弁理士うめざわブログ

特許事務所の弁理士による、特許事務所業界ブログ

独立開業

特許事務所では勤務時間中にビールを飲んではダメなのか

就業時間中にノンアルコールビールはダメ? 出勤停止になった30代女性に批判「職場に”飲んでる気分”の人がいることが問題」 | キャリコネニュース 勤務時間中にビールを飲んでいたのがばれて叱られた話がネットで話題になっていました。世間的にはそれはけし…

勤務弁理士と独立弁理士はここが違う

勤め人と独立している人というのは何が違うか、なんてことを書くと何かすごくドヤってる感じがして微妙ではあるのですが、やっぱり着眼点の違いというのはある気がするので、その辺をつらつらと書いてみたいと思います。 サラリーマンってやっぱり人からの評…

仕事の依頼はどういう経緯で発生するか

業務の受注側に立ってしまうと、発注側がどういう経緯で依頼を出そうと考えているか、ということに対する想像力が段々低下してきます。私も最初は企業の知財部にいたので、その時何を考えていたか、ということを思い出そうとするのですが、遠い昔の話になっ…

当特許事務所にくる中小企業・個人事業者は客層が良いのだと思う

特許事務所も大規模化していくと、取引相手も大企業が多くなっていきます。大企業を見て取引するようになっていくので、中小企業・個人事業者は、ついでのしごとになったり、場合によってはお断りするところもでてきます。一方うちのような小規模特許事務所…

独立弁理士のゴールデンウィーク

ついにゴールデンウィークも終わってしまいます。弁理士界隈で言えばまず短答試験までのラストスパートになります。この時期にボーダー付近までの得点力がついていなかったらもう合格には届きません。あきらめてください。今は不足している2-3点を足して何と…

特許事務所の事業承継は得なのかどうか

特許事務所の事業承継についての自分の見解は以前ここでまとめました。 似たような話なのですが、読みにくい内容だったと思ったので、事業承継を受けたい側の視点で文章を書き直してみたいと思います。 弁理士として独立しようとすると、どうやって顧客を見…

年を取ってしまったら普通は仕事の依頼は来なくなる

自分のキャリアを考えるときに、本当に自分の考える「実力」というものですべて決まるのだろうか?というのは結構重要な観点と思っていて、先の記事では特許翻訳についてそういう話題を載せました。これに関連して、なんとなくネット記事を見ていたところ、8…

特許翻訳のフリーランスも若いうちに始めないと厳しい

以前弁理士の独立開業も30代くらいの方が、という話を書きましたけど、 特許翻訳でフリーランスをされる方についても年齢関係ない、という訳でもありません。 実力さえあれば年齢がいくつになっても、というような話も曖昧に出てきたりはするのですが、それ…

独立して3年もたてば安定するというのは嘘

前の記事の続きを後回しにしてて、何書きたかったのか忘れてしまってたのですが、思い出したので書き直します。 patintl.hatenablog.com 独立開業するとどうなったのか?について、前の記事を書いたのが独立してから割とすぐだったのですが、もうそろそろ3年…

米国の個人特許事務所だと現地代理人費用は1000ドル未満らしい

米国特許出願の見積をいただいたりすると、こちらの見積だけでなく現地代理人からの見積をいただくのが基本です。日本からの依頼だと、あまりコストかけてもらってもなので、送ったものをそのまま提出という形で依頼をだし、1500-2000ドルくらいでお願いする…