弁理士うめざわブログ

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STAP細胞とこれにまつわる報道

例のSTAP細胞については、そもそも自分はiPS細胞自体全然関心が持てず、
「そうなんだ」という以上の感想がなかったのですが、
世間は思わぬ方向にヒートアップとのこと。
まー若い女性が世界的発見となるとそういう方向になるでしょうね。

彼女の実績にもっと注目してといってもそんなこと世間は分かるはずないです。
世間にとって、ニュートンはりんごが落ちてきた人で、
ガリレオは「それでも地球は回ってる。」と叫んだ人です。
小保方さんについては割烹着くらいしか理解できるはずないじゃないですか。

ともかく、それにしてもこういう科学者のイメージとしては
ずいぶんと若いよなというのはあります。
その辺はこの辺読んでくとなんとなく推察される部分があるのですが、

http://d.hatena.ne.jp/scicom/touch/20140201/p1

世間の通説からいうとむちゃくちゃなことを言って、
それを実験で立証してしまうことで一発大逆転を起こすわけですね。
そりゃ本人の能力とか努力とはあるでしょうけど、
そういうエキセントリックなとこがないと
そういうのって出てこないですよね。
ベンチャー企業を起こして「俺は世界一の会社にしてみせる」とか
そういう系統のパーソナリティが必要なのでしょう。

世間の常識というのは普通はそのとおりになるはずなので、
そこに逆らって全力でつっこんでも失敗してしまう人が多いわけです。
自分はそれやるか?っていうと、そんな冒険しないです。
多少の冒険はするでしょうけど、一世一代の大冒険ですよ。
中村修二氏の著書を昔読んだとき、むちゃくちゃやるなと思いましたが、
そういうのないと、なかなか大発見って出てこないですよね。

まあ頑張れと、それ以上言いようがないです。
自分はもっと平穏な世界がいいかな。

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