ネットで見て変わっている人は会ってみると案外普通
多分、自分に対してもそう思われてたりするのかも、
と思ったりもしますが、ネットで何かしら変わった
印象の人って大体会うと普通、のことが多いですよね。
それも考えるとある意味当然で、対面で会うときには、
自分は安全ですよと言うか安心感のようなものを
与えるように無意識にふるまいますが、
ウェブ上の情報は個性とか独自性を先鋭化させます。
その辺が会ったときにギャップを引き起こすのだと思います。
日常で会う人に、自分は人とは違うアピールとか
されても面倒なだけだし、わざわざそんなことはしません。
もちろんそういう局面もなくはないのですが、
会って5分で伝わるほどに個性的にふるまうのは
日常生活の上で害しかないでしょう。
それがインターネット上になると180度変わります。
独自性がないと自分のところにたどり着きません。
もちろんファイスブックとかの対面ベースのSNSだと
そんな必要もないですが、不特定多数に自分を知らしめよう、
となると、突然に自分の個性的アピールが必要になります。
個性的アピールとか言っても、突然被り物をしてみたり、
というような突然感あふれるアピールをしても仕方ありません。
基本的に自分の中にあるもので、人にはないものを
露出していくことになります。そこに困難性がありますね。
その辺を意識して自己露出を始めると、最初は多少
とげとげしくなります。このブログも最初はそんな感じでした。
今もあれはちょっととクレームがついたりしますが、
それは匿名の頃に書いていた初期の記事です。
最近すっかり丸くなったねと言われますが、
それは性格が丸くなったというよりは表現技法が
こなれたというのが近いのではと思います。
個性的にふるまうのは、世間に背を向ける要素が多少あるのですが、
何でもかんでも世間に背を向ける必要もないわけです。
その辺の折り合いがついてくるのですね。
SNSとかブログとか、ネット界隈でなんだこいつは、
と思われるような人にもそんな背景があることが多いです。
とりあえず評価を保留にしておくうちに、
なんとなくこなれた雰囲気になる人も多いです。
インターネット界隈は何かとかっかする事例も多いですので、
そんな風にやり過ごしていった方が得策かなあと思います。