弁理士うめざわブログ

特許事務所の弁理士による、特許事務所業界ブログ

モチベーションと自律神経系の回復

やる気がしない、モチベーションが上がらないってことありますよね。
自分もそんな気がしてやる気を回復するにはどうしたらよいか
ってことを考えたりしました。

実際楽なこと楽しいことならやれるけど、しんどいことは
手がつかないことが多い訳です。ですので、モチベーションが、
って考えになりがちですが、
それって単に疲れていることも多いと思うのです。

しんどいことは馬力がいるし、今の気力でできる上限の範囲で
人は何かをやろうとするので。

疲れといっても、体の疲れは分かりやすいです。
休まなきゃ、ってなります。
けど、空だとは別に頭や心が疲れることも多いですよね。

頭や心の疲れを回復することをざっくりいうと
自律神経の回復と理解しています。
モチベーションがわかないというよりも、
自律神経系が順調じゃないことが理由であることが、
年を取ることに増えていきます。若い人にも当てはまります。

いずれにしてもモチベーションの回復と自律神経系の回復は
混同されがちなので、自分はモチベーションをどう回復するか、
どう仕事にに興味を見出すかについて考えていたのですが、
そういう好きなことでも頭と心は疲れたままなので、
自律神経系を回復するにはどうするかということを
別に考えるようにしてみました。

自律神経系の回復ってことを突き詰めると
副交感神経優位にする、ってことになります。
自分なりのやり方がある人はいいのですよね。
例えば好きな音楽を聴くとか、見たいものを見るとか、
そういうことで体以外の疲れを取っている人も
多いと思います。夜飲みに行くのもそうですね。


前置き長かったですが、ここから本題です。
自律神経で検索して書店に行ってみると、色んな本があります。
結局副交感神経優位にすることではと思ったのですが、
副交感神経で検索してもあまりありませんでした。
とにかくいろいろ調べて実践し、とりあえずこれと思うものを
とりあえずまとめとすることにしてみました。

副交感神経優位にする手っ取り早い方法は寝ることです。
ただどこでも寝れるわけではありません。
副交感神経優位にするとは、寝た状態に準じた状態を
作り出すことであるというように理解しています。

そのためには、
・周りを暗くする、できない場合はアイマス
・体をリラックスできる状態にする、分からない場合は姿勢を正す
・手足はストレッチ状態にするなど

腹式呼吸をする、腹式呼吸は息を吐く時間を長く、吸うのは軽く
 →息を吐くのが大事で、吐くときに副交感神経優位になるそうです。

・瞑想できればする、自分はできないので
 色んな記憶をフラッシュバックしています。
 楽しいとかつまらないとかではなく、何となく思い浮かんだことの
 記憶をたどりながら、その記憶でつながったことを思う浮かべる
 →多分寝ているときの頭の動きってこういうことなんじゃないか?
  と漠然と思っています。 

ざっと調べた限りこんな感じです。
本だとこの他、食事療法、ストレッチなどが紹介されています。

いずれにしてもメンタルの回復って軽視されがちなので、
色々試行錯誤していきたいと思っています。

独立と、稼ぐということと、モチベーション

タイトルの事項に対して雑然と色んなことが頭にわいてきたので、
ざっくばらんに思うことを書き出してみます。

お金を稼ぎたいとき、どうやれば稼げるかではなく、
何について自分がモチベーションを発揮できるのかの方が大事。
これやれば儲かる、ってものがあっても、なかなか気力は続かなかったりする。
自分が何を得意としていて何をやり続けても負担にならないかってのはなかなか気づきにくい。

自分は前職の勤務時代に、英語を使った仕事、特に仲裁や
トラブルシューティング的なことが得意なのかなあと漠然と思い、
そういう仕事を集めるようにした結果、やってみると結構精神的に参った面があり、
自分の能力って自分で本当に理解しているとはいいがたい場合もある。

独立後の自分の仕事は自分で評価するものであり、人が評価するものではないという点が違う。
人から褒められているとこれ得意なのかなと思ったりするけど、
自分でやってるとそういう機会もなく、報酬系が働かないこともしばしば。
逆に人からの評価がなかったことに意外な報酬系が働くこともある。

仕事に対して自分の中でどう報酬系を働かせるかってのは、
勤務していても自営でもいずれにしても必要になってくるのだけど、
勤務している間ってのは思ったより雇用者がその辺を考えてくれてたりして、
考える必要がないことが多いけど、一人でやるとその辺が摩耗してきがち。

お金をどれだけ稼ぐってのはモチベーションにならないんだよね。
仕事に対してどう達成感を持つかってのは、人を雇わないで
自分でやっている立場としては設計するのが本当に難しいと実感している。
ある程度まで来ると本当に馬力が出なくなってくるので。

自分はこれが得意、これが苦手ってのがあっても、それは人を雇った瞬間にガラッと変わる。
独立当初事務処理がつらくて辛くて仕方なかったのだけど、事務スタッフを雇った瞬間から、
スタッフに一任することになり、今は逆に事務処理だけで完結する仕事が欲しいな
となってしまっている。

勤務弁理士時代はできなかったりやらせてもらえなかったから、
独立してからやるぞって思っていた仕事って、
独立してから4-5年もすると一応一通りはやる機会を持つことができる。
そうなると、あれをやってみたいこれをやってみたいって
好奇心は少しずつ消滅してくる。自分を駆動させるエネルギーが減る。

お金を稼ぐって言ってもスポットで一回限りだといかに金額が大きくても知れているので、
継続的に入ってくる仕事でないとあまり意味はない。
となると、その仕事に対してどれだけ意欲的であるかってのはすごく大事になる。
モチベーションって何かを突き詰めたくて今基礎心理学の本を読んでいる。

令和3年度初日の近況報告

ブログ更新も滞るようになりつつ、今日は4月1日、今年も新年度に入りました。
弊所の状況ですが、特許事務所開業して4年くらいはこのまま右肩上がりで
行けたらいいなと思っていたところ、その後は足踏みが続いています。
それは主に私の体調がここ2年ほど思わしくないのが主な原因ですが、
結婚までしたところで一区切り感がついてしまったのも原因かもしれません。

もう少し色んなチャレンジをしたり、情報収集をしたりしつつ、
そのアウトプットとしてのブログ記事を書いたりなどしたいのですが、
どうもここ2年ほど思うように行っていません。
人生にはこういう防戦の時期もあるかなということで
養生しながら、当面の仕事をこなしていくことに専念しています。

このブログは業界情報を発信するというのをメインテーマをしてきましたが、
自分が始めた頃ほとんどなかったそういうブログ記事もすっかり増え、
長きにわたって書かれたブログも少なかったところ、年数も長く
続いているブログ記事もかなり増えてきました。

そんな中でこのブログの存在感というのも昔ほどはなくなっているのですが、
状況は常に流動的ですので、その都度情報を集めて発信することで、
色んな意味で輪の中心にしていくことが営業面でも効果があるはずなのですが、
そういうことがいまいちで来ていない今日この頃です。

あんまり前向きな感じの記事ではないですが、体力を回復して
反転攻勢していきたい今日この頃です。

最終合格者数287人(令和2年度弁理士試験)

2020年度弁理士試験は、最終合格者数が287人となりました。
昨年の合格者数284人、一昨年の合格者数260人、
2017年255人、2016年296人、2015年:319人、2014年:385人と、大体このくらいの推移です。

リンク先は以下の通りです。

https://www.jpo.go.jp/news/benrishi/shiken-kekka/2020gokaku.html

前年と合格者数はほぼ同じです。
本年度は何から何まで特殊だったので、走り切った方は
本当にご苦労様でしたという思いです。
ただ、せっかく本年度合格したのに、祝賀会的なものが
ほぼできないのは本当に残念ではあります。

弁理士試験合格後に就職活動予定だった方はこれから急ぎになりますね。
それと、実務修習、そしてその前の各種振込なども待っています。
ともあれ、合格された方はおめでとうございます。

 

ツイッター攻略法まとめ

まとまったトピックがまとまらないと着手できないブログに比べて、
最近はとりあえずちょちょっとツイッターの比重が高くなっています。
それでも最初はツイッターの取り扱い方、楽しみ方のようなものが
分からず、右往左往していたました。ここにきてなるほどこうやって
攻略していくのかということが見えてきたので、その辺をまとめてみます。

せいぜいフォロワー数1000とかなので大したことはないのですが、
とっかかりのところが難しかったと思っているのと、
案外初心者向けのツイッター攻略法のサイトって
なかったので、参考になればよいなと思っています。

ツイッターのやり方、なんかのサイトだと読み手にとってためになる
記事を書く、等と書いているのですが、それじゃわからないですよね。
ツイッターツイッター独自の文脈があり、書き方読み方も
勘所をつかめて初めてコンテンツのまとめ方が見えてきます。
正直慣れが必要ではあります。


1.まず情報発信するのではなく、情報を受信する

情報発信ツールだと思ってまず発信することを考える人が多く、
自分もそうではあったのですが、最初は情報集めから入るべきです。
特許の明細書もまず書くより人のを読んだ方がある程度しっくりきますよね。

なので興味あるアカウントを探していくつかフォローしていきます。
例えば知財系なら「弁理士」「知財」なんかのワードで
ツイッター検索すれば色んなアカウントが出てきます。
読んでて面白いなと思うアカウントをフォローしていけばよいです。


2.リプライ、リツイート、いいね

読んでみて良いなと思ったツイートにはリプライをしてみるのも良いです。
リプライのポイントは相手の意見を肯定することです。
自分はどうしても批判から入ってしまうところがあり、
そこでぶつかってしまったことがあって反省しています。
文字だけなので、批判は読み手からすると相乗以上にとげを感じます。

まあリプライは抵抗もまありますし、ちょっと上級者向けでもありますので、
いいなと思ったツイートにハートマークの「いいね」を押すのが一番良いです。
いいねが押されたかどうかは、読み手は案外気にしていますから、
肯定的に見てもらえる可能性が高くなります。

もう一度読みたい記事はリツイートをすると、自分のタイムラインに表示されます。
興味ある記事をたくさん探っていって、どんどんリツイートしていくと、
自分の興味ある記事でタイムラインが満たされて行きます。
それを他人も見ることができるので、この人はこういうことに興味があり、
こういう考えで、こういう人なんだという印象になっていきます。


3.初期は自分のフォロワー、ツイートは気にしなくてよい

ここまで自分のツイートは気まぐれにしても良いですが、
特にしなくても良いです。
自分のお勧めは読み専、リツイート専から入るのがちょうどよいかと思います。
数たくさん読んでくとある程度ツイッターの文脈というものが
見えてくるので、その辺の不文律を踏まえながら、
こういうツイートをすると面白いかも、ということを考えて
ツイートを試行的に増やしていくと良いでしょう。

この段階ではフォロワー数は気にしなくてよいと思っています。
自分はまずタイムラインを整えるのが先と考えます。
タイムライン=明細書のようなもので、まずいい明細書を書くことですよね?
自分の一連のタイムラインを見て、自分を客観的に見て
面白い流れにしていくのが最初と考えます。
大体ずっとフォロワー数が少ない人はタイムラインもつまらないです。

フォロワー数が少ない人は自分の不満、自己主張、自分の意見、
そういうもので満たされがちです。テレビ見てきたような政治的意見、
タレント、芸能人への批判。それ読みたいかって話ですよね。
しかし発信から入ると意外とそういうところから始めてしまいます。
ご意見番的なものは求められていないのです。

あと人のツイートに対する批判ですが、これは上級者テクニックです。
最初は、む、と思いつつスルーしておいたほうが良いでしょう。
少ない文字数で文字だけだととげが先に立ちます。
不用意にしたツイートで関係悪化を刺せるだけのことが多いです。
それでいて別に人から共感されるわけでもありません。

いいねやリツイートが入りやすいツイートを最初は研究することに
専念し、それを見ながら自分も試す、みたいなとこから始めると良いです。
拡散するツイートは多くは「まじで?」という感じのものですが、
自分でやろうとするとなかなかできるものでもなく、
中々よくできていると気づくと思います。

その辺をトライアルエラーしていくのが良いです。

タイムラインについて、自分のツイートだけにする人、
リツイートと半々にする人、それぞれいますが好みだと思います。
自分はリツイートと半々くらいを目指しています。

ツイート数ですが、多ツイート派と1日数ツイート派がいます。
興味半々くらいの人がたくさんツイートするとフォロー外したくなります。
しかし、ツイートをたくさん流し込むと自分への関心は高まります。
一長一短です。自分はロイヤルフォロワーを増やすべきという立場から、
ツイート数は多めにしています。


4.フォローを増やし、フォロワー数を増やす

そして徐々にフォロワー数を増やすことを考えていっても良いのですが、
基本は自分からフォローして、いいね他を通じて反応してもらい、
フォローバックで増やしていくのが基本系になります。

ツイッター始めると相互フォロー歓迎というツイートを見かけると思います。
相互フォローすると確かにフォロワー数は増えますが、お互い興味ない訳ですよ。
お互い興味のない状態で相互になっても互いに反応しないですし、
それ以上に興味のないツイートがタイムラインを占めていくようになります。

自分のタイムラインは興味ある人のもので占められるようにしたいですし、
数字上のフォロワー数よりも、反応率の高い正味のフォロワー数を
大事にすべきと考えます。

ただ元に戻りますが、あくまでフォロワー数は結果であって、
自分のタイムラインを自分で見て読んで良いものにすることが重要です。
その結果としてフォロワー数は増えていくものと考えます。
最初はなかなか増えないですが、指数関数的に増える性質のもの
であること、最初は数字的なものよりも品質を重視すべきである、
ことから粘り強くやっていくべきです。

そしてすべては基本人真似からのスタートです。
いいなと思った人のやり方を取り入れていきましょう。


5.クラスタに入る

ツイッターツイッターの集まりというよりも、知財クラスタ、弁護士クラスタ
会計士クラスタ、不動産クラスタ、のように別々の
知財クラスタでも明確に区分されていませんが、実務系と、受験者系が
緩やかに別になっています。自分は実務つぶやくことは稀で、
知財関係の時は業界ネタですね。

その辺の自分に興味のあるクラスタを見つけてまとめてフォローして、
興味ないものを外していく感じで初めて見ると良いでしょう。
そしてそれぞれ面白いネタもリツイートで流れてきますので、
そのアカウントを見に行って、タイムラインを見て、面白そうなら
そのアカウントをフォローしていく感じで世界を広げていくと良いと思います。