日本弁理士会の役員選挙は毎年行われるのですが、
弁理士会会長選挙は2年おきで、今年は行われません。
今年対象となるのは、副会長選挙と常議員で、
通常であれば、余剰が出たら人数調整しますので、
会長選挙のない年は本来は選挙になりません。
会長選挙の年も、調整がうまくいけば
選挙にはなりません。バトる年は、副会長も
送り込む形で、華々しい戦いになる年もあります。
ですので、今年は選挙にはならないはずですが、
選挙になることを想定して、
各陣営は一応準備に入ります。
もうそろそろ立候補受け付け終了の時期になりますので、
それまでに選挙の有無が決まります。
それまでの段階に投票の呼びかけ電話が行われたり
ということもあるようで、そのことに関して
ブログなどで言及される方もいるようです。
うちには特にかかってきません。
選挙運動の時期ではないので、本格的な
投票依頼の時期ではないのですね。
選挙になった年にはかかってくることもありましたが、
過去にかけてきた人は全員面識のある方でした。
「あーどうもーご苦労様ですー」とか、
「すんませんねー、うちとこはあっち陣営なんすよ」
的なそんな感じで返事しました。
そんな感じで電話に対して特に迷惑ということを
思わなかったのは、知っている人からの電話だったから
なのでしょうね。
無会派で知らない人からかかってくると、
迷惑だなあとかそんな意見の方もいらっしゃるようです。
実は自分は政治家の選挙の手伝いをしたことがあるのですが、
実感としてあるのは、「うるさい」の根底にあるのは、
「興味がない」からなのですね。
選挙運動の末期は、票田への票固めの活動になります。
投票が決まっている=面識のある人、への活動になります。
その流れ弾が、近隣の関係ない人へ騒音の形で
到達するのですが、それは多分立候補者からすると
どうでもいいのですね。そういうすれ違いが出ます。
なお一騎打ちとなる小選挙区制では、相手方に
投票されるとえらいことなので、それなりに
気を遣っているようです。
内側に入ってしまうと案外うるさくなくなる、
というのが選挙の特性でもありますし、
「うるさい」といっても全く顧みられない、
というのが選挙です。
そういう意味でも会務への関心は多少は
あった方が良いのではないかという気がします。