弁理士うめざわブログ

特許事務所の弁理士による、特許事務所業界ブログ

いきなりステーキはいきなりまずい

「いきなりステーキ」に行ったのは
実は1年以上前のことです。確かランチ用で
300gの一番安いステーキを注文しました。

なんだかどうしてもステーキを食べたくなることってありますよね。
そしてそういう食べ物ほどたくさんの量を食べたくなります。
ステーキ+量が多い+安い(らしい)というのは、
非常に魅力的に映ります。

特におなかがすいている時はそういう単純なおいしさの
食べ物を求めがちな気がします。
その状況が私を「いきなりステーキ」に足を向かわせました。

もっと高いものを頼めば違ったのでしょうけど、
一番安く、普通に目立つところにランチメニューとして
載っていたのものを、なんとなく注文しました。
その味は、肉の塊をただエサのように食ってる
感じで、一体何なんだろうと思い、
それ以来この店には行っていません。

それを端的にいうのは非常に難しいのですが、
私の非常に乏しい美食の経験から導き出せる結論としては、
「まずい」という、その一言につきます。

まずいとは何か。固くてあまり味がしないということです。
味がしないなりに何かソースなどを凝ればよい
と思うのですが、胡椒と醤油くらいしか置いていません。
まるで肉のおいしさを堪能してください、
と言わんばかりです。思い違いも甚だしいですね。

同じステーキでも、高級なとこで
出てくるのは全然おいしさが違いますよね。
そりゃ値段も違うしってのは当然なのですが、
その違いはいったいどの辺なのだろうと。

事務所の近くにデンバープレミアムというステーキ屋
があって、しばらく放置していたのですが、
妙に最近ステーキが食べてみたくなって、
その店に行ってきました。

リブロースステーキというのを食べました。
そりゃもちろんオークラと比べると落ちますが、
自分の期待に沿ったものが出てきました。

(追記:2017年末時点ではもういきなりステーキと
 同レベルの肉を出すようになってました。。。
 この価格帯でまともなステーキは難しいのかもしれません)
 →2019年現在、既に閉店となりました。

新宿だとそよかぜというお店もあります(こちらも2019年現在はありません)。
ただちょっと事務所からだと距離があるのですね。
ここも十分美味しいのですが、そうなると
いきなりステーキっていったい何だったんだろう
という思いが出てきます。

調べてみると部位ごとに金額がだいぶ違うのですね。
自分は今までステーキは全部普通にステーキだと
思っていました。
まあサーロインとかヒレとかは分かりますが。
リブロースってのはそれなりに高い部位のようで、
肉の部位の問題だったのでしょうか。

いきなりステーキに行ったときは、ステーキへの期待が
高すぎたのかもしれない。そういう疑問も
自分に対して起こっていましたが、
やっぱり色々食べ比べると、やっぱりまずいものは
まずかったという結論にならざるを得ません。
通常のステーキは食べたらそれなりの満足感は出るはずです。

ステーキって言って、いくら安くても
あまりに期待に沿えないものを出ると
それはかなりがっかりしますおよね。
件の店は、肉の部位を同じにする限り、
あんまり他の店と値段も違わないようですし。
安いのはくず肉の部分だからか。
それなら普通に座って食べたほうがいいですよね。
何で人気なんだろうと以前から思っていたら、
だいぶ行列もなくなってきたようです。
流行りものって扱いだったのでしょう。

ポケモン by ベストライセンス

どれくらい続くかわからんですが、とりあえず今は
ポケモンGOがブームです。弁理士的にはこれを
どう見るかと言うと、特許又は商標の観点に
なるのですが、特許は調べるの大変なので、
とりあえず商標です。

区分とか考えずワード「ポケモン」で検索すると
たくさん出てきます。最初はゲームフリーク名義で
商標権を取得していて、それから今では
ずっと任天堂として権利を取得しています。

単純に「ポケットモンスター」「ポケモン
で複数区分で登録しているほか、
色んな商品展開があるので、その都度
商標登録をしているのですね。

その一連のリストの一番上にあるのは
文芸春秋社の商標登録だったりします。
ポケ文、という商標を取得していたりします。
どういう意図で登録したのでしょうか。

そして、これだけブームになると、とりあえず
無意味に出願しまくるあの人がいますね。
今回法人名義ですが。ベストライセンス。
ご期待にたがわず、

POKEMON・TRAINER

POKEMON

ポケモン

という3つの商標を出願しています。著名商標かつ
後願なので登録になることもあり得ないのですが、
そもそも出願料も払っていないでしょう。

任天堂も、既に登録になっているものだけで
ポケモンについて100件以上商標を登録しています。
会社の戦略が見えてくる部分がありますね。

ポケモンとスマホと位置情報

ポケモンGOが流行っているのを見て自分もDLするかと
一瞬思ったんですが、これ位置情報を常時ONに
してないといけないんですね。
自分はスマホの位置情報をONにすることはないので、
この限りにおいてはポケモンができない
ということになります。

そういえば最初にポケモンが流行ったのは20年くらい
前だったと思うのですが、もうその頃は自分は
社会人になってました。ポケモンって対戦とか
友達と交換とかそういうので楽しむものですよね。
学生の時ならいざ知らず、社会人でそういう
相手いないよなってことで、やるのを見送った
のを思い出すのですが、自分とポケモンには
そういう運命があるのかもしれません。

しかし最近はスマホを利用していると
位置情報を出せ、出せ、と促すものが多くて
それは何だろうと思いますね。
それって究極の個人情報だと思うのですが、
そういうのを垂れ流すのって平気なんですかね。
国内企業の提供するサービスはそうでもないですが、
海外ものは全く遠慮がないので、
この分野もうちょっと国内勢頑張ってほしいです。

別に自分の現在位置を知らせなきゃ利用できない
サービスなんてないですよね。
基本メールとネットができればいいのです。

ITに長けた泥棒が住人の位置情報を取得できたら
帰宅までじっくり時間かけて忍び込んで
物色できるわけです。いつ帰るかわからない
ことが泥棒に対してけん制力になる訳です。
ま、泥棒以外でも自分の現在状況を不特定多数
に常時アクセス可能とするのはリスク以外の
何物でもありません。

現在はスマホから情報を吸い上げることに
躍起になっているのをとても感じるので、
自分はあまりスマホに情報を入れるのは
控えるようにしています。
電話機能もスマホとは別にしてます。

ポケモンやってると2-3時間でスマホを消耗
してしまうらしいですが、一体どんな処理
やってんですかね。
うさんくさいなあとか思ってしまいます。

ブログのスタイルを変えるべきか

まあ当初のような毒を吐きまくりというのはかなり減っているので、
ブログが以前より丸くなったねという人も既にいるのですが、
それとは別で、基本的に自分は高頻度で短めの文章を書くより、
頻度を落としてもボリュームがあるほうが良いという方針でした。

ある程度ボリュームがあるほうがSEO的に有利と言うのが
その理由なのですが、ただ最近はなんとなく書き散らした
内容の比率が高いので、この内容で検索流入を期待する
というのもそれはそれで違うだろうというのと、
まとまった文章を書くのはそれなりにパワーがいるな
というのを最近痛感してきている点があります。

よそ様の弁理士ブログを見ても、立ち上げ当初は
気合い入れていろんなネタ書いてるなと言うのを
見かけますが、何年かすると大体だれますよね。
自分も例外ではありません。
あと、書いてみて初めて次のネタが出てくる
というのもあるので、あっさりした内容を
とりあえず書いてみる方がいいかなと最近は思っています。
とりあえず今日は試験的にこんな感じで。

電子辞書と技術の飽和と高止まりの価格

はじめて電子辞書を使ったのは10数年前くらいだったと思うのですが、
それからだいぶたって、もう古いし仕事で使うからもっときちんと
したものを、と思って買ったら何だか反応速度が遅いんですね。
困ったなと思ったのですが、今はスマホタブレット端末で
ネット検索ができるので、そちらにシフトしがちになっていました。

しかしこの分野の製品ってだいぶ昔からあるはずなんですが、
全く発展することもなく、それでいて安くなることもなく、
一体どういう状態なのかと思います。

基本的に単語を入力して訳語が出てくればいいのに、
どうでもいい機能がやたら足されていて、そんなんだったら
安くしてくれればいいのにと商品を見ながら思います。

あと、カラーにする必要なんかないからモノクロで出してくれれば
いいのに、と店員に聞いてみたら、今はモノクロ液晶が
少数派になっていて、量産効果が出なくて却って高くなるとのこと。
バッテリーも昔に比べて持つようになってるから
モノクロにする意味合いが薄い、と言われてそれは
それで納得したのですが。
でも機能面でカラーにする意味はあまりないですよね。

技術の発展が止まった分野なのだから、他の技術分野のように、
仕様を標準化して量産効果で安くすればと思うのですが、
そういうことをやるのは海外勢であって、日本の会社はそんなこと
やらないですよね。パソコンOSでもスマホでも、まるで見てきた
かのように同じように日本企業は駆逐されてきました。

電子辞書の分野は言語が絡んでくることもあって、
海外勢にとって進出は困難なのかもしれません。
パソコンソフトの分野でも、多くがMSにあらされる中、
wordは言語の壁に跳ね返される時期が長かったように思います。
最終的には駆逐されましたが。
電子辞書はそもそもマーケットも小さいですし、
わざわざ参入するメリットも少ないように思われます。
電子辞書の大手にとっても、電子辞書は片手間の扱いのようです。

結局今はタブレットが普及してしまっているから、
電子辞書にする意味もどんどんなくなっていくのかもしれません。
自分は単機能端末をそれなりに使いたいと思うのですが、
価格面機能面で退化するなら選択肢から外れていきますね。

海外勢に太刀打ちできない日本勢、というニュースが出るたび、
愛国的に何するものぞといい気持ちになることもあるのですが、
日本企業だけでマーケットが占有されると、
こうやって消費者に還元されない無駄な進化を遂げる
傾向があるのだなと思うと、なんだか複雑な気持ちになります。