弁理士うめざわブログ

特許事務所の弁理士による、特許事務所業界ブログ

新人スタッフが入所して1か月

前任のスタッフが対処になって本当にどうしようかと思っていた矢先に、
現在の新スタッフが応募してきて、早く入ってきてと言って
年頭から仕事をしてもらい、これで1か月になります。

1か月経過の感想としてはこんなもんだろという感じで、
勤務時間がもっと多いといいなと思いつつ、
まあいろんな事情があるので仕方はないところ。
まあ好青年という感じで、気持ちよく仕事できています。

前任は主婦で弁理士になるつもりのない方だったので、
基本事務特化でやってもらっていたのですが、
今度のスタッフは弁理士試験を受けてゆくゆくは弁理士として
やっていく見通しなので、基本的には私がやっている仕事の
全てをやってもらう方針です。とりあえず今は事務としての採用なので、
事務の仕事を一通りできるようにしてもらっています。
まあ自分自身事務をやっていなかったので、それを振るというのが
自分の中でもしっくりきます。

事務所としては去年の売り上げは正直不振だったので今年は
増やさないとという側面はあるのですが、順番としては
新スタッフのスループットを上げるのが先です。
そこで余力が上がってきたところで、
受任量を増やしていく感じになります。

それにしてもやっぱり人が入ってくるとこちらも仕事に張りは出てきます。
1人でいると色々後回しにしながらだらだらとなりがちです。

また、作業的には自分がやった方が早いというものもあるのですが、
じゃあ自分が高いモチベーションをもってサクサクやるのか
というとそれはそれで疑問なところもあるので、
指示してやらせるのがなんだかんだで仕事としては先に進む感じがあります。

仕事のスタイルとしては人それぞれですが、自分はやっぱりスタッフが
いる方が仕事としては回る感じがあります。

令和4年度弁理士試験受験案内

令和3年の弁理士試験の合格が発表されて間もなくですが、
今年の受験案内が発表されました。
なんと今年から日程が正常復帰です。
コロナそのものはどうなったのだろうかというのはありますが、
これからはそういう世の中ですのでそういう前提で
回していかなければなりません。

令和4年度弁理士試験受験案内

www.jpo.go.jp

2 試験の期日

(1)短答式筆記試験

令和4年5月22日(日曜日)

(2)論文式筆記試験

令和4年7月3日(日曜日)に必須科目を、
令和4年7月24日(日曜日)に選択科目を行う。

(3)口述試験

令和4年10月22日(土曜日)から令和4年10月24日(月曜日)のうち、いずれかの日で実施する。


4 合格発表

(1)短答式筆記試験

令和4年6月13日(月曜日)(予定)

(2)論文式筆記試験

令和4年9月26日(月曜日)(予定)

(3)最終合格

令和4年11月10日(木曜日)(予定)


7 受験願書等の受付

(2)受付期間

令和4年3月18日(金曜日)から令和4年4月8日(金曜日)まで(消印有効)の間。
なお、受付開始前に送付しないこと。

 

最終合格者数199人(令和3年度弁理士試験)

2021年度弁理士試験は、最終合格者数が199人となりました。

昨年の合格者数287人、一昨年の合格者数284人、
2018年260人、2017年255人、2016年296人、2015年:319人、2014年:385人と、
大体このくらいの推移していたのがさらに一段と合格者数が減りました。。

リンク先は以下の通りです。

https://www.jpo.go.jp/news/benrishi/shiken-kekka/2021gokaku.html

受験者数も徐々に減ってきているのでそのあおりでしょうか。
また去年に引き続いて今年も日程面で特殊な状況が続いています。
走り切った方は本当にご苦労様でしたという思いです。
今年も同じく祝賀会的なものがほぼできないのは本当に残念ではあります。

弁理士試験合格後に就職活動予定だった方はこれから急ぎになります。
それと、実務修習、そしてその前の各種振込なども待っています。
ともあれ、合格された方はおめでとうございます。

出願後に質問の多い手続

以上下記ページの転載なのですが、

www.jpo.go.jp

うちみたいな小口クライアントの仕事が多い仕事だとこういう依頼が結構無視できない程度に多いのですよね。で、備忘録的にブログ記事にしました。

1,2,4は必要になってからいそいそと調べたりする感じですが、

3の発明者の補正って、誤記に気付いた時に冷や汗書きますよね。

けど、明らかに違うものでなければ案外問題なく受領されます。

令和3年度弁理士試験の論文試験合格者の統計が出ました。

https://www.jpo.go.jp/news/benrishi/shiken-tokei/document/2021/6_ron_goukaku.pdf


今年もイレギュラーでしたが、年末に口述試験であと1週間で最終合格発表です。


毎年のことですが会社員の比率が常に伸び続け、特許事務所員の比率が
今年も下がっています。止まるかと思いきや止まりません。

合格発表が過ぎると祝賀会なのですが、今年もコロナの影響で
おそらくやらなさそうです。やっても日程がイレギュラーになりますね。

口述試験を受けた方には悶々とする1週間ですが、そこからも色々
スケジュールが目白押しです。