
最終合格者で600人をちょっと割る感じでしょうかね。
特許庁出身者の免除とかもあったりするのを計算し忘れてましたが
そこはちょっとなかったことで考えてください。

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