弁理士というのは、ダメな理由を探すのが得意な人が多い
やってみればいいのに、というのを理由をつけてやらない選択を
する人は世の中多いなあということを時々思ったりします。
弁理士が大体そうかというと、そうでない人も多いし、
別に弁理士に限った話でもないのではありますが、
まあこういうブログなので、その辺若干盛ることにしました。
自分が何かをやるときというのは割と損得勘定をある程度
天秤にかけて計算するようにしてます。失敗する確率が高くても
別にそれで大して損しないものならとりあえず行動して見る派です。
「損する」の中には、気分を害するものであったり、
忙しい中予定を突っ込んでみて、時間を無駄にしたり、
ということも含みますので、やってみればよいこと
全てをやってみる訳ではないのですが、
基本暇で金がかからなければ、色んなことはやってみます。
失敗したらどうしよう、というのは失敗してみて
それでフィードバックが得られれば良い話なので、
自分の中ではそれもまた成果の1つなのですよね。
こうすればこうなる、という見通しを経験的に得られる、
というのはメリットだなあと思うのです。
特にその人の現状に納得がいく状況ではないとき、
自分はうまくいくかは知らんけどとりあえずやってみれば、
ということを人に言いますし、勧めるときは、少なくとも
マイナスになる話のことはあまりないはずなのですが、
ある種の人たちは、そういうときに全力で
うまくいかない理由や、やらない理由を探すのに
熱心になることが多かったりするのですね。
短絡的かつ即物的な結果を求める人が
世の中には驚くほど多いです。
Xという成果を得るために、Yという行動をして、
Y→X、という成果を求める人は実は世の中の大半です。
しかしXという成果を得たくても得られてない訳なので、
深淵の部分でいろんな原因を内包していたりもします。
Aという行動をすることでBという状況になり、
Cという行動をすることでDという状況になり、
BとDという状況が揃うことで初めて、
Yという行動がXという成果を出すことってのは
世の中多いように思います。
なのにこういう形でいろんな行動をしてみて
状況をとりあえず変えてみる、という提案に対して、
世の中の大半の人たちは頑なです。
まあ年取ると頑固になるのでそこは柔軟でありたいと思います。
その一方でとりあえず人騙そうという人もそれなりにいたりもするので、
自分の頑固さと、慎重であるという部分は区別できるようでもありたいです。