口述試験の合否は8月末まででほぼ決まる
時期的に弁理士試験関連の話題かなあということで、
論文試験を受けた人は一旦小休止のタイミングになると思います。
選択科目はこれからが佳境なので休んでられないですけどね。
じゃあいつ頃から口述試験の勉強を始めるかですが、
口述試験直前の追い込みというのは案外役には立ちません。
直前に詰め込んだ知識が有効に働く試験ではないからです。
条件反射で出るような知識の範囲でしか答えることができないので、
記憶が定着するまでの期間も必要です。
あと直前になればなるほど定番部分の知識の確認に追われがちで、
性格の悪い口述試験は、そういうところからは出ないことが多いです。
比較的早い段階でこの辺もおさえとこう、という程度で
フォローするくらいの内容が試験に出ることが多いです。
大体8月ごろ読み込むような内容が、試験の出題範囲と重なる傾向です。
あまりマニアックすぎるところも減る傾向ですが、
ど定番だけで何とかなる試験でもありません。
直前期にやった内容ってあんまり出たような気はしません。
ヤマを張れば張るほど逃げていくのが口述試験なので。
その辺を考えるといつぐらいから勉強を再開するかが見えてくると思います。
選択試験終了ごろには始めてないと厳しいかなあという感想です。