弁理士うめざわブログ

特許事務所の弁理士による、特許事務所業界ブログ

平成30年度弁理士会役員定時選挙

日本弁理士会の役員選挙は毎年行われるのですが、
弁理士会会長選挙は2年おきで、今年は行われません。
今年対象となるのは、副会長選挙と常議員で、
通常であれば、余剰が出たら人数調整しますので、
会長選挙のない年は本来は選挙になりません。

会長選挙の年も、調整がうまくいけば
選挙にはなりません。バトる年は、副会長も
送り込む形で、華々しい戦いになる年もあります。

ですので、今年は選挙にはならないはずですが、
選挙になることを想定して、
各陣営は一応準備に入ります。
もうそろそろ立候補受け付け終了の時期になりますので、
それまでに選挙の有無が決まります。

それまでの段階に投票の呼びかけ電話が行われたり
ということもあるようで、そのことに関して
ブログなどで言及される方もいるようです。
うちには特にかかってきません。
選挙運動の時期ではないので、本格的な
投票依頼の時期ではないのですね。

選挙になった年にはかかってくることもありましたが、
過去にかけてきた人は全員面識のある方でした。
「あーどうもーご苦労様ですー」とか、
「すんませんねー、うちとこはあっち陣営なんすよ」
的なそんな感じで返事しました。

そんな感じで電話に対して特に迷惑ということを
思わなかったのは、知っている人からの電話だったから
なのでしょうね。
無会派で知らない人からかかってくると、
迷惑だなあとかそんな意見の方もいらっしゃるようです。

実は自分は政治家の選挙の手伝いをしたことがあるのですが、
実感としてあるのは、「うるさい」の根底にあるのは、
「興味がない」からなのですね。
選挙運動の末期は、票田への票固めの活動になります。
投票が決まっている=面識のある人、への活動になります。
その流れ弾が、近隣の関係ない人へ騒音の形で
到達するのですが、それは多分立候補者からすると
どうでもいいのですね。そういうすれ違いが出ます。
なお一騎打ちとなる小選挙区制では、相手方に
投票されるとえらいことなので、それなりに
気を遣っているようです。

内側に入ってしまうと案外うるさくなくなる、
というのが選挙の特性でもありますし、
「うるさい」といっても全く顧みられない、
というのが選挙です。
そういう意味でも会務への関心は多少は
あった方が良いのではないかという気がします。